チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

第6回「B1グランプリ」IN姫路

2011-11-16 19:42:51 | お出かけ・散策
11月16日(水)

 12、13日の土日に、姫路で大イベントがありました。「B1グランプリ」。

 昨年の厚木大会は43万人が押しかけたそうで、今年も大人気となりそうな気配。前日の情報では、前売りの段階で金券チケットが7万枚売れたとのことでした。

 「KAZU君は喜ぶかな」と思ったりしましたが、どうせ行っても行列の中でうんざりするだけだし、一人で行っても楽しくないだろうということで行く気は萎えていました。でも、土曜日の朝、快晴の青空に誘われて外に出ようとしている時に、江戸っ子のやじ馬根性が突然もたげて来て、思わず姫路方面の電車に乗ってしまいました。

  予想通り、ものすごい混雑の姫路駅
  
 明石から姫路まで新快速で20分ちょっと。下り電車はいつもすいていて、のんびりと車窓から景色を眺めることができますが、さすがにこの日は混んでいて、座ってなどというのは論外でした。

  駅前から姫路城へのメインストリート「大手前通り」
  
 歩道が広く、気持ちの良い大通りですが、この日は歩行者天国です。会場でない所へ行く人のバスやタクシーはどこへ行ったのか、とにかくお城周辺へは歩くしかありません。

 15分ほど歩いて、まずは大手前東側の第2会場に突入。駅からいちばん近いせいか、なかなかの人出。この会場の人気は昨年のグランプリ「甲府鳥もつ煮」です。最初はビールのつまみにと向かいましたが、

  並ぶことすらできません
  
 並んでも90分待ちということであきらめました。過去にグランプリに輝いた4つのグルメ (「富士宮焼きそば」は2回受賞とか) は「殿堂入り」ということで審査対象外ですが、さすがに人気は群を抜いています。

 大手前通りの向こうの西側が第3会場になっています。ここには明石の「玉子焼(明石焼)」が出店しています。実は、混んでいても何か一品食べて、清き一票を「あかし玉子焼」に投じようというのが目的で来たのです。

  私の地元「三崎まぐろラーメン」。30分待ちで、なかなかの人気
  

  ビールのつまみにしたい「本荘ハムフライ」も超満員
  
 隣の店の岐阜県郡上市明宝の「めいほう鶏ちゃん」という鶏肉の炒めものが10分待ちだったので、やっとノドが潤せました。

  ブラブラしていると、いました、ゆるキャラ明石だこ。果たして人気は?
  

  お店の行列は20人ほどで、1~2分待ちで買えそう
  
 「これじゃ、ちょっと勝ちめはないかな」と。でも、すぐ口にできるということもあってか、次々とさばけている様子。もしかすると、案外いい調子なのかもと思ったりしました。

  それはともかく、さっそく味わうことに
  

 おでんや揚げ物などもありますが、なんといっても、焼きそば、ラーメン、うどんの麺類やお好み焼きの類のいわゆる「粉もん」が多く占めています。
 明石の玉子焼も「粉もん」に入りますが、おでんやラーメンと同じくつゆに漬けて食べるというのが、こういう会場で食すには不利なのかもしれません。ごみ捨てエリアには汁物の準備もできていますが、混雑の中、そこまで持って行く面倒を考えると、簡単に処理できるもののほうに人が流れるようです。
 今回は、岡山の「ひるぜん焼きそば」がグランプリに輝いたそうですが、やはり、なんといっても食べやすいという有利さがあって、焼きそばは6回中4回目の受賞だそうです。あと二回は「厚木シロコロホルモン」と「甲府鳥もつ煮」で、これも食べやすくて、しかもビールのつまみになるので、こういう場にまさにもってこいという感じです。

 講釈はいいとして、「明石玉子焼」を食して箸を投票箱に入れた後、お城の北側にある第1会場へと、お堀の西側から向かいました。

  桜紅葉の上に、鮮やかに純白の西の丸が
  

  駅から遠いので、少しはすいているかと思いましたが、この人の列
  

  締めはやはり「焼きそば」になりました
  
  九州は大分の「日田やきそば」です


 このイベント、「味は一流、値段はB級」がうたい文句ですが、出店は食べ物だけとはいえ、雰囲気はさしづめ「大人のB級全国文化祭」といったところでしょうか。老いも若きもやっぱりお祭りは楽しいんですね。


   白鷺も驚く食の文化祭   弁人


 日曜日の夜のニュースで、「明石玉子焼」が10位入賞という報が流れました。会場が近かったので、私のように駆けつけた人も多かったのかもしれませんが、やっぱりおいしかったのだと思います。あれだけのお店が並び、50万人以上の人が押し寄せてきた中でのベスト10入りというのは大健闘でしょう。
 なにしろ「姫路おでん」や、明石との中間にある高砂の「高砂にくてん」も出ていて、地元兵庫県からの出品はもちろん明石からだけではなかったのですから。
 ということで、明石で時々「玉子焼」を口にする者にとっては、昨冬に行われた「たこ焼き」対「玉子焼」のイベントで「たこ焼き」を退けたのに続いて、ちょっぴり満足感にひたれる出来事になりました。


   はふはふと食してぬくまる明石焼   弁人



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