チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

しょしゃざんのしゃそうじょう -姫路散歩-

2009-04-10 19:17:56 | お出かけ・散策
4月10日(金)

 「外郎売」の口上にある早口言葉「書写山の社僧正」。姫路の郊外に書写山があって、その山上の森の中に園教寺という名刹が潜むように佇んでいます。

 西の比叡山と言われる書写山には、そのうちに行ってみたいと思っていましたが、せっかくなら桜の季節にしようかなということでとっておきました。

 今週は毎日好天続きで、遅めだった兵庫の桜も一気に見頃になり、8日(水)の朝、今日は西行きの電車だとウキウキした気分で出かけました。姫路は電車で30分ほどで着きます。駅からバスに乗りましたが、姫路に来て姫路城に行かない手はないと、大手門前でバスを降りました。
 ここも「桜名所百選」の地で、まさに絶好の見頃、ちょうど満開でした。
  大手門を入ると
  

  数分歩いて
  

  西の丸です。ここが一番きれいだったかも
   

  天守閣より西の丸を見下ろす
  


   花の雲浮かぶ国宝天守閣   弁人


 桜を堪能した後、今日の目的の書写山へ。30分ほどバスに揺られてからロープウエイで山上へ。
  

 姫路方面は春霞の中で、瀬戸内海はよく見えませんでした。
  

 山道を15分ほど登っていくと、突然目の前に、本堂の摩尼殿が現れました。
     

 ミニ清水寺と言ったら失礼でしょうか、山肌に立つ舞台造りで、見上げると、東大寺の二月堂とも雰囲気が似ていました。
 寺全体が自然林の中にあり、ロープウエイからは山桜が幾本も見えましたが、染井吉野などの桜は少なく、桜の名所と言う感じではありませんでした。写真はもみじの若葉で、紅葉の時期はすばらしいかもしれません。
  
  

 園教寺は清水寺と同じく西国三十三ヶ所観音霊場の一つで、ここでも、「花山法皇一千年御遠忌」ということで、御本尊の六臂如意輪観音像が御開帳されていました。

 さらに山道を進んで行くと、ハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地となった大講堂や食堂(じきどう)があります。食堂は二階建で、この種の建造物としては非常に珍しいとのことでしした。
  



   書写山に鶯鳴きて風そよぐ   弁人


 明日の土曜日はKAZUも一緒にお花見です。かわいい写真が載せられますかな。


コメント
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