毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
今年の年末の目標は・・・
今年の年末の目標は、
・きちんと丁寧なだしをとる
・きちんと丁寧にとった出しを使って料理を作る
・きちんと丁寧なだしを使った料理を三品、作りたい
・きちんと丁寧なだしを使って作りたい三品は、
① 高野豆腐の五目煮
② 干ししいたけのうま煮
③ 麩の茶碗蒸し
にしようと思っていて、
・加えて、豚肉の昆布巻き も作りたいな ・・・・・・・
今わたしは、5日から始まるシミー書房 『 島を見つけに 』 展 に向かって
全集中で準備中のシミー書房さんとともに、頭の中は会場準備の段取りを
無意識に考えているのでしたが( 無意識に考えている、ってヘンかな?
ヘンかも、でも通じる気がするし・・・)、仕事脳の狭いスペースが一杯に
なってくると、自動的に全く別の方向へと休憩しにふらふらと出かけるようで、
” 年末の目標 ” などということを夢想するのもそういうことでしょうけれど、
でも世の中的にはそろそろ考え始める時期でもあるのですよね。
年末に作りたい料理を考えて遊ぶ、それというのも今朝たまたま本棚にて
目が合ったレシピの本が、とても良い本だったから。
2004年発行の一冊ですが、20年前とは思えない古さを全く感じさせない内容
です。企画、写真、レイアウトデザイン、なによりレシピが解りやすく、作り
やすい( ように感じる・・ )。
購入して ( ブッコフにて ) 一度も一品も作っていないまま本棚にて10年以上。
この度改めてページを開き、レシピを読んで、「 作れそう。 」 と思う料理が
あるということ自体が、私の料理の経験値が1cm くらいは上がったと自己判断
することにしました。良い本を買っておいたね、と昔の私をも褒めておこう。
というわけで、
脳を遊ばせて、いざまたお仕事に戻ります!
シミー書房さんのインスタグラムにて、今展の作品が続々と紹介されています。
実物に会えるのももうすぐです!楽しみですね!!
そして、
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
日が暮れるのが早くなってきましたね。ウールのマフラーも欠かせなくなって
きています。乾燥する時期です、風邪などお気をつけください。
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2024年10月27日 日曜日、pm6:22
『 オッペンハイマー 』 いよいよ下巻です。
表紙のオッピーは多分最晩年かと思われます。
どうでしょう、この老け込み方・・・・
享年62歳。この風貌、とても60代前半とは思えません。
青年期の上巻、天才を発揮していくオッピー、
壮年期の中巻、原子力の父と讃えられる絶頂期のオッピー、
晩年の下巻、政治的にも、赤狩りの狂気によっても、更なる原子爆弾開発への
揺るぎない反対表明によっても、栄光から引きずり下ろされるオッピー、
それぞれの表紙のポートレイトが伝えています。
稀代の天才物理学者の人生がどのように翻弄されていったのか、
読み進めます。
「 人類はこのような人間をつくり出せる、という証拠として一生過ごすだけの
価値がオッペンハイマーにはある。」
政治家デビッド・リリエンソールにこう言わしめたオッペンハイマーでしたが。
今週もたくさんのみなさまのご来店に感謝いたします。
紅葉が進んできていますね。
街路樹のナナカマドの実、真っ赤になっているのを目にし始めました。
みなさま、季節の変わり目にどうぞご自愛くださいね。
来週もお待ちしております!!
シール愛ますます・・・
電車通り3丁目の「 大丸藤井セントラル 」 は、素通りできないのです。
なぜなら、1F に シールコーナーがあるからです。
先日の休みの日に、MUJI にて冬物のTシャツ類を買って、ワインショップフジイ
へと向かう道すがら、「 新しいの何か入っているかしら?ちょっと覗くだけ、
チラッと見るだけ寄ってみようかしら・・・」 なーんてルンルンしながら、
微ワクワクしながらシールコーナーへ。
この先も選ぶことはなさそうな絵柄のシールが83%はありつつも、17%の狭い範囲
の絵柄、作風、デザインなどの変化を観察しながら厳選する時間は真剣で、こんな
に熱心にうろうろとチェックするおばさんお客っているのか?
