チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

但馬路ドライブ②-安国禅寺のドウダンツツジ

2010-11-19 11:14:38 | お出かけ・散策
11月19日(金)

 前記事(先週の土曜日のお出かけ)の続きです。

 出石の町から東へ7、8㎞。但東町の山里に安国禅寺という小さなお寺があります。ふだんはひっそりとしたお寺のようですが、晩秋の時期になると注目を集めます。

  秋の風情漂う境内
  


     秋深し但馬の里の寺の庭   弁人


 関西の紅葉の名所といえば、やはり京都や奈良に目が向きます。兵庫では六甲山周辺を除くと、北部のほうの山あいに入らなければならず、広く注目を浴びる所はそれほど多くはありません。
 そんな中で、ひときわ異彩を放つ紅葉の寺としてたくさんの人が訪れるのが安国禅寺。本堂の後ろにある満天星躑躅(ドウダンツツジ)の紅の鮮やかさは天下一品です。

  高さ、幅とも10mほど。裏庭の築山にこんもりと
  
   


     くれなゐに満天星躑躅燃えにけり   弁人


 実はこの躑躅、直接見るのも良いのですが、本堂に上がって拝観した後、その脇のお座敷から鑑賞する風情が格別なのです。

 今どき拝観料を取らないお寺も珍しい。境内にはこれも無料でコーヒーのサービスも。

  そのぶん、お賽銭がはずみます
  

  中から眺めると、鴨居と柱がフレームになるという具合
  

  ご住職が猫とともにモデルになるという大サービスまで
  


     人の頬赤らむまでの躑躅かな   弁人

コメント
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