毎年この時期になると「久喜プラネタリウム」では「ほしぞら質問箱」なるテーマ番組が投影されます。
この「ほしぞら質問箱」はこの1年で「アンケート」の書かれた質問のなかから選んだ物に対しての回答となりますが、中には抽象的過ぎる質問もあったりして、なかなか難しいのですよ。それでもって今回の質問は、ほしはきえるの?。星の数は?双眼鏡で惑星、星の見え方は?他の星から見た地球は?流れ星って?の5つ。
まず「ほしはきえるの」ですが、コレはどういう意味を持って消えるのかが問題でして、昼間になって星が見えなくなるのか?それとも超新星爆発によって消えてしまうのか?ですね。どちらにしろ「消える」には間違いないですけどね。
「星の数」ですが、人間が一般的に眼で見える星は6等星までといわれ。それで考えると「約4,000個」になりますが、「ろ座」にある八ッブル・エクストラ・ディープフィールド」では0.1度角に5500のも銀河が確認されていますから、それを考えると「星の数ほど」になりますね。
「双眼鏡」での見え方ですが。まず「双眼鏡」と言っても「オペラグラス」から「本格的な物」まで様々ありますが「天体観測」では「7倍」が多く使われる傾向があり、コレですと「いるか座」が全て入る視野を持っています。コレですと「土星の環」は難しいですが、アンドロメダや散開星団は見ることもできます。
今回一番面白いのがコレ「他の星から地球はどう見えるの?」です。地球は「惑星」ですから、太陽の光を反射して光る事になるので、実はあまり遠くからだとほとんど見えないんですよね。それでも「青く輝いて」見えます。水星。土星からの見え方はホントに「点」ですよ。
「流れ星」。基本的には砂粒大の宇宙からのチリやホコリが大気による摩擦で光るもので。「星」がなくなってしまうわけではありません。最近は「流れ星」の明るい現象である「火球」を見たとの情報がツイッターなどの「SNS」にアップされる事が多いので、目撃情報の「何時にどの方角」が解れば大体どこら辺で流れたかはすぐにわかる様な時代になり、彗星観測も今後変わっていくのでしょうね。
と、まぁこんな感じの「ほしぞら質問箱Vol.7」でした。
それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。さぁ。質問答えちゃいましょ。