チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

梅雨入り前の週末は、逗子の花火から

2018-06-04 14:15:34 | KAZU君
6月4日(月)

 市の財政難から開催が危ぶまれていた逗子市の花火大会、市民のカンパや地元業者の協力で、1日の金曜日に無事開かれました。

 資金集めの一環として今年から設けられた有料観覧席、一席、前売り5500円、当日6000円という結構なお値段でしたが、我が家もここはひとつ協力しようかと二人分購入しました。

 そんな話を聞いたKAZU君のお母さんも「ぜひ観たい」ということで、KAZU君と二人、金曜の夕方逗子にやって来ました。
 ただ、大きな音が苦手のKAZU君は「海には行かない」ということなので、チケットは妻君とお母さんに託し、私とKAZU君は、昨年同様ベランダから観ることになりました。

 始まりました。KAZU君は
  両耳を指でふさいだままで、
  

 「ほら、きれい。耳は
  ふさがなくても大丈夫だよ」
  
  

 どうやら
  フィナーレのもよう
  


   夕闇を花火が照らす海の町   弁人 


 ところで、昨年突然、降って湧いたように明らかになった逗子市の財政破綻。市民にはどうもよくわからないのです。

 広報などによる説明では、「2017年度の決算で歳出が歳入を大幅に上回った結果」ということになっていて、原因の一つに「池子のトンネル工事」などが挙がっていますが、いずれにせよ、そんな見通しの甘い予算を議会が通したことは事実で、いったい、その責任は市長なのか議会なのか、どうもすっきりしないのです。
 春に行われた市議会議員選挙の時も、選挙カーは連呼ばかりなので、選挙公報を読んだり駅頭の演説を聞いたりしたのですが、やはり今後の施策が中心で、責任の所在や追及の声は耳に届いては来ませんでした。
 巷には、「ラスパイレス指数の高い市職員の給与を引き下げるために仕組まれたのではないか」という噂もありますが、そんな憶測の情報が出てしまうのも、真相についての説明が不足しているからだと思わざるをえません。

 そんな状況下での今年の花火大会。「市民の手で!」と呼びかける実行委員会の真ん中に市長がいるというのも少し違和感のある構図で、カンパには協力したものの、スッキリしない気分でいたのも事実なのです。

 まあ、時間にしてわずか1時間弱の楽しみでしたが、大宮からやって来た孫のひと言、「おじいちゃん、きれいだったね」ということばを耳に残しつつ、これからも一市民として考え行かなければならない問題だと思っています。

 さて、花火を楽しんだ翌日の土曜日。この日も梅雨入り前の好天気となりました。

 車に乗って、「行ってみようか」と降り立ったのは
  横須賀の菖蒲園
  

 この日は、お祭りのイベントで入場無料。なかなかの人出でした。

 気がつけば、すっかり
  初夏たけなわの季節に
  


   児の眼にも微かに揺るる花菖蒲   弁人


 園内のレストランでお昼を食べた後、「ここはお花きれいだけど、カズ君、もう少し楽しい所で遊びたいな」というご要望があり、長井の先の「それいゆの丘」へ。

 今回も
 「スワンボート」に乗って
  

 初めて、
  アーチェリーに挑戦
  

 前回、冬休みに来た時は3年生でした。実は、「子どもは4年生から」というお定めがあってあきらめたのが心残りだったようです。
 さすがに、初めは、引き具合、放し具合が難しく、ぎこちない感じでしたが、次第に慣れてサマになってきた二回目の挑戦、都合17~8本目くらいでしょうか、

 的の真ん中に当たって
  大喜び
  

「すごいよね、おじいちゃん、写真撮ってブログに載せてな、オランダのお父さんに見てもらうんだから。お願いだよ」
 ということでしたが、どうも、となりの的だったような気がしないでもありません。


   的を射てはじける頬に南風涼し   弁人


コメント
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