チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

復旧ほど遠き?-「グリーンヒル住宅の散歩道」

2021-09-26 17:44:49 | 逗子風物
9月26日(日)

 熱海伊豆山の土石流。あのおぞましい映像を目にしたのは7月の3日でした。
 実はその日、逗子でもかなり大がかりな土砂崩れがありまして、場所は横横道路逗子インターの本線への取付け道路で、逗葉新道の入り口から料金所へ向かう所でした。

 あれから3ヶ月近く、今でも逗子インターは全面閉鎖が続いていて、

 インター入り口(逗葉新道)へ入る手前の県道(バス道)には
  その案内が
  

 このことは重々承知していたのに、7月の半ばに一度、車で買物に出た帰りに、ついうっかり佐原インターから横横道路に入ってしまい、横須賀インターで下りるのが悔しくて朝比奈経由の遠回りで帰宅したことがありました。

 それはさておき、上の写真は「グリーンヒル住宅地入り口」のある沼間坂上から西へ下った所ですが、もう少し先に、左上の岡へ上る階段がありまして、

  ここも「通行止め」
  

 階段を上って行くと、インター取付け道路をまたぐ歩道橋があって、その先のジグザグの坂道の上がグリーンヒル住宅地という具合で、私にとってはお馴染みの散歩道です。
 とはいっても、上るのは気合いの入っている時で、だいたいはバスで上がって下りて来るパターンなのですが。

 さて、復旧工事はどうなっているんだろうと思っても、ここは通行止め。バス道を上って岡の上の住宅地から覗くしかありません。

 住宅地のほぼ北西の角。下の県道へ下りる道の入り口ですが、
  もちろん封鎖
  

 説明板にいろいろ書いてありましたが、復旧予定については
  まだ記載がありません
  

 左上に、被害の大きさをもの語る発生後の
  上空からの写真
  

 左下が県道(一般道)で、その上の歩道橋がくっきり。斜面左の縦に走っている道らしき線は覚えがないので、復旧用の通路なのかもしれません。ということは、歩道橋から住宅地へ上る坂道はかなりの部分、全く原型を残していないひどいありさま。

 それでは今はどんな感じかと、金網の上から様子を伺うと、

 下り坂に入ったすぐ左上に公園がありますが、その先の住宅の北斜面が
  大きく崩れています
  

 歩道橋まで道を通すには、まだまだ
  時間がかかりそう
  

 「国破れて山河有り」と杜甫は詠みましたが、

   山崩れ跡形もなし秋の風  弁人


 「また見に行こうかな」と気になっていたところ、フェイスブック上に、県会議員の近藤大輔さんの現状視察の報告がありました。
 それによると、インターは近々開通するそうで、それはひと安心ですが、歩道のほうの復旧にはまだまだ時間がかかるとか、この斜面をまたぶらぶらするのは来年の夏以降になってしまうようです。
 もっとも、おそらく復旧工事では斜面をコンクリートで頑丈にするのでしょうから、横須賀線の走る姿を眺めるくらいで、道端の草花を愛でるという具合にはならないかもしれませんね。


コメント
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