会社の若い仲間に借りて読んだ。自分では、買って読まないジャンルの本である。
久しぶりに、知的興奮を味わう本を紹介された。破壊的技術、過去の成功体験等、実例を元に分かりやすく説明する。
なお、原題は、「The Inonovator's Dilemma」であり、「イノベーションのジレンマ」ではない。これは、重要な差だと思う。
Innovatorにならなければ、Dilemmaもない。Innovatorになり、しかもそれを正しく評価しなければならない。
目次
第一部 優良企業が失敗する理由
第1章 なぜ優良企業が失敗するのか -ハードディス業界に見るその理由-
第2章 バリュー・ネットワークととイノベーションへの刺激
第3章 掘削機業界における破壊的イノベーション
第4章 登れるが、降りられない
第二部 破壊的イノベーションへの対応
第5章 破壊的技術はそれを求める顧客を持つ組織に任せる
第6章 組織の規模と市場の規模に合わせる
第7章 新しい成長市場を見いだす
第8章 組織のできること、できないことを評価する方法
第9章 供給される性能、市場の需要、製品のライフサイクル
第10章 破壊的イノベーションのマネジメント -事例研究ー
第11章 イノベーションのジレンマ -まとめ-
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)