ジャズライブ ありがとうございました!



昨日からぐっと気温が下がり、空寒い札幌です。

夜から小雪が降り始め、明けて今朝。

窓の外は、その小雪が、溶けずにさらさらと白く粉を振ったようにうっすらと積もり、

どんよりとした黒い空の色と相まって、水墨画のごとき渋い雪景色でした。

いよいよ冬なのですね。ううー寒いっ。

そんな寒さの中、今年最後のジャズライブにご参加くださったみなさま、

本当にありがとうございました。

秋のライブから、飲み物の選択肢がひとつ増えまして、


① ワイン 赤 or 白、

② ストレートリンゴジュース

③ 温かいお茶


と、3種類にも ( 笑 )!! なったのでした~ ちなみに昨夜のお茶は、

一保堂の茎ほうじ茶でした。

お茶、濃すぎなかったか、温度は大丈夫だったか、ちと心配なのですが、

お茶を選ばれる方が結構いらっしゃって、選択肢を増やしてヨカッタな、とは思います。


昨夜の演目をご紹介しましょう。


・Can can Blues

・Fee Fi Fo Fum ( Speak no Evil )

・Alice in wonderland

・They say it's wonderful

・Autumn leaves

・Stand by me ( Encore )


以上の6曲でした。

一曲目。

これは、大関智也のオリジナル曲です。

「 JAZZ CLUB ラッパかんかん 」 のための威勢の良いブルースで、大関さんらしい

テナーサックスならではのドスの効いたフレーズが印象的。



二曲目の 『 フィー ファイ フォー ファン 』 というおかしなタイトルのチューンは、

ウェイン・ショーターの 『 スピーク ノー イーブル 』 というアルバムに入っている

ウェインのオリジナル曲ですが、フィーファイフォーファン というのは、なんと 

” ジャックと豆の木 ( ご存知ですよね、あの昔話 ) ” の大男の名前なのだそう!

のっしのっしと歩く大男の足音のイメージの曲なのでした。


三曲目も聞き覚えのある方もいらっしゃったのでは?

『 アリス イン ワンダーランド 』 そう、不思議の国のアリス、という曲です。

三拍子のワルツで、ビル・エヴァンスも弾いています。

エヴァンスの手にかかると、この曲の可憐さ、可愛いさが軽やかに表現されていて

ほっとため息が出るくらいなのでしたが、テナーサックスとウッドベースでのアリスは

曲調の味わい深さがはっきりと伝わってくるようで新鮮でした。そしてやっぱり

なかなかチャーミングでしたね。


『 ゼイ セイ イッツ ワンダフル 』

この曲といえば、「 JOHN COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN /( impulse ) 」の

オープニングの心とろけるような名演がよぎるのですが、昨夜は時間制限上・笑、やや

短め演奏の、オオゼキ AND コバヤシ でした。


最後、締めの大番は 『 オータムリーブス / 枯葉 』。

今までの4曲は聴いたことないな、であったかも、ですが、最後のこの曲は、キタキターーッ

という感じでしょうか。

アップテンポの 『 枯葉 』 はノリの良さ最高で、

テナーはテナーの音を、ベースはベースの音を、二つの楽器が実にいい音を出してました。

本当にいい音!

” 楽器が鳴る ” という言い方をするようですが、昨晩の二人の楽器は鳴ってましたねー!!

お腹にぐんぐん響き、弦がしなるベースソロに酔い、ブイブイとドスを効かせるテナーに

耳を澄まし、二人の掛け合いに心奪われた小一時間の締めでした。



さてさて、昨夜はちょっとしたサプライズ!!もあったのでした。

大関・小林デュオの  ” ライブ アット パスキューアイランド ”  も、お陰様で3年目。

小さな雑貨店での、まったくの手探りでスタートしたジャズライブでしたが、

ご参加くださる皆様のおかげでここまで続きました。

本当に感謝しております。

その感謝の気持ちを込めて、昨夜は最後に、大関智也が歌いました。

ベン・E・キングが歌い大ヒット、映画化もされて記憶に残っている方も多い

『 スタンド バイ ミー 』 です。

笑いと驚き、そして温かいご参加の皆様の手拍子とともに、大関のスタンドバイミーが

やけに楽しそうで、ベーシストもやっぱりとても楽しそうで、

( ウッドベースのスタンドバイミーはちょっとレアですよー )

みなさま、ちょっと幸せになって家路についていただけたかな? と思いました。



2016年のジャズライブは、これにて終了です。

いつも応援してくださるレギュラーのみなさま、そして、勇気を出して初参加してくださった

みなさま、お忙しい中かけつけてくださったみなさま、

全てのご参加者さまに、重ねてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

小林さん、大関さんも、お疲れ様でした。

( 来年もまた、さらにいい演奏を頼みまっせー。 )



2017年は、1月に新年ライブを予定しています。

ぜひ聴きに入らしてください、心よりお待ちしております。







「 STND BY ME 」

When the night has come

and moon the only light was see

no I won't be afraid

no I won't be afraid

Just as long as you stand by

Darling Darling

Stand by me

Stand by me


夜がやってきた

俺達に見えるのは 月明かりだけ

怖くない 怖くない

おまえが傍にいてくれれば

怖くないよ、ダーリン

傍にいて、傍にいて







































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