2024年9月29日 日曜日、pm7:31

                                                                                                       photo by ofumi

 

今週はとても暖かくて、晴れの日が続いた穏やかな一週間だったのでは

ないでしょうか。

恒例の秋の大通公園での美味しいお祭り 「 オータムフェスト'24 」はじめ、

各地のイベントも大盛況だったことでしょう。

今週のわたしは、火曜日の朝一番でシアターキノにて 『 画家ボナール 』 を観て、

新しいボーダーシャツをおろして着てみて、

いつものお花屋さんで薔薇の実の枝に出合って一目惚れして連れ帰り、

この夏最後のアイスコーヒーを味わって ( まかないの )、

コルクを抜いた自然派のチリワインがなかなか美味しくて、

土曜日はなななんとっ!6時間の昼寝、もはや昼寝とはいえないかも、

そうして本日日曜日、おかげで目の奥の疲れのような風邪っぽさも収まり、

久しぶりの再会のお客様から美味しそうなハスカップジャムをいただき、

シミー書房 「 シミの市 」 に想いを馳せていたらおふみさんからお土産が来て~~

 

というなんだか書き出すと、ぐっと幸せ度合いが鮮明になっった一週間でした。

書き出してみるって有効ですね、改めて。

日記の良さにつうじるのでしょうか、日記は書かないのですが。

みなさま、秋の一週間を楽しめましたか?

ちょっと書き出してみるとほんわかしてくるかもしれませんよ。

 

今週もたくさんのご来店に感謝いたします。

来週もお天気良いようです。お散歩がてら、どうぞお立ち寄りください、

お待ちしております!!

 

 

本日の見出し画像、さっそくおふみさんがカメラに収めてくれた

赤い薔薇の実の枝です。ありがとう!!

 

 

 

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オッペンハイマー / AMERICAN PROMETHEUS

 

『 オッペンハイマー 』中巻「 原爆 」に突入。

 

先月から1930年代から40年代半ば、つまりドイツでナチスが政権を握る前後

から第2次世界大戦、その終結までを舞台にした書籍を読み続けています。

映画 『 関心領域 』 の原作 ( 文章のキレ、構成の巧みさ、共感・理解しようとす

ることを拒絶~不可能 な登場人物たちの造形力、さらに、詩的な表現世界・・・

敢えてこの言葉  ” エグイ ”  と言いたい読後感に痺れた★★★★★ です! )、

続けてドイツの一般市民側のナチス暗黒の12年間がいかなものだったかを綴った

ハンス・カロッサの 『 狂った世界 』を。

 

そして、今、同時代の連合国アメリカ側の事情と情勢について詳細に勉強している

ごとき濃い読書が続いています。

映画 『 オッペンハイマー 』 の原作、20世紀の最重要人物 J.ロバート・オッペン

ハイマーの人物について、その生涯について、同時にその時代についてを、23年

という年月をかけて調べ上げ書き上げた本作。読む前・読んだ後とでは、時代の

捉え方の選択肢が増えることになるだろうと思えます、たぶん。20世紀が加速

していっています、手に汗握る中巻です。

 

 

( ロスアラモスの ) 電話交換室で働いていた二十三歳の女性兵士は、振り返る。

「 彼は決して格好をつけたり、叫び声を上げたりする必要はなかった。電話を

優先的につなぐよう要求することもできただろうに、決してそれをしなかった。

彼はこれ以上必要ないというくらい、本当に親切だった。」

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

気温が下がりつつも、まだ寒いってほどではなく、秋って本当に気持ちの良い

季節・・・読書が進みますねえ。

香ばしく焼いたパンにバターをのっけて、濃いめの焙煎の珈琲を淹れて、

満たされたなら、さあ読みかけのページを開いて。

秋の至福、と思います。

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

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海風と麦畑と赤い屋根

 

感覚、こそが全て! だと思って今に至っております。

なので、同種族 ( = 感覚族 ) に出合うと、通じてしまいます感覚的に。

今日、同種族女子ゆうこさんが、お福分けを届けに来てくださった!

同種族女子舞ちゃんがいよいよ新しいスタートを切った記念すべき日にお祝い

してきたその足で、私にも、って!!

