チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「なんともせっかちな桜」-咲き始めると一気-

2022-03-28 18:45:27 | 逗子風物
3月28日(月)

 私が勝手に「逗子のサクラの開花」を宣言したのが25日の金曜日でした。

 そして今日は月曜日。定期通院の日でクリニックへ向かったところ、逗子延命寺の墓地の脇の「ソメイヨシノ」。

 宣言から三日しか経っていないのに、もう
  満開間近かですよ。
  
  

 この桜、前の記事でちょっと触れましたが、他の桜より開花が二~三日遅いような気がして、私的な標本木に選ばなかったのですが、来年はこの枝を標本木にしましょうかね。


   花愛づも束の間あとは散るばかり  弁人


 クリニックからの帰り道もこの「ソメイヨシノ」の下を通ったのですが、このすぐ近くのお宅の庭に、数日前にはもう満開になっていた桜がありまして、枝ぶりや葉が見えているところが「ヤマザクラ」に見えますが。

  今日はこんな具合でした
  

  花びらが小さくかわいい
  

 どうも「マメザクラ(フジザクラ)」みたいで、中の紅色もなかなかですが、これは今元気に咲いている花で、散り加減の花は清楚な色になっています。「マメザクラ」は「ヤマザクラ」の一種だったのでしょうか。

 ところで、「ヤマザクラ」といえば、開花を宣言した私の標本木のちょっと先、仲町橋の脇の一本もなかなかの風情で、

  25日はこんな感じでした
  


 そして、もう一本。

 東逗子駅手前の線路脇のお宅に咲く「ヤマザクラ」。例年、「ソメイヨシノ」より一週間くらい早く咲き、これもあっと言う間に葉桜になってしまうので気になっていたのですが、今年は開花が遅くて、

 去年満開だった3月20日。
  まるで冬木立
  

 でも、よく見ると、
  つぼみの先は膨らんでいる
  

 三日後の23日。花と一緒に出る葉も茶褐色なので全体的に色が濃くなってきているのですが、
  「まだだなぁ」
  

 翌々日の25日でした。「おっ、咲いている」
  ところどころに白い花が
  
  

 「それにしても、今年は遅かったなぁ」と思いながらもひとまず安堵。
 それもそのはず、去年のアルバムを見ると、24日の写真、もう花びらは全部落ちて、わずかに赤味がかった花芯と茶褐色の葉で秋の紅葉を見ているかのような風情でしたから。

 そして、昨日の27日。
  「これぞ満開」の景
  

 こんなに見事なのに、まもなく散り始め、一週間も経たないうちに茶褐色の普通の木になってしまいます。


   出会うも一時せっかちなる桜かな  弁人


コメント
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