ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

つながり

2018年09月07日 | ノンジャンル
私が自身のアルコール依存症を認めたくはなくとも
疑い始めた頃、ネット上でいろいろと検索してみたが
関連サイトは非常に少なかった。

医療関係を中心にしていたせいかもしれない。
それでもそこでヒットしたクリニックが心に
残っていて、いざとなればそこに駆け込むつもりで
いたが、はたして、そこに通院することとなった。

ワンクールを終え、自身の体験をまとめようと
し始め、その年のうちにまとめ終えたのが、
トップにおいてある「記憶の跡」。

その後の経過と所感を綴ろうと始めたのが
このブログである。

以来、ネット上でもアルコール依存症や断酒に関する
サイトが徐々に増えていった。
今の状況を見れば、ひと時代を隔するかの感がある。

そうしたサイトの中でも、草分けともいえるのが
Jさんのホームページだった。
それを知ったのは、このブログを始めて後の事で
あるから、私の断酒とは直接関わりはなかったが、
Jさんとは面識こそないものの、その見識に共感し、
互いにリンクを貼りあう事ともなった。

残念ながら、先行きの管理、維持の問題で先日
閉鎖されたが、そのホームページや掲示板を
断酒の励みとされた方は多く、閉鎖を惜しむ声も
多かった。

例会は言いっ放しの聞きっ放しだが、掲示板
となると意見交換や、それに必然として反論や
批判が出て、いわゆる荒れる、炎上するといった
事態もたびたびあったが、常駐はできないとはいえ、
管理人のブレない信念がそれを収束させてきた。

Jさんのホームページに恩があるという人は、
その恩を、どう送るかが恩返しとなると信ずる。

自身が、断酒を継続していくのも良し、自身の
体験を公開するのも良し、新たな掲示板で、
初心者を励ますも良し、自助グループで
現実に自他共の断酒を奨励していくも良し
なのである。

今、アルコール依存症や断酒関係で検索すれば、
驚くほど多くのサイトがヒットする。

ネット断酒というものに対しては、私は基本的に
否定的な方に傾いているが、現実にそれで断酒を
継続できているなら、無論そのケースを否定は
しない。

断酒というものに仮想も虚構もない。あるのは、
あくまでも現実の事実のみだからである。