その種族愛の純粋な優しさに触れて、まいったなぁ、嬉しすぎだなぁ。

ありがとうございました!!♡

 

自分の ” 好きっ! ” の感覚に迷うことなく進むストレートなパワー。

まだ表面化もしていなくて、言語化もできていないけれど、んっ?!とハート

の奥のミクロの振動の感覚を決して放置しない精妙なセンサー。

自分ならではの人生を切り拓き充実させていくための最強、というか唯一の道しるべ、

それがこのような 「 感覚 」 だというと、ちょっとよく解りませんな、と

いうひとの方が多いこの世の中ではありますが、私たち感覚族は、独自の感覚でもっ

繋がりあって、幸せを巡らせているのです。

 

内なる感覚と感情を信頼し、気持ちの良さの方向に敢然と舵を切ったその勇気

と度胸に、さすが!とおおきな拍手をお送りしたいと思います。

舞ちゃん、スタートおめでとう!

海と風、大きな空に、麦畑ですってね。

バスに乗ってうかがいますねー!

 

 

今週も、通じる感覚族のみなさまがたくさん立ち寄ってくださいました。

ありがとうございます!!

ぐぐーっと気温が下がりました、もう軽いウールの衣服を用意しなくては!

三連休はいかがでしたか?

 

来週もまたお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

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チャイコフスキーの妻 / Tchaikovsky's Wife

 

 

19世紀後半のロシア帝国。

クラシック音楽の歴史上、最も有名な天才の一人であるピョートル・チャイコ

スキーの 「 妻 」 アントニーナ・ミリューコヴァの物語です。

自らの音楽芸術にうちこむことと生きることが一体化している天才との結婚だけ

でも相当に難しいと想像しますが、さらに天才なだけでなく夫はゲイだった・・・。

ロシアでタブー視されつづけてきたチャイコフスキー=同性愛者の事実を真っ正

に据え、絶対に成立してはいけない結婚、混ぜるな!キケンの禁を犯してしまった

がために心を蝕まれ狂気の淵に落ちてゆく哀れなアントニーナ役のアリョーナ・ミ

ハイロワが素晴らしい。

そして、極上の映像美!素晴らしい!何ならこれだけでも観る価値があると思う。

柔らかな自然光のみで撮る仄かに暗く簡素な室内で、紅茶を飲むシーンが2~3回

あるのですが、白い磁器のカップとソーサー、大きなポットの質感とフォルムに目

釘付けです。そして、紅茶の色。同じく白磁の花瓶に生けられた真っ赤な薔薇。

インク壺の蓋を開けてペン先にインクを付けて、カリカリと書く文字、便箋の紙質、

封印蝋の赤。

かなり癖の強いストーリーと演出で、好みはきっぱりと分かれそうな作品なので

すが、私は ” 良い・好き ” にチェックマークでしたね。

ラストの狂乱妄想のダンスシーンも、監督キリル・セレブレンニコフのセンスに

共感でした。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド、パン販売の日。

本格的な秋が進んでいますね、観たい映画が続きます。今月21日からのシアター

キノ 『 画家ボナール ピエールとマルト 』。先月読んだ澤地久枝著 「 画家の

妻たち 」 に出てきたんですよねーボナールの妻マルトさん、興味津々です。

なんたって19世紀末のフランスですもの、生活の細部や映像の美しさにも大いに

期待しているのですが。

映画の楽しみも食欲も、秋はたっぷり!

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのお越しを

お待ちしております!!

 

 

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1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024 秋のジャズライブ、ありがとうございました!

 

 

気持ちの良い秋晴れの三連休の最終日、

当ジャズライブも、心地よく無事に終える事が出来ました。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。

ちょっと調べてみたら、去年の9月のジャズライブでは、冷房を入れていました!

そうそう、そうだった、

去年の夏は、お盆過ぎから猛暑が続いて大変だったのでした ( バテバテでぐったり

だった私・・・ )。今年は順調に涼しくなって北海道らしい気持ちの良い初秋の

空気、冷房なしで問題なし、夜は肌寒いくらいでしたね。

さっそく昨夜の演奏曲目のご紹介です。

 

 

・ON A SLOW BOAT TO CHINA

・THESE FOOLISH THINGS ( REMIND ME OF YOU )

・LOVER MAN

・SWEET LORRAUNE

・EXUINOX

・WHEN I FALL IN LOVE ( ENCORE )

 

 

以上の、アンコール曲を含め6曲でした。

 

一曲目「 スローボート トゥ チャイナ 」

村上春樹の小説のタイトルにもなっている1948年の曲は、ボートに乗って中国へ行く

= ものすごーく時間がかかる という意味をラブソングに仕立てています。

つまり、中国行きのスローボートにあなたと乗り込めば、時間はたっぷりあるから

じっくりと僕の方を向かせてみせる、という歌詞のよう。

そのような歌詞内容とは思えない力強いテナーの音でとても軽快なテンポで始まりま

したね。ベース小林さんもノリノリのソロが軽快さを上乗せ。良いスタートでした。

 

二曲目「 ジーズ フーリッシュ シングス 」

1936年に作曲されたスタンダード。他愛も無い出来事=foolish things  が愛したひと

を思い出させる、、、というロマンティックな歌詞の曲です。欧州では1936年頃に

は暗黒まっしぐらという時代、アメリカではこんな曲がヒットしていたのかあ。

一曲目の速めのテンポから、ゆったりと呟いているような、歌っているような演奏

に聴き入りました。ベースのソロはほんと一人語りの芸のようだったな。

 

三曲目「 ラヴァーマン 」。

ビリー・ホリデーのための曲 ( 実際そうでした )ですね。この曲名を思っただけで

ビリー・ホリデーのあの形容するのがとても困難な、一度聴くと一生忘れられない

で曲が勝手にスタートしてしまう、そんな特別なスタンダード曲なのでした ( ぜひ

聴いてみてください、共感してくださ~い )。

そんなある意味難曲な 「 ラヴァーマン 」、昨夜はテナーの独奏から始まり、ごく静

かなベースの伴奏で、それからの二人の強弱自在の音とリズム、生演奏ならではの

立体的な一音一音の味わいが大変結構でした。弦に当たって弾く弓の音、テナーサッ

クスのパッドを叩く音、臨場感ありますよね。

 

四曲目「 愛しのロレイン 」

この曲は、何と言っても ナット・キング・コールのヴォーカルでしょうか( こちら

もぜひ聴いてみてください )。ロレインさまにメロメロのメロの超ラヴソングを、

ソプラノに持ち替えた大関ロレインは、口笛のような哀愁と寂しさを感じさせる

独自のロレインに仕上げていました。実によかったです。

 

五曲目「 エクイノックス 」

9月のジャズライブでは、この曲が聴けることが私の楽しみでした。

エクイノックス、秋分の日の意味の、この世のとは別のもう一つの世界のような

音楽です。圧倒的なテナーのパワフルな音、影のように常に添ってかき鳴らされる

ベースの低音に引き込まれて、この ” もう一つの世界 ” へと入っていってしまう

この不穏な期待と快感はどうでしょう!

燃えるような、せめぎ合うようなテナーとベースの激しく熱く幻想的な演奏を、

今年も提供でき、聴いていただけた秋のライブ、主催者としても大満足です。

 

六曲目「 恋におちたとき 」

アンコールへとの温かな拍手をありがとうございました!

テナーサックスでのソロ。かすれた低音にしみじみとした味わいがあり、静か

に聴き入るような今夜のシメでしたね。

 

 

三連休の最終日って、あしたは仕事だー、の結構ハードルの高いもの。

そんな最終日におこしくださったみなさまに、改めて感謝です。お聴きになって

いかがでしたか?楽しんでいただけたなら嬉しいです。

 

次のジャズライブは、11月18日( 月 ) 、今年最後のライブとなります。

冬の始まりを感じる、そんな曲を・・・と思います。

みなさまのご参加を、一同こころよりお待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024年9月15日 日曜日、pm6:39

 

クリストファー・ノーランの映画 『 オッペンハイマー 』 の原作を読んでいます。

上巻 / 「 異才 」。

J.ロバート・オッペンハイマー、愛称 ” オッピー ” の複雑で強烈で抜きんでた個性と

天才は一体どのようなものだったかを、当時の関係者へのインタビューと膨大な資

料や書簡や記録から調べ上げ、実に見事に伝えきっていると思われます。

その頭脳の特別な優秀さは、異次元です。

 

 

「 彼が九歳のとき、年上のいとこに次のように言っているのを聞いた人もいる。

『 ラテン語で質問してごらん、ギリシャ語で答えるから。 』」

 

 

中巻 / 「 原爆 」、下巻 / 「 贖罪 」 一気に読み進みたいです。

 

今週も、たくさんのご来店ありがとうございました!

久しぶりの再会、遠方からのご来店( 休みで会えなかった・涙 )、感謝。

明日は、秋のジャズライブの日です。

良い天気だといいな。

 

来週も、秋の空気とともにみなさまのご来店をお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

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秋のジャズライブのご案内

 

日が経つのが早いですね。

季節は巡って、いよいよ秋を迎えています。

先日、夫が、我が家のお向かいの方と玄関先で立ち話をした時に、

 

夜は虫たちが盛大に鳴いて、秋ですねー。

私 ( お向かいの方 ) は遅くまで起きているのですが、虫たちは夜11時頃から

一斉に鳴きだして、それは素晴らしいオーケストラ。ずっと聴いているのですが、

大関さんのおうちの前のミントの茂みからが一番大きく聞こえるんですよ。

音楽は好きで、いろいろな音楽を聴きますが、自然の音楽はやっぱり素晴らしい!

 

と、このようなことをおっしゃっていたそうです。

ほぅ、我が家の野生化して暴走繁茂のアップルミント帝国では、パワフルな秋

の虫オーケストラが夜な夜な大コンサート・・・!

秋の夜の、風流なお向かいさんだからこその善きお話しですねえ。

今月は奇数月、ジャズライブの月です。

虫たちに負けてはいられません、

活きのよい秋の音楽を当ライブでもお楽しみください。

 

 

    2024年 秋のジャズライブのご案内

 

      日時   2024 年 9月 16日 ( 月・祝 )

      開場   7:30pm~

      開演   8:00pm~

           ( 50分ほどの演奏時間です )

 

           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹

 

      参加費  1500円 ( ワインまたはお茶付き )

      場所   パスキューアイランド ( 当店です )

           札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F

           tel / 011-215-9331

 

気温が程よく、涼しい空気と風がそよぐ9月の夜です。

熱い演奏の後の夜道がなんとも気持ちが良いのが、この9月のライブ。

予約制ではありません、タイミングが合えばどなたでも。

新しい季節の始まりに、イイ音聴きにいらしてください。

 

 

 

そして明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

2ヶ月に一度のジャズライブ、2ヶ月間に大関はあれこれと曲を試して練習して、

10日前くらいに演奏曲目が決まります。

さて、今年の秋のライブ、どんなラインナップでしょうかしら。

楽しみです。

 

明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このチラシ、なんかスゴクな~いっ?!

 

「 new 」 と、「 訳あり品 」 と、「 展示 」 が、

手描きみたいな吹き出しの中に、太字の黒のゴシック体で入っているよ~oh !

「 1日限り 」 が、これまた手描きのマンガみたいな雲みたいな囲みの中に

浮いているね~~ぷっかり~ hooo!

 

テーブルは赤です、情熱の赤。思わず目に付く赤。

とら猫兄貴は緑の目をギョロリギラリニヤリと、欲望をたぎらせて白カフスの

オシャレシャツにもかかわらずにでっかい塊パンを両手で!押さえつけて!

背を丸めて前のめり中!!

ああーーっ!kuraituke !!

 

一心不乱のとら猫兄貴のすぐ横に、ワイングラスの縁に留まるスズメ君、

きっと仲良し、冷静に兄貴の様子を眺めておる・・・otituke ・・・・

 

なんかめちゃ楽しくて、なんか可笑しくて、デザインのプロの手になるチラシに

してなんか私が作ったみたいと自信を持たせてくれるがごときの軽やかテクニック!

 

実に ” シミー書房 ” なスペシャルチラシ、

『 シミー書房の シミ の 市 』 ですよー!

内容は、このイカシたチラシをご覧のとおり。

9月29日は日曜日なので、

私は一日ひとりでお店番ですから行けませんけどねー( チッ! )、

シミー書房の 「 訳あり品 」 の内容は、実に良いです。相当なお得感と満足感です。

と、せめてお伝えしたいと思います。

ニシクルカフェのメニウは全品はな丸三重丸ってこともお伝えしたいと思います。

 

みんな、行って楽しんできてね~~!!

