ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

台風疾駆

2018年09月04日 | ノンジャンル
かなり強い台風が阪神を通過するとのことで、
早朝から家のベランダを片付けて、車で出社した。

結局、公共交通機関は全面的にストップ。
地上に出ない路線の地下鉄のみ運行。

昼過ぎにピークを迎えて、強風でビルが揺れる。

剥がれた板状の破片やビニールがビル街に舞う。
幸いビルのガラス面は無事だった。

陸地に近づいて加速した台風は、数時間で
通過していった。
疾駆と呼ぶにふさわしい速さであった。

長時間にわたって強い風雨の,のろのろ台風で
あったなら、被害状況は随分変わっていただろう。

ビルに叩きつけられる雨は、洗車のジェット水流の
ようだった。

揺れ続けるビルには閉口したが、何となく
スッキリした。

夏の名残を吹き飛ばし、洗い流してくれたような、
そんな気がしている。