チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

播州山崎の紅葉狩り「最上山もみじ山」

2012-11-23 18:22:29 | お出かけ・散策
11月23日(金)

 今回明石に戻ったのは、まだ立冬まで一週間近く間のある今月初めでしたが、けっこう冷え込んでいて、慌てて冬物を取り出すという始末でした。明石の11月の気温、最高も最低も平均も、今年は去年より3~4度低くなっています。
 ということで、関西の紅葉も例年より一週間ほど早い色付きとのこと。三連休の前に一度京都へ行きたいと思いつつ、ここに来てなかなか良い天気に恵まれず、それに来週には逗子へ戻らなければならないので、京都にはその時に寄ればいいかなと思いとどまっています。

 とはいえ、テレビに映る紅葉情報が目に入って来ると、忍び寄る冬の寒さを前に、秋の終わりを味わっておかなければと、ついつい気が急いて来てしまいます。

 昨日の朝、予報では朝方雨が残る曇りがちの一日ということでしたが、カーテンを開けると、薄曇りの空が思ったより明るく見えました。それじゃあ出かけてみようかと車に乗り込みました。

 行き先は、宍粟市は播州山崎にある「最上山公園もみじ山」です。山崎といえば、一昨年と昨年の初夏に紹介した花菖蒲園や、千年藤のきれいな大歳神社がある所で、今回が三回目の訪問です。

 中国自動車道を下りて数分、
  もみじの山が右側に見えました
  

  駐車場から酒蔵の並ぶ古い町並みを抜けます
  
    

  公園の入り口からつづら折りの坂道が続きます
  

  いやいや、見事な彩りのもみじでした
  
   
    


   播州の香と色満ちて紅葉狩る   弁人


 古都の神社仏閣の風情とは、またひとつ趣を異にした自然の中の彩りの光景、10年くらい前になるでしょうか、温泉に浸かった後に訪れた奥利根の照葉峡の絢爛たる秋色の世界を思い出しました。

 さて、足もとに眼を落とせば、
  まさに錦の絨毯
  

  その絨毯の上で、記念に一枚
  


   錦秋の宴の夢に迷い込み   弁人


 さらに公園の小道をどんどん登って行くと、ここが頂上かなと思う展望の開けた所に出ましたが、道は篠ノ丸城というお城の跡がある、もう一つ先の山へ続いていました。ハイキングをする気はなかったので、今回はここまでと振り返ると、薄曇りの空からお日さまが顔を出して、

  もみじの下に、 宍粟市山崎町の家並みが光っていました
  

コメント
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