 

 

 

 

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2024年9月8日 日曜日、pm6:57

本日の見出し画像は、

PIERRE-AUGUSTE RENOIR 『 Roses dan un vase 』1880

そうです、オーギュスト・ルノワールの薔薇の絵です。

次男ジャンが書いた、父について~父の時代と思い出の人々~父の生きた古き

きパリ~『 わが父 ルノワール 』を読み終えてから、私はすっかりオーギュス

・ルノワールに参ってしまっております。ルノワールに惚れてしまいました。

恋といっても過言ではありますまい。作品もしかり、何よりもその人物の人と

ての魅力に。

 

毎週火曜日か、週中に、ご近所のお花屋さん 「 クロワ 」 さんにて、店内用の

お花や枝ものを選びにいきます。

私には数種類の花を組み合わせるのはとても難しくて、上手にできないので、

いつも1種類だけを生けることにしているのですが、季節は夏から秋へと移り

変わり、花の季節感や色合い、立体感や枝振りなどを目を泳がせつつ頭の中で

イメージをあーでもないこーでもないと組み立てながら、ズラリ並んだ花々と

対峙する短い時間は、まるで真剣勝負・・・真剣お見合い・・のようです・笑。

さあ、来週はどんな花に巡り会えるかなー!

 

今週も日中はかなり暑かったですね、ご来店ありがとうございました!!

当店内で珈琲が飲めるっていうのは、もしかしてあまり知られていないサービ

なのかもしれませんが、飲んでいただけるのです。

アイスコーヒーもまだやってます。今週、氷がたっぷりの当店のアイスコーヒ

ーをごくごくとそれは美味しそうに飲んでくださったお客様がいらっしゃり、

外の暑さが伝わりました。ホットもアイスも一杯600円。

よかったら注文してください。

 

来週も、みなさまのご来店を こころよりお待ちしております!

 

 

 

 

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私の好きな絵本の楽しみ方

 

20数年前、

本屋さんの絵本コーナーで手にとって、一瞬でこころ奪われたページでした。

見開き右がこのページで、左ページには、この女の子が眺めている風景が描かれ

ているのでした。

雨の日です。

寝室でしょうか・・・オフホワイトでまとめられたベッドと枕( クッション? )

のカヴァーはコットンかな。コットンだとしたらキャンバス地か、番手の高い

ード生地か、はたまたシーチングでしょうか。

壁に掛けられた額縁もオフホワイト、きっと光沢のある塗装を施してあると思う。

黄みがかったグレーのマットを挟んで、中の絵はどんなものだろう。

この部屋に合う淡いトーンの作品・・・見えている左下のはじっこ部分は雪?

100年くらい前のビルディングの大きな窓の枠は、鉄製でしょう。

肘をつくことができる桟があるのが何ともよいのですよね。

床は、グレーの絨毯敷きでしょうね。柔らかく足音を吸い込みます。

小さな女の子。

ピッタリした黒のセーターに、黒のチェック柄のスカート、バーガンディ色の

タイツ、グレーの室内履き。赤茶の髪の色。

その横に丸くなって寝ているのは、つやつやした毛並みの、いかにも愛され

ている黒のダックスフントくん。

手前には丸いテーブルがあり、ベッドやクッションと同じ色調のオフホワイト

のクロスが掛けられていて、黄水仙が生けられたシンプルなガラスの花瓶。

落ち着きのあるシックな室内。

この部屋と、この子の全てが、完璧に引き立て合っているのでした。

 

 

「 あめのひに まどのところで あめをみるの

あめが あとからあとから やってきて

こんにちはって まどを たたくのよ

それから つーっと すべっていくわ 」

 

 

シャーロット・ゾロトウ作、エリック・ブレグヴァド絵 / みらい なな訳

童話屋 『 いまが たのしいもん 』 

 

暮らしの細部の表現を、ワクワクしながら眺め入るのは、子供の頃からずっと

変わらない私のとても好きなことなのです。

 

 

 

 

夜は、そろそろ風や空気がひんやりとしてきました。

本や画集、写真集を抱えてゆっくりと眺める時間が戻ってきましたね。

ひとページ、ひとページと、じっくり自分流に楽しむ豊かな時間。

秋が始まったようです。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

週末は、ワインとパン、

そしてちょっとしたアテがあるともう言うことないけどなぁ( 笑 )

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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