ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

ウサギとカメ

2018年09月30日 | ノンジャンル
童話には、様々な教訓や示唆があるが、
それをどう捉えるかも人それぞれである。

ウサギとカメでは、一般的には油断は禁物、
コツコツと地道な努力の積み重ねが大事
といったところだろう。

ウサギも相手がカメなので油断したのであり、
同じウサギ同士の競争なら、初めから
最後まで全力疾走だったろう。

油断を戒めることはできても、ウサギを
責められるほど、出来た人間ではない。

断酒というのは無論、カメの行き方で、
毎日コツコツと地道に飲まない日を
重ねていくしかない。

一年止めたから、1日くらい飲んでもいい
ということが出来ない。

つまり、ウサギの油断も行き方も出来ない
事になる。

しかし、生き方となれば、どちらでも良い。
倦まず弛まず、マイペースで毎日をしっかりと
重ねていくのも良し、集中的にエネルギーを
消耗して、充電時間をたっぷり取るのも
良しであろう。

コツコツの方が規則正しい生活で、
心身の健康には良いだろうが、
倦怠の傾向が顕著となる。

不規則で波乱に富んだ生活は体調に
良くないが、倦怠とは無縁である。

平凡と特別、あるいは波乱という事に
なるが、いずれであっても、その人の
生き方という点では良しという事だ。

過信と驕慢を廃し、波乱を生きる
というのが、今の私だろう。

油断せず、ともかくも今日を精一杯
という事だ。

勝敗はともかく、ウサギもカメも
ゴールはしたのである。
そこを見逃してはならない。