毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
ワインラヴァーを自覚し始めた時に
気がついたら私、立派なワイン好きになっておりました。
何でも同様だと思いますが、
好きになっていけばいくほどにその対象が何であれ、奥深さを感じ
ざるを得なくなりますよね、実際奥深いんですが。
ワインの世界も相当に広く深い森・・・・
どこか入り口なのだろう?
どっちに行ったらいいのだろう?
もっと進むとどんな風景、場所、空気が待っているのだろう??
などなど、ホント、ビビリの迷子!
なぜビビリますか?
はい、それは、その森には、美しくも厳しい魔女が何人もいてですね、
「 おっとお待ち!ここから先へと進むには、かれこれこんくらいの
入場料を支払ってもらわなければダメダメよ~~( ニヤリ )。」って
通せんぼしてくるからなのです。
ワインって正直に味と価格が正比例な飲み物、深い森をさらに進もうにも
そんな入場料は払えない、でも納得のお気に入りの方向へと進みたい出会いたい!
えーん、じゃあどうしよう?!
ワイン初心者の私は、壜とそのラベル ( ワインの世界では ” エチケット ” って
言うらしい ) で選んだり、勘で選んだり、説明書きを読んでもどれも似たような
説明ばっか、と思いながら選んだり、もちろんお値段でも。
なんというか、定まらない感じが、なんというか落ち着かないのでありました。
そういう人はやっぱり沢山いらっしゃるんですね。
そんな人達を 「 ワイン迷子 」 と名づけ、さらに銘柄や値段以前に、自分がどんな
ワインが好きなのかがわかっていないさらに多くの 「 インナー迷子 」 達の
ただひとつのシンプルな願い=「 おいしいワインに出会うこと 」を叶えていく為
のガイドブックが、本日ご紹介のこの本なのです。
ワインガイドブックは数あれど、この本の基本はズバリ・家飲み!
「 自分の好みを把握しておくこと 」
「 最低限の知識 」をもつこと
この2点に特化して、実に解りやすく丁寧にレクチャーしてくれます。
著者は、ワイン&フード ジャーナリストとして活躍しておられる女性ですが、
元・ワイン迷子。実体験をもとに書かれているので、
至れり尽くせり、痒いところに手が届く実に上手い構成も納得です。
オススメの価格帯設定も、1000円台~3000円前後で、程よいところ。
葡萄の品種、世界中のワイン産地を把握でき、もう森の魔女にも怖じ気づく
こともなし ( かな?笑 )、少なくとも無駄に迷わずに挑戦できるのは
楽しい限りですよね。
さあ、本日も台所にて晩ご飯のおかずをこしらえながら、至福の立ち飲み
一人アペロの時間です。
そして、明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
私は、実はワインのアテには、数日たったハード系のパン一切れっていうのが
一番好きなのです、ホントよ!噛むと粉の味がする素朴なパンの、ちょっと
固くなったくらいなのが最高です。
グラハムパン、向いてます。ワイン派のみなさま、お試しを~~
こんがり焼けた丸いプチパンを山盛りにして、
明日もご来店お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen