ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

小説に書けなかった自伝

2012-06-11 23:38:16 | 本と雑誌

新田次郎さんは、私の認識としては、藤原正彦さんのお父さんとして知っている。
それも言い過ぎか。もちろん、山岳作品のいくつかは私だって知っている。
その新田次郎さんの自伝。
素晴らしい。

ところで、彼の周りにはどうして文筆家がそろうのだろうか。
才能は才能を呼ぶ?

それとも我々には才能が全くないのか?身の回りの才能を発掘したい。

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呪いの時代

2012-06-11 06:08:21 | 本と雑誌

内田樹さんの本を読む。
呪いの時代とは言いえて妙である。
<他者へ祝福の言葉を贈ることこそが、自分を愛することになる>と帯にあるが、その通りだと思う。
最初は、自分の他者への働きかけなのだと思う。皆がそう思うことが大事だ。

目次

Ⅰ 日本のことを考える
 第1章 呪いの時代
 第2章 「祝福」の言葉について
 第3章 「後手」に回る日本
 第4章 英語が要らない奇跡の国
 第5章 「婚活」と他者との共生
 第6章 「草食系男子」とは何だったのか
 第7章 『日本辺境論』を超えて
 第8章 これからを生き延びる智恵
 第9章 神の言葉に聴き従うもの
Ⅱ 未曾有の震災の後に
 第10章 荒ぶる神を鎮める
 第11章 戦争世代と科学について

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