ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

官僚たちの夏

2024-10-04 12:02:59 | 本と雑誌
城山三郎さんを最近読んでいる。
この本は「小説日本銀行」とともに、大学生時代に読んだはずだが、もう忘れていた。
最近の人たちはこの本を読んでも官僚として力を発揮しようとは思わないだろうな。
ふとっちょパパが若い時には、このような人たちがいるのだなと思った。
自分はなれないし、なろうとも思わなかった。
昔の本は興味深いが、本当だとすると大変な時代だと思う。

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緊急重役会

2024-09-30 17:34:19 | 本と雑誌
城山三郎さんの小説を続けて読む。
昭和37年(1962年)から昭和47年(1972年)に発表された企業小説。
私が、小学生から高校生時代の小説である。
サラリーマンというか社長を扱っているが、随分と今とは違うのだろうか。
それとも多く会社はいまでもそう変わらないのだろうか。
興味深く読んだ。

目次

緊急重役会
ある倒産
形式の中の男
前々夜祭
解説・楠木建(一橋大学教授)
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イースト・リバーの蟹

2024-09-30 07:47:58 | 本と雑誌
城山三郎さんの目の前にある図書館においてある文庫本をすべて借りてきた。とは言っても5冊。
もっと多くの作品を残されているから、一部だけということになる。
この短編集は、以前単行本未収録作品とされていたものらしい。
確かに城山三郎さんの作品にしては中途半端な感もあるが、それぞれ興味深い。
有名どころでない作品も城山三郎さんだと思い、読んでいる。

目次

イースト・リバーの蟹
遠くへお仕事に
カルガリ駐在員事務所
黄色い月光族
堂々たる打算


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そうか、もう君はいないのか

2024-09-29 16:09:10 | 本と雑誌
気になっていた本だが、読むことなく今に至る。
図書館でふと目にし、読むこととした。
城山三郎さんが好きでないと、心にしみようが違うかもしれない。
夫婦仲が良かったのが良く分かる。
ふとっちょパパは、仲が悪くは無いが、こうはならないな。
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学・経・年・不問

2024-09-28 20:35:36 | 本と雑誌
城山三郎さんが1976年7月に刊行した文春文庫の新装版を読む。
城山三郎さんのいわゆる経済小説の書き手として「もう、きみには頼まない 」「小説日本銀行」などを読んだことはあった。
こんなに楽しいユーモア小説をお書きになるとは知らなかった。
一気読みをする。

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明日は日曜日

2024-09-27 11:01:18 | 本と雑誌
図書館で見つけ、源氏鶏太さんの本を久しぶりに読む。
初出は1952年(昭和27年)であり、以前読んだのは2021年2月なのだが、全く覚えていない。
ただ、気楽な娯楽小説で、元気になれる。
こういう時代が楽しそうだ。
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 バタン島漂流記

2024-09-26 08:20:12 | 本と雑誌
西條奈加さんの本を図書館で借りているが、この本は順番が回ってくるまでずいぶん待った。
漂流記は色々とあるのだろうが、小説の手練れによるものであり、一気に読むこととなった。

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日本エリートはズレている

2024-09-26 08:06:22 | 本と雑誌
道上尚史さんは外務省きっての東アジア通とのこと。
表題は扇情的だが、書いている内容は落ち着いている。
2017年1月10日初版発行であるが、今でも通用するのだろう。

目次

第1章 日本が知らない世界
第2章 「優秀な日本はどこへ?」―知日派の指摘
第3章 どの国も必死に国づくり
第4章 日本ビジネスは強い?
第5章 途上国、グローバリゼーション、国力
第6章 外から学ばなくなった日本
第7章 日本の常識と世界のギャップ
第8章 アウェーでの日本発信―中・韓・ドバイ現地レポート
結び 「接戦の時代」と日本
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婿どの相逢席

2024-09-22 07:05:44 | 本と雑誌
西條奈加さんの本を久しぶりに読む。
人情ものの設定であるが、ひねりが利いており、最後のページまで読ませる。
西條奈加さんは手練れだと思う。
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日本外務省はソ連の対米工作を知っていた

2024-09-20 22:50:52 | 本と雑誌
江崎道朗さんを知り、図書館にある本を少しずつ読んでいる。
戦前の日本の外務省の力を知ることにもなる。
過去に関するバランスの良い知識、今後のあるべきインテリジェンスを考える参考にもなる。

