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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

水星と土星の接近 観望記録(2/25)

2025年02月26日 | 水星
水星と土星の接近観望記録で~す。

 水星と土星の離角は1°26′(満月3個分)なのでなかなか見応えのある接近イベントなのですが、日没30分後の高度はわずかに5°です。そこから水星没までは約30分… かなりタイトなイベントです。

 このような日没後のイベントはいつも時間とのたたかいなので事前に観望メモを作成して出かけてます。今回のメモはこんな感じでした~。φ(.. )

〈日没-17時26分 水星:-1.2等、土星:1.1等〉
・17時26分 水星磁方位260° 高度11°←水星可視
・17時36分 水星磁方位262° 高度9.2°
・17時46分 水星磁方位264° 高度7.4°←土星可視
・17時56分 水星磁方位265° 高度5.6°
・18時06分 水星磁方位267° 高度3.8°←天文薄明開始
・18時16分 水星磁方位268° 高度1°←観望終了
*磁方位はコンパスグラスで確認してます。20年前に購入したモノですがコンパクトで視認性も高いので重宝しています。

 さて、今宵の水星は光度が-1.2等もあるので日没時には肉眼でラクラク見えるよね~と思ったのですがこのような天気だったので双眼鏡でも見つかりませんでした。

 帰宅後に画像を確認したところカメラが水星を捉えたのは17時47分でした。

2025/2/25 17h47m07s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO200 f/6.3 1/15sec

 天気が良ければ土星も見え始める時間ですが水星も眼視では見えずあきらめムードがよぎった直後…

2025/2/25 17h53m19s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO640 f/5 1/10sec

 17時55分、双眼鏡で水星発見です! キラキラ輝いていてこんなに明るいのになぜ見つけられなかったのだろう?と思うほどでした。惑星なのにまるで恒星のように輝いています。かなり明るいぞ~

2025/2/25 17h57m01s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1600 f/6.3 1/13sec

 と思ったのもつかの間… 水星は雲に隠れて、入れ替わるように土星が見えてきました。トホホ…

2025/2/25 18h00m09s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1600 f/6.3 1/13sec

 この土星もすぐに雲に入ったので、水星と土星が接近している様子は撮れなかったな~と撮影中は思ったのですが上の写真をよ~く見たら、かすかですが水星が写っていました! で、露出補正をかけてみたらそこそこ見えるようになりました~。さすが -1.2等級! 雲越しでもしっかり写ってます。↓

2025/2/25 18h00m09s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1600 f/6.3 1/13sec
 最後の最後で幸運の女神さまが微笑んでくれたようです。「幸運の女神は常に準備している人にのみ微笑む」という言葉がありますがこれはフランスの細菌学者パスツールの言葉が元のようです。

 メモメモφ(.. )
*パスツールは自身が学長に就任した大学の開設記念式典のスピーチで「(デンマークの物理学者ハンスが電磁気作用を発見したエピソードに言及して)…偶然だと仰るかもしれませんが、思い出しましょう、観察の分野では準備のできている精神だけを好む(幸運は用意された心にのみ宿る)のです…」と述べたそうです。

 深いですね~! この言葉、天体観望にも通ずるところがあるように思います。偶然は準備のできていないものには微笑まない…ということですかね~。肝に銘じておきます。

本日のラストフォト! 水星と土星の大接近~自宅で確認したら偶然写っていたフォトです

2025/2/25 18h00m51s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1600 f/6.3 1/10sec

 撮影中は土星と水星の接近を撮れなかった…というガッカリ感満載でしたが、金星から天頂の木星、それに続く火星がキレイに見えたので600mm望遠でスナップショットを撮りました。で、写っていた水星と土星も並べて五惑星の集合写真を作ってみました~。

火水木金土~集合写真!

2025/2/25 17h57m~18h03m D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO640~1600 f/6.3 1/10~1/40sec トリミング

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ich)
2025-02-26 22:44:11
晴れスターさん
 2月25日夕の水星と土星の接近、見事に写真に納められましたね!薄明の中、1等級の土星と雲中の水星は難物だったことと思います。暖かい夕方だったので、私は「地球も入れて8惑星一気見」に挑戦しました。家のベランダからの観望で写真は割愛しました。水星は程なく望遠鏡のファインダーで見えましたが、土星は自動導入の視野をじっと見てかろうじてボヤンとした円形がわかりました。環はなかった…。海王星は、薄明の低空8等級で見えませんでしたね!天王星は双眼鏡で見つけ、金、木、火星と地面を見て7惑星でした〜。
 その後、ミューロンの光軸合わせをしました。晴れスターさんのやっていた「惑星カメラの画面に映す」でやったらすごい効率良くできました!すぐ木星を撮りましたが、少し解像度が上がったかな…という気がします。
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7惑星観望 (晴れスター)
2025-02-27 01:34:08
ichさん
 おー! 7惑星観望おめでとうございます。素晴らしいですね!惜しくも薄明の海王星は見えなかったということですが全惑星コンプリートはなかなか難しいですよね。私も過去(2022.6.20)に全惑星イッキ撮影ミッションにチャレンジしたことがありましたが手動導入だったため薄雲に阻まれて海王星・天王星・水星を取り逃がしてしまいました。曜日天体(月火水木金土)集合写真は2016年2月7日に対角魚眼で撮影してますが「地球も入れて8惑星一気見」はまだ挑戦したことがなかったので「見たい天体現象リスト」にメモさせてもらいました~。
 ミューロンの光軸合わせ成功ですね。光軸合わせの効果は好気流の時ほど顕著に現れると思いますよ。今後の惑星撮影が楽しみですね。水星と土星の接近撮影中に思いのほか気流が良いことに気付いて帰宅後に火星の撮影を行いましたが期待したほどの気流ではありませんでした。天気情報を見ると三寒四温が始まる予報なのでそろそろ高層気流にも季節の変わり目が訪れそうです。突発的な好気流の到来に期待です。
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