こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

東京オリンピックと新幹線。

2014年10月05日 | 博物館・科学館

 今から50年前、1964年。この年には「新幹線」が開通したのですが、もう一つ大きな出来事がありました。それが「東京オリンピック」。今ですと「東京オリンピック」と言うと2020年の話になってしまいがちですが。まだまだ1964年の方がしっくり来る言葉ですね。そんな二つに焦点をあてたのが「江戸東京博物館」で9月30日から開催されている「東京オリンピック・パラリンピック開催50年記念特別展 東京オリンピックと。新幹線」展なのです。

 1964年。当然私は生まれていませんし。話しか聞いた事の無い時代です。昭和39年と言えば戦後19年後。まだまだ戦後の影を引きずっていた時代。そんな時代に行われた「オリンピック」は当時は「日本の民主化」と「経済復興」を果たしたのを世界にアピールする国家事業。その中で「世界一の超特急」として「新幹線」が開業されています。この展示では3つの「章」により構成されており「一章」で「戦後から高度成長期まで」の東京の社会。市民生活の変化が紹介され。「2章」にて新幹線。「3章」では東京オリンピック・パラリンピック」関連の資料が展示されています。

 「新幹線」については当然「鉄道模型」や新幹線の車両の一部が展示されており、新幹線の開業に至るまでの資料、1000系試作車両の模型などのが展示されています。東京オリンピックに関しては「当時の誘致」の資料である競技場や会場模型それとポスターが展示されています。特に「ポスター」は今見ても古さを感じないとても良いデザインですよ。そうそう「パラリンピック」は「東京大会」で2回目になり、このときに正式に「パラリンピック」と言う名称がつけられたそうです。いわば「東京」で「パラリンピック」が始まったとも言えますね。ただ当時は「オリンピック」よりも物凄く「下位」の大会とされ、競技も2日間だけ、「選手村の一角」を使ってと今にように華々しさは一切無く、競技に使われる「車イス」も一般的な車イスで専用品ではありませんからね。

 毎回思うのですが、江戸東京博物館では「映像展示」が少ないんですよね。なんだかんだ文章資料や当時の品物があっても「生活風景」は「その当時の映像」がないと伝わり難いんですよね。特に「オリンピック」の時の映像は結構残っているはずなんですがね。映像は3箇所ほどしかありませんでしたからね。企画自体は面白いのにコレは残念ですよ。

 でも「2020年東京オリンピック」が開催されるときってこの当時と同じように何か変わっていくのでしょうかね?

 それでは、本日の登場人物はこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星 東亜支局 現地観察員」で「ソーシャル族」つまり「魔女」の「ルーティー・ウィリス」さんです。「ルーティー」さんは魔女であり、「精霊世界の住人」ですから「精霊世界の1年」である「周期年」が基準になります。「1周期年」は「地球では64年」になり、魔女の平均寿命は「80周期歳」になります。そう考えると50年は魔女たちにとっては去年のコトになるのですよ。ちなみに背景が「東京オリンピックと、新幹線」のポスターです。

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