チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

一時帰国のKAZU君と感激の再会

2015-12-22 08:33:22 | KAZU君
12月22日(火)

 昨日の21日の朝、帰省のKAZU君を乗せたKLMオランダ航空機が成田に到着しました。

 電車を降りてすぐ、ロビーに行って案内板を見ると、定刻の9時30分より12分早く着陸するとのこと。急いで展望デッキへ行ったところ、

 まもなく着陸したのは
  スイスの飛行機
  
 「えっ、スイスの便で来たの?」 そんなはずはないとロビーに戻ると、KAZU君が乗って来たKLMの航空機は表示よりもさらに早く、定刻の20分以上も前に着陸していたようで、

 すでに駐機場に横付けされていました。
  「なあーんだ」
  

 とにもかくにも四ヶ月ぶり。
  「おかえり!KAZU君」
  


   クリスマスの香りほのかに孫帰省   弁人


 KAZU君が通うアムステルダム日本人学校、18日の金曜日が二学期の終業式で、三学期の始業式は1月の5日ということで、帰って来てくれました。

 せっかくヨーロッパにいるのだから、本場のクリスマスを味わうのがいいのではないかと冷静を装いつつも、8月に成田を発つ時に「冬休みになったら帰って来るから」と言われていたので、師走に入ってからは「あと何日、あと何日」と指折り数えながら、そわそわしながらこの日の来るのを待っていました。

 実は、オランダには12月5日に「シントニコラス祭」という行事があって、サンタクロースの元祖とも言われる「シンタクラースのおじいさん」がプレゼントを持ってやって来るのです。
 KAZU君の学校にも12月3日にシンタさんがやって来て、プレゼントのお礼に、学年ごとに歌や演奏や踊りや体操やらを披露して楽しく盛り上がったということです。
 とまあ、それなりに現地の冬の風物詩は味わったということで、今年のクリスマスは日本で迎えることになりました。

 今回はお母さんと二人です。逗子に一週間滞在して、今週いっぱいお仕事のあるお父さんと明石で合流、年末は熊本のお父さんの実家で過ごし、元日にまた逗子に戻って来るスケジュールです。

 それはともかく、11時間の長旅。時差は8時間なので、朝9時半というと、現地は夜中の時間ですから眠いのも当たり前。
 レストランで腹拵えでもしてと思いましたが、案の定、そんな元気はなく、一刻も早く逗子の家でゆっくりさせようと、

 10時過ぎの
  成田エクスプレスに乗りました
  

 「寝てもいいよ」と言いましたが、電車好きのKAZU君、睡眠不足なのにだんだん元気が出てきて、

 大船で乗り換える頃は、
  すっかりいつもの調子に
  

 そして、12時半に逗子の家に着くや、お昼のうどんをぺろりと平らげて、楽しみにしていたお目当てのものに一目散。

 実は、二階に「Nゲージ」なる
  鉄道模型があるのです
  

 8月にオランダへ発つ前、二週間ほど逗子の家で過ごしましたが、なにしろ暑い時期、家の中でも遊べるようにと、Nゲージの基本セットを用意したのでした。
 KAZU君が行ってしまった後は押し入れで眠っていたのですが、なにぶんにも狭い我が家、その都度セッティングして片付けるのも大変と、レイアウトボードを用意して線路を貼り付けてしまいました。
 この二週間ほど、「あーでもない、こーでもない」と、線路を買い足したりポイントなんかも用意して、一昨日なんとか間に合わせで出来上がったものです。

 「今日は疲れているんだから、少し遊んだらお昼寝だよ」と言い聞かせたのですが、

 すっかり夢中に。
  なかなか二階から下りてくれません
  


   ほの暗き冬至の夕を子は知らず   弁人


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする