紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の初観望記録です。
結論を先に言うと…まったく見えなくて、写真も撮れませんでした~。トホホ…
観望に出かけたのは9月30日未明のこと、天気が良くなる気配がないので晴れ間を探して遠征することを決めたのは昨日で、遠征先は天気と疲労対効果を考えて陸前高田の箱根山展望台にしました。
02時に出発して三陸道を順調に北上していると道路表示の電光掲示板に「9月30日から夜間工事のため区間通行止」の表示が… なぬ~、これから下道では間に合わないぞ~、と思ったのですが…
冷静に考えると、今現在は9月30日で時間的には夜だけど…9月30日の夜間工事は今日の日没以降のことなのでセーフです!ふう、箱根山展望台(標高447m)には03時45分頃に到着しました。
で、こちらが展望台からのファーストショットです。高度6°付近まで雲がありました。
2024/9/30 04h07m47s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f40mm F2.8 ISO3200 5sec
結局、その雲がおじゃまで紫金山・アトラス彗星はまったく見えません。
2024/9/30 04h20m45s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f70mm F2.8 ISO6400 5sec
空は航海薄明になりました。雲がなければ3等級のほうき星は十分写る明るさですが、
2024/9/30 04h29m56s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f40mm F2.8 ISO3200 2sec
雲がその位置を変えることはなかったので、早めの撤収となりました。
2024/9/30 04h37m30s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f70mm F2.8 ISO1600 2sec
本日のラストフォト、空に見えるのは寂しげに傾く二十八夜月(月齢26.7)だけでした。
2024/9/30 04h52m15s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f70mm F2.8 ISO1600 1/30sec
紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の見かけの位置は日々太陽に近づいています。日の出前に見えるビフォー・サンライズの姿を見たいところですが、そのチャンスはあと数日です。
その後、紫金山・アトラス彗星が日没後の西の空で見えるようになるのは10月12日以降ですが、10月9日には前方散乱効果で光度が-4~5等級になって昼間の空で見える可能性があると言われているのでこちらも要チェックです。
さて、日々注目されている紫金山・アトラス彗星ですが、その話題が霞んでしまうほどのビッグニュースが本日飛び込んできました。「数日前にATLASサーベイで発見された彗星(仮称:A11bP7I)がサングレージング彗星で発見時の明るさから推測して池谷・関彗星(C/1965 S1)のように明るくなる可能性がある」とのことです。(参照→SpaveWeather.com)
池谷・関彗星(C/1965 S1)は白昼に-10等級で見えたというグレートコメットですが、仮称:A11bP7I彗星は同じ距離で池谷・関彗星よりは少なくとも4〜5等分は暗いのでやや小降りのようです。それでも肉眼彗星になる可能性は十分あるようなので期待したいですね。
A11bP7I彗星の観望好機は10月下旬から11月上旬のようです。今後の情報を待つことしましょう。
結論を先に言うと…まったく見えなくて、写真も撮れませんでした~。トホホ…
観望に出かけたのは9月30日未明のこと、天気が良くなる気配がないので晴れ間を探して遠征することを決めたのは昨日で、遠征先は天気と疲労対効果を考えて陸前高田の箱根山展望台にしました。
02時に出発して三陸道を順調に北上していると道路表示の電光掲示板に「9月30日から夜間工事のため区間通行止」の表示が… なぬ~、これから下道では間に合わないぞ~、と思ったのですが…
冷静に考えると、今現在は9月30日で時間的には夜だけど…9月30日の夜間工事は今日の日没以降のことなのでセーフです!ふう、箱根山展望台(標高447m)には03時45分頃に到着しました。
で、こちらが展望台からのファーストショットです。高度6°付近まで雲がありました。
2024/9/30 04h07m47s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f40mm F2.8 ISO3200 5sec
結局、その雲がおじゃまで紫金山・アトラス彗星はまったく見えません。
2024/9/30 04h20m45s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f70mm F2.8 ISO6400 5sec
空は航海薄明になりました。雲がなければ3等級のほうき星は十分写る明るさですが、
2024/9/30 04h29m56s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f40mm F2.8 ISO3200 2sec
雲がその位置を変えることはなかったので、早めの撤収となりました。
2024/9/30 04h37m30s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f70mm F2.8 ISO1600 2sec
本日のラストフォト、空に見えるのは寂しげに傾く二十八夜月(月齢26.7)だけでした。
2024/9/30 04h52m15s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f70mm F2.8 ISO1600 1/30sec
紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の見かけの位置は日々太陽に近づいています。日の出前に見えるビフォー・サンライズの姿を見たいところですが、そのチャンスはあと数日です。
その後、紫金山・アトラス彗星が日没後の西の空で見えるようになるのは10月12日以降ですが、10月9日には前方散乱効果で光度が-4~5等級になって昼間の空で見える可能性があると言われているのでこちらも要チェックです。
さて、日々注目されている紫金山・アトラス彗星ですが、その話題が霞んでしまうほどのビッグニュースが本日飛び込んできました。「数日前にATLASサーベイで発見された彗星(仮称:A11bP7I)がサングレージング彗星で発見時の明るさから推測して池谷・関彗星(C/1965 S1)のように明るくなる可能性がある」とのことです。(参照→SpaveWeather.com)
池谷・関彗星(C/1965 S1)は白昼に-10等級で見えたというグレートコメットですが、仮称:A11bP7I彗星は同じ距離で池谷・関彗星よりは少なくとも4〜5等分は暗いのでやや小降りのようです。それでも肉眼彗星になる可能性は十分あるようなので期待したいですね。
A11bP7I彗星の観望好機は10月下旬から11月上旬のようです。今後の情報を待つことしましょう。
紫金山-アトラス彗星を陸前高田まで見に行かれたのですね。私もヤキモキしていたのですが、今朝(10/1)薬莱山に行って撮ることが出来ました。晴れスターさんもどこかでご覧になれましたでしょうか。
と言っても眼視では双眼鏡でも見えませんでした。見えてないけどとりあえず自動導入で向けた望遠鏡のシャッターを切って見たら写っていてびっくり!結局最後まで眼視では見えずに残念。夕天に回って来たら再挑戦ですね。薬莱山は初めて行きました。そこそこ見えて1時間ほどで着くので冬季は良さそうです。かつては泉ヶ岳もあれくらい見えてたのになぁ。
おー、薬莱山で観望いいですね!きっといい写真が撮れたことでしょう。私は遠征疲れで今朝はご近所でお気楽観望をしていました。眼視はもちろん双眼鏡でも(穴が開くほどの勢いで覗いたのですが)見えませんでした~。薬莱山でも見えなかったのであれば当然見えるはず無いですよね。
で、私も画像を確認したら写っていたのでブログにまとめました。画像として写ったC/2023 A3はビックリするほど小さかったので西の空にまわってからのアフター・サンセットに期待ですね!