会社の人に勧められて読んだ本。清水勝彦先生は、東大法学部卒業後、ダートマス大学MBA、テキサスA&M大学Ph.Dを取得。8年間の戦略コンサルタント(コーポレィトディシジョン)経験を積み研究者に。現在は慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。
戦略もさることながら、実行の重要性を説く。さらには組織的コミュニケーションが大事であるともおっしゃる。
なかなか興味深い。
こういう本は、我々の経験を後から説明してくれるとは思うが、なかなか言う通りにはできないな。疑似体験と思えばよいのだろう。
目次
第1部 戦略実行の「今」
第1章 戦略実行の原点
第2部 戦略実行の問題点
第2章 戦略と実行
第3章 戦略実行の失敗分析
第3部 組織におけるコミュニケーション
第4章 コミュニケーション
第5章 コミュニケーションと戦略実行
第6章 コミュニケーションの論点
第7章 戦略の共有化・コミュニケーションに関する研究の示唆
第4部 組織の実行力向上に向けて
第8章 組織の実行力を測る10の質問
第9章 まとめ 今の日本の経営の問題
あとがき