昨年、「筑波実験植物園」へ行った時に一枚の「周辺科学館・博物館」などのチラシが眼に留まりました。「きてみて さわって コキアカーニバル」。そこには一面が赤くこんもりとした何かによって覆われており、興味を持った私はその「国営ひたち海浜公園」へ行こうと計画していたのですが、予定が入ったり、出勤が合わなかったりで結局行けずじまいでした。
そこで、今年は行こうと以前より計画を練っており、そして本日行ってきました。
「国営ひたち海浜公園」その名の通り「国営」であり「国」が運営している自然公園と遊園設備を持った施設でして、場所は「茨城県ひたちなか市」と東京からですと片道100kｍ以上と少々遠い場所になりますが、常磐自動車道から北関東自動車道へ入り「常陸那珂有料道路」でほぼ真ん前まで行けるとさすがに「国営」なだけはあります駐車場も「西駐車場」と「南駐車場」それに「海浜口駐車場」と3箇所あり、「西」「南」駐車場は相当な台数が停められるようです。駐車料金は「1日510円」と少々微妙な金額ですが、「障害者用スペース」が駐車場とは別にとられており、しかも20台以上は停められるというのはさすがです。
今回は「コキアちゃん」を見るのが目的ですから「西駐車場」へ。入園料は「大人410円」と手頃な値段ですね。それにしてもまぁ「広い」です。周囲に高い建物や山が無いので、見通しが良く特にそう感じますよ。それに園内には牽引式バスである「シーサイドトレイン」が引っ切り無しに周っています。とりあえず「西口・翼のゲート」から園内案内で「0.8km」を歩いて行きます。
しばらく案内にそって歩き「リュウキュウハギ」が目立ってきたところで正面を見ると、少し小高い丘があり、緑と赤のグラデーションがかかっているじゃないですか。そして周囲には「ソバ」の白い花と赤・ピンク・白の花がミックスされたコスモスが咲いておりとてもキレイな風景。「コキア」ちゃんは、まだ紅葉の始まりくらいですが、全体的に赤く色づき始めており、濃い場所やまだ緑のがあったりと変化に富んでいます。そして総数約32,000本と、丘を覆っている姿はホント圧倒されちゃいます。でもナンと言ってもその色もそうですが、「コキア」ちゃんがまあるくってカワイイのですよ。海からの風にぽわぽわ揺れたりしてマリモのようでもあったりして。場所によっては中まで入れて、実際に触れることもできますよ。ただ、その見た目とは違い手触りはガサガサ。これがポワポワだったらさらに良かったのですがね。そして、丘の上からは海が一望でき台風が去った後ですからね視界深度も良く20kmは見えたのではないでしょうかね。そこまで視界が良いと地球の丸さを実感できますよ。多分ですか来週半ばくらいになると一面真っ赤になると思いますよ。
そんな「コキア」ちゃんを堪能したら、歩いて一周してみる事に。途中の「大草原」では「パンパスグラス」が丁度ふわふわの「穂」を付け、澄んだ空に映えており「金色」に見えてとてもきれいです。それと、ココは「航空自衛隊」の基地が近いので「F15」「F4」「F2」。「C-1」「P-3C」さらには「政府専用機 102」も飛行中の姿が見えましたよ。
さて、大草原から「砂丘エリア」へ。実際に「砂丘」と言う感じは無いのですが、「砂丘」での植生植物が有ったり、海を眺める事ができたりと景色を楽しみながら、さらに進んで「プレジャーガーデンエリア」へ。ココは「遊園設備」があり、「観覧車」や「ジェットコースター」なんかもあり、大規模ではないですが「遊園地」として十分な設備があります。また、ここにはレストランもありますので、丁度昼時となり「ガーデンレストラン」へ。現在の限定メニューである「コキアカレー」を注文。「トマトベース」のルーで「コキアの丘」を表現しており、「ローズポーク」は柔らかくて味もしっかりしています。そして付け合せには「コキアの実」である「とんぶり」も付いてきます。「畑のキャビア」といわれている「とんぶり」はぶちぶちした食感でコキアカレーと一緒に食べると「コキア」を堪能できる気分になれますよ。
昨日の台風の影響で何軒か休んでいた屋台もありましたが、良い天気と適度な日光に風ととても好天候に恵まれて楽しめましたよ。来年も「コキアちゃん」に会いに行きたいですね。
それでは、本日の登場人物は「観光地」なのでこの方。。「はとバス」のバスガイドをしている「日本スピッツ」の「Chiefille」である「雪」さんです。今が見ごろな時期である「コキア」で有名な「国営 ひたち海浜公園」へ添乗してきた「雪」さん。その「コキアちゃん」の姿に…。ちなみに背景が「10月7日」現在の「国営 ひたち海浜公園」の「見晴らしの丘」の状態です。コキアちゃんも結構色づいてきています。
