晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

金星と月の接近

2022年06月26日 | 水星
今朝の雲量は7~8でしたが雲間から金星と月の接近が見えました~。
撮影時月齢は26.6、輝面比 0.10、金星との離角は約5°でした。(photo


 さて、水星はどうでしょう? 肉眼では全く見えませんが、双眼鏡で探すと… かなり低いところにありました~。(photo

2022.6.26.03h32m04s f70mm f2.8 1/100sec ISO1600

 水星の光度は-0.3等、撮影時の高度は5°でした。さすがマイナス等級になると
薄雲があってもしっかり写りますね。とは言っても、時刻は市民薄明が始まる
時間です。刻一刻と空は明るくなり、あっという間に輝きを失っていきます。(photo

2022.6.26.03h37m56s f55mm f2.8 1/50sec ISO1600

 今後、水星は高度を下げますが、光度は徐々に増して7月4日にはマイナス1.0等級に
なるので、天気が良ければ数日は観望できますね。(^^)/ そして、明日は…

2022.6.26.03h40m50s f170mm f5 1/125sec ISO1600(photo

 以前「2022年見たい天体現象」で紹介した「有明の月と金星、水星の接近」です。そして明後日は新月31時間前の究極に細い有明の月が見える日です。明日、あさってと仙台では北上した梅雨前線の名残が停滞して不安定な天気ですが、空の具合を見ながら撮影を試みることにしましょう。


6月27日「有明の月と金星、水星の接近」(2021年11月18日のブログより→blog

 こちらは月を挟んで2つの惑星が並ぶ現象です。月の両側に明るい惑星が並ぶと写真的に
はとてもフォトジェニックでいいなあといつも思っています。晴れスター的には月と惑星
の接近の中でもおすすめの一品です。


「2022年に見える細~い月(有明の月)」(2021年11月14日のブログより→blog
 2022年新月前日  月出 太陽出 月高度 
 6月28日(火) 03:06 04:14 10.668° 

 新月まで  輝面比 月齢
 31時間18分 0.0155 28.3
  

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2 コメント

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月と金星,水星 (ich)
2022-06-27 12:42:19
晴れスターさん
 ここのところ曇る日が多く,明け方も不安定の中,今度は水星までバッチリおさめられました。朝焼けの中,きれいですね。都合が合わずにここ数日は明け方起きようとはできなかったのですが,明日早朝の新月直前は挑戦してみようと思います。さて,梅雨時だといつ遠征しようか,できるか悩むところですが,空梅雨気味なら7月中に行けないかなぁと思っています。前回晴れスターさんは22時頃でもかなり上った天の川を撮られていたので,参考になりました。
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関東甲信梅雨明け (晴れスター)
2022-06-27 16:29:27
ichさん
 今年の梅雨は空梅雨気味で東北南部の降水量は平年の46%(いまのところ)らしいのですが、その割には曇る日が多く残念な日が続いていますね。関東甲信・九州では梅雨明けしたようですが、東北地方はまさに梅雨末期の不安定な天気が続いておちおち望遠鏡も出せない状態です。昨日の早朝は、雲量7~8でしたが、ISSの好条件通過を撮影しようと待っていたときに前触れもなく急に雨が降り出して超慌てました。庭の赤道儀ピラーにかぶせてある望遠鏡カバーを急いで剥がしてかぶせたので何とか難を逃れましたが、30cm主砲とPC2台をダメにするところでした。(笑)
 明朝の有明の月を撮影したいところですが、天気は良くないようですね。太陽系家族写真もリベンジしたいところですが週間天気を見るとどーも無理のようです。東北地方も一気に梅雨明け!なんてことは絶対ないのでしばらくは雲の底を見上げる日が続きそうですね。
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