チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

日射し強まる五月の空の下で

2013-05-27 13:51:23 | KAZU君
5月27日(月)

 海峡を望む明石の町。海からの風が入りやすいのか、先週は連日の夏日となった大阪より気温が数度低く、最高気温が25度を越えた日もまだ数日しかありません。

 とは言っても、もうすぐ六月。今週中には梅雨入りかもというアナウンスがラジオから聞こえてきましたが、おかげさまで、五月の半ばに私が明石に戻ってからは、一度雨が降っただけで、初夏の爽やかな青空が広がる好天気の日が続いています。

 そんな好天気に恵まれた昨日の日曜日。KAZU君と神戸の港へ向かいました。

 目的は
  恒例の「ミニ鉄道の走行会」
  

 鉄道好きの人の多くは、蒸気機関車の煙と汽笛の音に郷愁の念を強く持っていて、鉄道を走らせるおじさんたちも、その臨場感を子どもたちに味わってほしいと一生けんめいです。したがって、ミニ列車の半分以上はSLということになります。

 ところが、KAZU君は少々臆病なのでしょうか、汽笛の音やモクモクと吐き出される煙をこわがって近づきません。一昨年ぐらいまではそんなことはなかったのですが、成長するにつけて、だんだん心のありようも複雑になってくるのでしょう、いろいろな場面でKAZU君なりの嫌悪感や恐怖感を持つようになるようです。

 子どもは誰だって暗い所は苦手ですが、彼の場合、プラネタリュウムや映画館は子ども向けのものでも受け付けません。大きな音も怖くて、夏の夜空に打ち上げられる花火はもちろん、道を歩いている時にバイクがそばを通る時も立ち止まって両耳をふさぎます。あとは、サメとか恐竜とか、襲いかかってきそうなもの、これだって誰しも怖いと思いますが、KAZU君、猫は大丈夫なのに犬は苦手なのです。たぶん、犬はふだん口を開けて舌を出してハアハアしているからだと思いますが、小さなかわいいワンちゃんでも、「ガブするで」と言って隠れようとします。

 というわけで、せっかく会場まで来たのに、KAZU君すっかり逃げ腰になって、仕方なくポートタワーに上った後、

  レストランでお昼を食べました
  

 その後、もう一度メリケン波止場に戻って、博物館の中にあるカワサキワールドで遊びました。

  0系新幹線の実物展示
  

 産業ロボットの
  紹介デモを何回も見ていました
  

 でもやっぱり、今日はミニ鉄道に乗りに来たのです。KAZU君に蒸気機関車のお話をしながら、「怖くないよ」と説明すると、「わかっとるけど、電車なら乗りたい」ということになり、切符をもらって乗り場に向かいました。今度はちゃんと順番の列に並ぶことができて、

 かつての特急の名車
  「つばめ」に乗れました
  

 やっぱり楽しい、もう一回。
  「N700系」です。
  

 次回はSLにも乗れるかな。そうそう、本当は京都の梅小路で本物の蒸気機関車にも乗せてあげたいのですが。


   五回目の夏に壁一つ乗り越えて   弁人


コメント
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