ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

視点

2018年09月15日 | ノンジャンル
芸能人や人気商売の人は、世間に顔が知られて
いる以上、事件やスキャンダルが大々的に
取り上げられる事は仕方がない。

一般の人ならニュースにもならないような事でも
まるで大事件のように扱われる。
そしてそれが生計を立てている仕事を失う
ことにもなる。

我が身は凡人で良かったと思うが、今回の
飲酒運転、ひき逃げ事件では、後に事故の
様子の動画を見て違和感を感じた。

どの番組も突っ込んでくる車両と、事故後
加速して逃走する点を強調していた。
飲酒運転については、我が身を振り返れば
偉そうな事は言えない。

事故こそ起こさなかったが、よくぞ事故を
起こさなかったものだと、思い返せば
冷や汗が出ることも多かった。

もし同じように事故を起こしていたなら、
逃げていたろうとも思う。

飲酒運転で事故を起こして、ひき逃げするなど
運転手が100パーセント悪いに決まっている。
ひかれた人達が軽傷であったのが幸いだったが、
その場にいた他の人達が、何も無かったように
普通に横断して行く姿の方がゾッとした。

一人は自転車ごと倒され、一人は歩行者で
同じく倒された。
側にいて、事故に巻き込まれなかった人達は
倒れた人達を見ながら、そのまま横断して
いった。

私はむしろ、その場面に薄ら寒い思いをした。
同時に、人の視点を操作することの容易さが
見て取れた。

事故そのものよりも、ある意味すごいなと
感じた場面であった