9月に入り、今年も3分の2が過ぎたことになる。
西日本では直下型の地震があり、集中豪雨があり、
台風も2度まで直撃という災害に見舞われた。
深夜には北海道で強い地震が発生しと、被害の復旧が
まるで追いつかない状況が続く。
事故となれば責任の所在が明らかにできるが、
災害となれば、不可抗力となり、何を責める
こともできない。
天の怒りだとか、自然の人間に対するしっぺ返し
だとかいうくだらない話はともかく、地震や台風、
噴火や大雪などは、生命の惑星である地球の
息吹である。
構造物で言えば、その息吹に逆らって作られたもので
ある以上、劣化や破壊はまぬがれない。
災害とは、人間が自然に逆らって築いたものの
崩壊であって、自然界では害でも何でもない。
台風がやってきて、普段は平穏な国土が搔き乱され、
大きな被害が出た時には、天災となり、鎌倉時代の
蒙古襲来という国家存亡の危機に、台風が2度迄も
その船団を壊滅させた時には、天祐となる。
いずれも、人間の勝手な都合と解釈に過ぎない
のである。
復旧とは、単に元の状態に戻すことではなく、
地球の息吹というものを新たに感じ、傲慢でもなく、
謙虚でもなく、その息吹のままとはということを
考え、具体化していくことである。
とまれ、残念ながらお亡くなりになった方々には、
祈りを捧げるしかない。
見上げた空は、何事もなかったかのように
秋の息吹が広がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/96/08ebf0af7d5429eb647825107e63fc61.jpg)
西日本では直下型の地震があり、集中豪雨があり、
台風も2度まで直撃という災害に見舞われた。
深夜には北海道で強い地震が発生しと、被害の復旧が
まるで追いつかない状況が続く。
事故となれば責任の所在が明らかにできるが、
災害となれば、不可抗力となり、何を責める
こともできない。
天の怒りだとか、自然の人間に対するしっぺ返し
だとかいうくだらない話はともかく、地震や台風、
噴火や大雪などは、生命の惑星である地球の
息吹である。
構造物で言えば、その息吹に逆らって作られたもので
ある以上、劣化や破壊はまぬがれない。
災害とは、人間が自然に逆らって築いたものの
崩壊であって、自然界では害でも何でもない。
台風がやってきて、普段は平穏な国土が搔き乱され、
大きな被害が出た時には、天災となり、鎌倉時代の
蒙古襲来という国家存亡の危機に、台風が2度迄も
その船団を壊滅させた時には、天祐となる。
いずれも、人間の勝手な都合と解釈に過ぎない
のである。
復旧とは、単に元の状態に戻すことではなく、
地球の息吹というものを新たに感じ、傲慢でもなく、
謙虚でもなく、その息吹のままとはということを
考え、具体化していくことである。
とまれ、残念ながらお亡くなりになった方々には、
祈りを捧げるしかない。
見上げた空は、何事もなかったかのように
秋の息吹が広がっている。
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