目次

はじめに――日本版「ヴェノナ文書」の存在
第一章 戦前の日本のインテリジェンスと国際共産主義
第二章 『米国共産党調書』作成の背景
第三章 米国を覆った「赤の恐怖」
第四章 内部抗争から「人民戦線」へ
第五章 スパイを送り込め――内部穿孔工作
第六章 スパイとテロリストの養成
第七章 ユダヤ工作と活動資金
第八章 マスコミとハリウッド乗っ取り工作
第九章 反日宣伝を繰り広げたキリスト教・平和団体
第十章 第二次大戦後、明らかになった対米秘密工作
おわりに――若杉要総領事の奮闘

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日本人が知らない近現代史の虚妄―インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

2024-09-17 20:27:43 | 本と雑誌
アメリカやヨーロッパでは近現代史の見直しが、機密文書の情報公開などにより、進んでいるとのこと。
日本は、アメリカの言うなりの歴史観だったが、そのアメリカが見直しをしているということは、日本の歴史観もアップデートが必要だと思わされる。
江崎道朗さんは、1962年生まれというからふとっちょパパより4年ほど若い方。時々東京都生まれという書き方をされているが、WIKIでは福岡県大川市となっている。
福岡市生まれのふとっちょパパとしては、福岡県出身と言っていただいた方が親近感がわく。
それにしても、自虐史観がどうのこうのと言うよりもっと根源的な問題がありそうで、そのことを知らなかった方が恐ろしい。

目次

第1章 冷戦終結と共に始まったヨーロッパの近現代史見直し
第2章 独ソの戦争責任追及から始まった東欧「民主」革命
第3章 ソ連と共産主義の責任を追及する欧州議会
第4章 「強い日本派」と「弱い日本派」
第5章 東京裁判は間違いだった?
第6章 ヴェノナ文書と米国共産党調書
第7章 変わりゆく「リメンバー・パールハーバー」
第8章 敗戦後の日本の命運は誰が決めたのか
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中野「薬師湯」雑記帳

2024-09-15 07:25:46 | 本と雑誌
中野「薬師湯」というところで興味がわく。
上田健次さんという方は存じ上げなかったが、読んでみる。
登場人物に気持ちが入らないが、場所の設定に興味がわくので読み進めた。

目次

結び
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諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

2024-09-14 17:18:18 | 本と雑誌
エストニアにあるタルトゥ大学ヨハン・シュッテ政治研究所在籍の保坂三四郎さんの本。
ソ連という国を理解するには必要な本だと思う。
KGBから始まる歴史の部分を丹念に読む力は無く斜め読みした。
ウクライナに関する記述は最近のことでもあり、実に興味深く読む。
どのようにして騙されないのか、しゃべっている人は誰なのか等よくフォローすることが必要なようだ。

目次

第1章 歴史・組織・要員―KGBとはいったい何か
第2章 体制転換―なぜKGBは生き残ったか
第3章 戦術・手法―変わらない伝統
第4章 メディアと政治技術―絶え間ない改善
第5章 共産主義に代わるチェキストの世界観
第6章 ロシア・ウクライナ戦争―チェキストの戦争
終章 全面侵攻後のロシア


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国家なる幻影 わが政治への反回想

2024-09-13 12:34:59 | 本と雑誌
石原慎太郎さんの本。
マスコミからは評判が悪かったが、日本のためには良く働いたのではないかなと思う。
自分も含め、国のために働くという人は少ないのだと思う。

目次

ベトナムから政治へ
選挙なる処女体験
弟・裕次郎との全国遊説
姑息な牛歩国会
沖縄で見た核
政治がもたらしてくれた人間関係
殿様候補の登場
参院議長選でのミニクーデタ
三島由紀夫氏からの公開状
金権角栄との対決〔ほか〕
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もっこすの城 熊本築城始末

2024-09-07 17:45:56 | 本と雑誌
図書館で気になる本を見つけた。
伊東潤さんの本である。
伊東潤さんの名前は知っていたが、読んだことが無かった。
熊本は勤務したことがあり、熊本城は毎日職場から見ていた城でもある。
実に興味深く読んだ。

目次

プロローグ
第一章 蛇目紋の家
第二章 反骨の地
第三章 日之本一之城取
第四章 天下静謐

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