チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

北総ぶらり-その2「銚子・犬吠埼」編

2014-07-05 07:16:46 | 旅行
7月5日(土)

 二日目は快晴。
  360度見渡せる展望台です
  

 北総の成田・佐倉を歩いた翌日です。この時期としては信じられないような好天気になりました。
 真夏を思わせる強い日射し。でも、太平洋に突き出たこの辺りは、風が心地よく通って、気温はそんなに高くはありません。

 冒頭の写真。絶好の行楽日和に、まず向かったのは犬吠埼にある「地球の丸く見える丘展望館」です。水平線の見える範囲が270度、その水平線を眺めていると、地球が丸みを帯びているのがわかるという具合ですが、

  はたして、どうでしょうか
 


   果てしなく右に左に夏の海   弁人


 これから行く
  「犬吠埼灯台」も見えています
    

 坂道をてくてく下りて行くと、鮮やかな朱色の門構えの、満願寺という立派なお寺の脇に出ます。そこから東へ歩いて、銚子電鉄の「犬吠駅」の踏み切りを渡り、さらに10分ほど行くと、

 白亜が眩しい
  犬吠埼灯台
  
   

 100段以上の階段で難渋しますが、
  これぞ太平洋の景観
  


   潮騒に乗りて爽やか夏の風   弁人


 反対側に、
  先程の展望台がくっきりと
  
 丘の左下にみえるのが満願寺。手前のピンクの建物が水族館で、歩いて来たルートが見渡せました。

 絶景を堪能した後は、今回のお目当ての一つの銚子電鉄です。本数が少なくて、行きの銚子駅からは乗れませんでした。
 しかし、バスも少し待たされるということで、タクシーに乗ったのが幸い。初めに丘の上に行けたので、あとは、灯台も電車の駅も自分の足だけで済んでしまいました。

 やってきました。
  京王線カラーの「2000形」
  

 犬吠駅は駅舎がとてもお洒落でした。白を基調としたタイル張りの壁は、ポルトガルの宮殿風に作られていて、古い車両と相俟ってなんとも不思議な光景です。

 二両編成。
  後ろの車両は違う種類の「2501」
  

 二両とも、だいぶくたびれている感じがしますが、それもそのはず、京王電鉄で20年、伊予鉄道で24年間走った経歴を持っています。今では、京王帝都のオールドファンはもちろん、多くの鉄道ファンが注目する車両なのです。

 切符も今では珍しい
  硬券でした
  

 銚子駅に戻って、昼間から魚料理を満喫。それでも、まだ帰りの電車までの時間があったので、

  利根川の河畔へ行ってみました
  


   白南風や板東太郎の穏やかさ   弁人


 ということで、梅雨の晴れ間の二日間の北総散歩もこれで終わりです。

 帰りは、
  特急「しおさい」で東京へ
  


コメント
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