こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

モーターサイクルで秋の房総トレッキング

2014年10月19日 | BMW Motorrad

 某「BMWモーターサイクル」専門誌の「ヒミツ集会」がきっかけで知り合い、今でもメールのやり取りなどで結構長いお付き合いをしている方がいます。それが「すずき」さんで、この「こなここブログ」の常連さんなら、「コメント」でそのお名前を見た事があるかも知れませんね。私が「K1200S」から「K1600GT」に乗り換えた時に、「お披露目会をしましょう」とお誘いを受け、先週に予定していたのですが、2週連続の「関東台風直撃」とあいなり延期…。そして本日「カティアさんお披露目会」をしてきました。

 今回は千葉県房総半島の「大福山」周辺で開催する事に。そして「高滝湖」周辺にある「水上テラスとつり広場」の駐車場にて集合し、「大福山」へ行く事になりました。

 「すずき」さんは知り合った当時は「BMWモーターサイクル」を所持していましたが現在は手放しており、それ以前から所有していた日本メーカーの「250ccトレールタイプ」を乗っており、今回もそれで登場されました。

 「集合場所」にて簡単に撮影会をして、「K1600GT」について話した後は、「大福山」へ移動です。この日のために「すずき」さんがレッキしており、それによると「スギの落ち葉や台風による落ち枝が路面に結構ある」ような状態と、走るには少々気を使うような状態なようでして、「K1600GT」の重量と使用用途から心配をされていましたが、そこは何とかなると私は思っていましたので、出発です。

 確かに言われたとおりスギ葉や枝が結構ありましたが、舗装はされていますので、ダートよりも安心して走れる状態。コレがダートですとやはりキツイモノがありますからね。道幅は2.5m程度でしょうか?クルマ一台分程度ですけど、モーターサイクルにとっては十分は道幅です。カーブもそんなに急ではありませんし、何よりもクルマは1台も見ませんでしたので、そこは楽でしたよ。スギ葉は思ったよりも滑る感覚は無く、少し気を付ければ問題無い感じ。「すずき」さんはさすが、走りなれている道ですし、モーターサイクルの経験も長いですから、とても安定した走りで、私にとっても丁度良い速度で進み、「大福山展望台」へ。ここで展望台から景色を眺め、展望台の近くにあるベンチで昼食をとりながら様々なお話をし、13時半過ぎに再び出発です。

 「すずき」さんの話によると、「明治時代」の日本のトンネルのほとんどは房総にあったようで、しかもその殆どが「手掘り」なそうです。なんでも、河や小山で迂回するよりもトンネルを掘ってしまった方が早いということで、「個人レベル」でトンネルを掘っていたようですね。「展望台」から出発し、そのような「トンネル」を見せていただきました。

 実際にトンネルを近くで見ると、多くのトンネルとは違い、まず、形が半円では無く「五角形」をしているのです。当時は当然「手掘り」ですから、その方法で一番効率の良く崩れ難い形が五角形だったのでしょう。まぁ山自体もそんなに高くは無いので、半円でなくても耐えられ、なおかつ「五角形」ですと上からの荷重を分散させる事ができ、円を掘るよりも形が安定しますからね。そして、トンネル内の地質は「砂岩」のようなモロイ地質であり、岩盤とは違い、簡単に掘り進める事ができたのでしょう。山奥にひっそりとあるトンネルはなんだか格別な感じがありますよ。

 その後、今まで後を走っていたのですが、交代をして私が前を走る事に。路面状況や初めての道と言うこともあって少々心配でしたが、ココは「カティア」さんのテストも兼ねて自分のペースで走る事に。幸い「NAVI」に道は出ているので、道の曲率はある程度解りますから、問題は路面状況と、台風の影響で倒れ掛かっている木が道の上、低い所に無いかですね。始めは少々おっかなびっくりで走っていましたが、だんだんとペースがつかめてくると、やはり楽しくなってきますね。速度は極端なハイペースではないですが、道を楽しむように走る事ができましたよ。

 そうそう、途中のブラインド気味のコーナーを抜けたら「キジ」が道の真ん中にいて驚きましたよ。当然ですがキジの方もかなり驚いていたでしょうね。上がうっそうとした木が多いので飛びはしませんでしたが。それと、「ニホンザル」もいましたよ。房総自然がいっぱいですわ。

 普段自分では行かない道でしたし、山の中の小道をトレッキング感覚で走るのはとても楽しいですね。今日はホントにありがとうございました。また機会があれば、ご案内をお願いいたしますね。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「神仙自治州 人類研究所 人類民族調査部 民俗学調査課 東亜分室 室長代理」である「佐々木 紗耶香」さんです。「神仙自治州」、つまり「魔女」であり、「伝承・民間信仰・生活技術の継承・記録の統括および聞き書き」を専門にしている部署に所属している方なのです。「地上観察員」となった「カティア」さんの「案内」という事で選ばれたのは「神仙自治州」の「人類研究所」で「民俗学」を調査しており地上に詳しい「さや」さんだったのです。まずは自己紹介から。

コメント (4)
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