こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

目盛環で星を探そう。

2014年10月18日 | 自然観察

 昨日は「久喜天文自然クラブ」の定例会であり、先月学んだ「目盛環」による天体導入を実践する事になりました。

 まず、基準となる「極軸合わせ」からです。今回の機材は「久喜プラネタリウム」ので「ペンタックス」の「100ED」で行いました。いつもは大体「北」に向けているのですが、「極軸望遠鏡」で「北極星」を入れて、ほぼ正確に極軸を合わせ、それから、目盛環「赤経」を0にしてから「基準星」を導入します。今の時期では「基準星」として目立つのはやはり「夏の大三角」でしょう。

 まずは「ベガ」からです。ベガの座標は「18h40m、39°」ですから、目盛環で赤経を「18h40m」に合わせそして赤緯を39°にすると、目盛の誤差はありますが、ほぼ視野に入ってきます。そして、そこからもう一つの「基準星」となる「アルタイル」へ。こちらは「19h51m、9°」。先ほどと同じくあわせて行くと…。大丈夫です。ファインダーのほぼ中央にアルタイルが入ってきています。

 この状態で「多少のズレ」はあるが「ファインダー」内に入る程度の誤差であり「天体写真」をするには精度不足ですが、目視観察では問題の無いレベルですね。

 確かに「極軸合わせ」は面倒ですし、時間もかかりますが、それをクリアしてしまえば、後は座標を「スターアトラス」等の「星空地図」によって「座標」にあわせてあげれば良いわけですからね。「目盛環」で合わせて導入するには「目に見えない天体」をある程度簡単に導入できる事になりますからね。今後も楽しくなりそうですよ。

 それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」が関連している話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。「シア」さんも「目盛環」による導入を先日教わり、実際に挑戦中です。果たして巧く天体を入れる事ができるのでしょうか?

コメント (2)
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