私ヘン?と少し意識しないと言えばウソになりますが( レジカウンターがすぐ横、
2~3人の従業員の方々がいる )、誰もアナタのことなど見てませんて、と気を取
り直し( 正気に戻って )シールラック( 17% )じっくり拝見。
そして今回は、見出し画像のシール中、左と真ん中の2枚の収穫です。
右は以前に購入していたシールで、すでに半分使っているのでしたが、
3種類とも「 SNUG ROOM 」 というシリーズで、種類が増えていたんです!
以前買っていたのは「 BOOK 」で、
今回のは 「 COFFEE 」そして「 WINE 」 。
家に着いて改めてよく見てみて小さな表示に気付き、納得でした。
SNUG :居心地の良い、安楽な、温かくて気持ちよい、いい気持ちになって
こじんまりとした、
という意味だそうで、良い英単語だな。
私の SNUG TIME の必需品=本・ワイン・コーヒー、この3点のシールだった
わけですねー。
まあ、シールになるということですから、この3点は SNUG のためのアイテム
に選ぶ人がたくさんいるということなのでしょう。同志よ!
こんな風に手帳のすみに貼って気分を上げてます♡
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
あたたかな秋の日が続きますね。
初雪が降って、冬への覚悟ができているので、もうそろそろ冷えてきても
いいよ、といいたいような、いやでもあったかくていいじゃないか、とも。
みなさまはいかがでしょうか?
明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2024年10月18日( 金 ) は、パンの日です!
西区役所のまわりには、大きな樹木が結構生えていて ( 開拓時代からの原生樹も
一本堂々と枝を伸ばしている )、でもその割りには目の前が ” 栄通り ” という交
通量のとても多い道路なせいなのか、「 緑が豊かな 」 という印象はぜんぜんない
のでしたが、その中の一番背の高い一本だけが真っ黄色に紅葉中。
栄通り沿いに毎日通勤する私たちに、一番はじめに秋を知らせてくれるような、
良い樹だなぁ。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
丸いプチパン、みなさまの召し上がり方はどんなでしょうか。
4枚くらいにスライスし、焼く。
焼くには、持ち焼き網。
弱めの中火で、アッチッチとやりながら、まだらに焦がす。
まだらに焦がすには、持ち焼き網サイコー。
縁も焦がして。
焼き上がったなら、即座にバターを削っていくつも乗っける。
粗塩をパラパラと振る。
はい、いただきま~す!パクリンコッ!
香ばしい♡ おいし~~♡
最もシンプルで、実に旨しの 「 まだら焼きトースト 」、いかがでしょう?
明日もこんがりと焼けた丸いいパンを山盛りにして、みなさまのお越しを
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2024 シミー書房 展 『 島を見つけに 』
たとえば 味 とか、
たとえば アングル とか、
たとえば 住むところ とか、
たとえば 香り とか、
たとえば 色 とか、
たとえば 難問( ときに人生の ) とか、
たとえば たとえば たとえば、、、、
私たちは、いつだってその時の自分にとっての正解「 これだ! 」 を探しているよう
な気がします。日常業務をこなしながらずーっと考え続けていたりもするし、探すと
う直接行動に出ることもある。
苦戦を強いられ放り投げてうち捨てていたら、全く思わぬところでまるでお告げの
ようにアンサーがヒラリンと降ってくることなんかも、ありますよね。
「 これだ! 」 に出合ったり 「 これだ! 」 が見つかったりするとすぐにわかります。
なぜなら、
こころの中で ” カチリ ” というような音がするからです。
からだ中に ” ひたひた ” というようなしっくりくる心地よさが広がるからです。
その音というのは、鍵穴と正しくセットの鍵が軽々回るような、金庫のダイヤルがぴた
りと合うような、パズルのピースが嵌まるような、「 これだ! 」 というジャストフィ
ットな音であり、安堵と開放感で浮き立つような軽やかさであります。
