チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

にわかに春めいて、まさに「弥生三月」

2022-03-11 14:17:13 | 逗子風物
3月11日(金)

 3月に入って、急に暖かくなった感じですが、そう感じるのも、今年の1、2月が例年以上に寒かったせいかもしれません。
 気象庁のデータを見ると、ここ数年では、2018年の1、2月が気温低めだったものの、今年はそれよりも低くて、年々早まっていた桜の開花が「いつも(?)に近く」に少し戻ってくれそうな気配。

 私、三回目のワクチン摂取が2月の天皇誕生日の頃でしたから、もう二週間以上は経っているのですが、暖かくなったぶん、スギ花粉の飛散も増えて、外へ出る気力が少々萎えていました。でも、「三浦海岸の河津桜が満開」とかいう話題が入ってきたりすると、やはり、気分がそわそわして、いよいよ今年も、いつもの「せわしない春」というのがやって来た感じです。

 その河津桜、逗子にも咲いていまして、

  住宅街のお庭
  

  運動公園の前
  

 もう一つの早咲きのサクラ「玉縄桜」はというと、今週のアタマ、7日の月曜日に買い物で大船へ行ったのですが、

  まだ二~三分咲きでした
  

 例年、「玉縄桜」より「河津桜」のほうが一週間から十日ほど早いので、こんなものでしょうか。来週あたりに満開になるのかもしれません。

 ところで、2月までの気温が低かったぶん、梅の花はまだまだ健在で、

 ご近所のお宅の
  白梅と紅梅
  

  八重の紅梅
  

 新聞には、田浦梅林の梅、この週末にやっと見頃を迎えるとかいう記事がありました。

 梅の花は散り急がず、忙しなくないところが良いのですが、それでもサクラの開花が待ち遠しくなってしまう日本人。やはり、サクラは「春の陽気と明るさ」を象徴しているのでしょう。

 そういえば、東逗子手前の線路脇のお宅にあるヤマザクラ。ソメイヨシノより一週間以上早く、昨年は3月半ばに満開を迎えていました。

 実は昨日、あのヤマザクラは如何なものかと、木がよく見える踏切へ行きましたが、
  咲く気配、全くなし
  

  つぼみも小さいまま
  

 いつ咲くのでしょうか、テレビでは天気予報士の「天達(アマタツ)」さんが靖国神社の標本木のつぼみの写真を毎日映して、「開花はいつか、いつか」と急かすかのように伝えていますが、このヤマザクラ、ソメイヨシノより早く咲くと思いながら目の前に立つと、いったいいつ咲くのか、気になってしまいます。
 「明日以降も何回か見に来なければ」と思いながら、田越川沿いの道に来ると、ここにも固いつぼみのままのソメイヨシノが並んでいますが、

 このソメイヨシノのつぼみ
  先ほどのヤマザクラより大きい
  

 2月までの低温でヤマザクラの開花が遅れている時に、急に気温が上がってソメイヨシノの開花がそんなに遅くならないとすれば、例年と違って同じ頃に咲くかもしれません。
 ここは一つ、逗子のソメイヨシノの標本木、どれか一本自分で勝手に決めて、毎日観察することにしましょうか。


   枝先の蕾明るむ弥生かな  弁人


 さてと、どこの木のどの枝が良いか、これから偵察の散歩に出ることにしましょうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする