MINGUS AT CARNEGIE HALL

 

 

チャールス・ミンガスとミンガス一味による

最高に熱くて心躍り、ガッツポーズで叫んで立ち上がってブラボー拍手をしたくなる!

1974年のカーネギーホールでのライブ盤です。

メンバーは、

 

ミンガス組: チャールス・ミンガス ( bass ) 

       ジョージ・アダムス( tennor sax )

       ハミエット・ブリュエット ( baritone sax )

       ドン・プーレン ( piano )

       ダニー・リッチモンド ( drums )

招喚奏者:  ジョン・ファデス ( trumpet )

       ジョン・ハンディ ( alto & tenor saxes )

       ラサーン・ローランド・カーク ( tenorsax & stritch )

       チャールス・マクファーソン ( alto sax )

 

この9人。

親分ミンガスとひと癖もふた癖もありありのミンガス一家の若い衆たちが、カーネ

ーホールの大舞台できっちりと仕事するのです。

「 お前達さぁ行けーいっ!やってこいっ! 」 との親分の号令( :イメージです笑 )

次々と飛び出してくる生きのいい舎弟の面々、個性と技を競うかのようなそのソロ

レーのノリノリの楽しさと、出し惜しみも惰性も妥協も一切なしのサービス満点の

派手やかさに、大ホールは熱狂の坩堝と化します。

 

CD は1曲目「 Cジャム ブルース 」、2曲目「 パディド 」の2曲のみ( 後に2枚組での

完全盤発売 )、このライブを飾るラスト2曲だったようですが、納得です。

「 Cジャムブルース 」 のテーマを、ピアノ・ドンプーレンが弾き始め、続いて親分

ミンガスの野太く渋いガットベースがドドッ、ドドッン、ドドッっと響き渡り始めた

ら、客席から口笛!歓声!もうワクワクソワソワ!始まる始まる!!

管楽器のフルアンサンブルでのテーマに続き、ハンディのテナー、ブリュイエットの

バリトンテナー、カークのテナーとストリッチがテーマを引き継ぎ、そしてそこから。

ソロバトルが開始されます。

ブリュイエット9コーラス ~ アダムス15コーラス 、そして次ですローランド・カーク

登場!24コーラス。24コーラスですよ!延々と繰り広げられる凄まじいソロは、カーネ

ギーホールを埋め尽くす聴衆を最高の興奮へと導きます。

カークの後ではちと分が悪い?いえいえそんな。ジョン・ファディスのトップハイノー

とのトランペットのソロ、マクファーソンのアルトソロ。

最後に全員でテーマに戻り、そして長い終演奏~静かにエンド。

はぁあ、と余韻に浸る間もなく、「 パディド 」スタートです。過熱状態のホール全体

のあちこちから口笛が鳴り響き、軽快に華やかにテーマが流れます、あとは略( パディ

の最後のソロは、ピアノのドンプーレン、最後の最後に恐ろしく素晴らしい天才を聴

かせてくれるのですよ・・・ )。

 

夏バテが吹き飛ぶような素晴らしい盤。

ジャズの楽しさカッコ良さをこの上なく味わうことが出来る傑作として、推しますね。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

昨日7日は立秋でした。ということは・・・これから続くとの予報の30度越えの暑さ

って、” 残暑 ” になるのかしらん??

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのお越しを

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            

 

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