と、ここまで書いた 「 これだ! 」 についてのあれこれを、ただ一行で表現してみせて
くれるのがシミー書房のお二人なのでした。
『 島を見つけに 』
創作するということは、正解のない世界でこだわり続け、ただ一つの極点を探しながら
到達しようとするプロセスのことではないでしょうか。
創作活動も、日常生活も、そして人生も、
悪天候も凪もあり、海流も岩礁もありありの大海原に、
船に乗って
筏に乗って
波に揺られ
櫂を漕いで
自分だけの ” 島 ” を見つけに行く、それはワクワクドキドキの冒険なのでは?と。
穏やかな秋から日に日に冬へと向かう11月、
今年もシミー書房をお迎えできますことを、こころから嬉しく光栄に思います。
シミー書房・新明史子 岡部亮のお二人がワクワクの航海で探し当てた 「 島 」 は
一体どんな島であったかを、お披露目くださいます。
楽しみでなりません。
みなさま、ぜひパスキュー島に上陸し、ときめきの作品の数々を堪能してください。
パスポートなど要りません。
いつものように、どなたさまも大歓迎でございます。
シミー書房 展 『 島を見つけに 』
2024年 11月 5日 ( 火 ) ~ 17日 ( 日 )
12時開店 19時閉店 ※ 11日( 月 )定休日
Pasque island パスキューアイランド
札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F
TEL 011-215-9331 / 地下鉄東西線 西18丁目駅4番出口徒歩3分
2024年10月6日 日曜日、pm6:48
by Shimmy Books
10月がスタートしました。
「 う~~さむっ! 」 のちょっと手前の、
晴れの日などは至福の気持ちよさにのびのびイキイキしてくる
なんとも貴重で短いこの時期。
今日のような最高の晴れた日曜日、みなさまどんな風に過ごされましたか?
シミー書房の10月のカレンダーの彼女の佇まいに、この貴重な穏やかな秋日和の
落ち着きとリラックスを感じ、眺める度にほっとして、背筋も伸びる思いです。
今週も、たくさんのご来店を感謝いたします。
ああ、この良い季候がもうすこし続きますように。
みなさま、どうぞご自愛ください。
来週も元気にお待ちしております!!
ヒューマン ポジション / a human position
今朝シアターキノにて。
静かで、穏やかにゆっくりで、優しく美しい。
大きな声も、大きな音も騒音的なざわめきもなく。
白夜の国ノルウェーの港町の湾を見晴らす坂道、風が吹き抜ける街路樹。
看板、のぼり旗、ゴミ、自動販売機 e.t.c. 一切無しの感嘆符の町並み。
柔らかなグレイッシュなパステルトーンで無造作にしつらえられている住居空間。
主人公アスタは二十代後半くらいの女性で、最愛のガールフレンドのライヴと、
仔猫とともに暮らしている。
過激さ、派手さ、強さや正義などを強く打ち出す傾向が依然主力の映画界にあって
この作品は、いってみれば異端に近いかもしれません。
詩的とも違う、全編に流れている繊細さを、何という言葉で表したらよいのだろうと
観終わって思い巡らせてみると、
ああ、これは人の心の微妙な揺らぎや動きなのでは?
日常生活って、言葉では言い表せないとても内面的な気持ちや感じの連続で成り立っ
ているものね、なるほどそんな意識の流れの表現かもしれません。
アスタはどうやら病気だったようだ、ようやく治ってきて新聞記者と
して職場復帰したばかりのようだ、ライヴに何かと支えてもらいながらも自分なりの
仕事での新たな視点を見逃さずにゆっくりとでも確かに歩いて向かい始めたようだ、
と感じ取りながら、さらに自分の生活にも想いを馳せながら、
「 ゆっくり行こう。大丈夫。」
そう共感できるのでした。
しっかりと芯のあるメッセージは、美しさやしゃれっ気や柔らかさの中に無言で
伝えられるのですね。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
今私は、人参千切りサラダ( キャロットラペ?っていうのかな ) をたんとのせた
プチパンのトーストを毎朝うまうま♡と頬張っております。
秋にはカロチンもたっぷりですよね~~
明日もこんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!