チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

春の気配、いまだに浅き播州路

2014-03-01 10:49:52 | お出かけ・散策
3月1日(土)

 湘南の逗子で梅がほころび始めたのが立春の前でしたから、もうひと月近く前のことになります。
 この時期の関西は南関東より気温が低めだといっても、さすがに明石でも、少しずつ梅が咲き始めてきたので、KAZU君に会いに来ていた妻君が逗子へ帰る前に播州の梅の名所へ誘いました。

 兵庫県の梅の見どころの中で、もっとも本数が多く見応えのあるのは、姫路の西、たつの市の海沿いにある綾部山梅林です。
 でも、まだちょっと早いかもしれません。4年前の2月28日に、まだ1才だったKAZU君をベビーカーに乗せて行ったことがあって、あの時もまだ三分咲きくらいだったのです。それでも紅梅を中心にそれなりに梅の香を楽しんだ思い出があります。

 25日の火曜日でした。姫路から車で30分ほど、ちょうどこの日から気温が上がって行楽日和となったのですが、あいにくPM2.5とかいう微粒子が大陸から飛んできて、綾部山に登っても播磨灘に浮かぶ島々がほとんど視界に入らない状況。その上、心配していたとおり、一目2万本と言われる名所なのに、

 今回は、まだ
  ほとんど咲いていませんでした
  

 やはり、播州の春は南関東より2~3週間ほど遅いようで、この日は菅原道真の命日ということで、各地の天神様で梅花祭が行われる日なのに、満開になるのは3月の10日ごろということでした。

 やっと、
  早咲きの紅梅を見つけました
  

 この白梅は一輪だけで、
  あとはつぼみばかり
  

 山の中腹の一角に、
  少しきれいに咲いている所がありました
  
   


 綾部山梅林のすぐ向こう側にも梅のきれいな世界梅公園があるので、山を下りた後、あまり期待せずにちょっと立ち寄ってみると、斜面の向きの関係でしょうか、

 こちらは
  三分咲きほどになっていました
  

 この公園の建物はみんな中国風で、園内には門や楼閣がありますが、楼の上に上ってみると、

 瀬戸内海が目の前で、
  霞んでなければ絶景のようです
  

 蝋梅は早咲きなので
  満開です
  


 さて、この日は播州赤穂に宿を取っていたので、午後は大石神社や赤穂城を散策してから、宿の近くの景色の良い海岸へ下りてみましたが、

 やはり、
  家島諸島や小豆島は霞の中でした
  

 すぐ上に、桜の名所の御崎公園があって、車を停めてみると、

 梅の花も
  きれいに咲き始めていました
  
   


   早咲きの梅を探して靄の中   弁人


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KAZU君、今年も山陰でカ... | トップ | 明石の風格ある建造物-中崎... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お出かけ・散策」カテゴリの最新記事