ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

複合型高齢者介護施設開設 その2

2013年03月05日 | 行政改革
21年9月議会で全会一致で特別養護老人の整備を求める決議をしたことは昨日お知らせしました。
決議に至った時の議事録です。  ↓

◆(小泉芳雄) それでは、発議第11号 特別養護老人ホームの整備を求める決議の提出について、提案理由を申し上げます。朗読をもって提案理由にかえさせていただきます。
     (発議案朗読)
 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(岡本善徳) 以上で提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を許します。
 質疑ありませんか。
 広瀬明子君。
   
◆(広瀬明子) それでは、発議第11号 特別養護老人ホームの整備を求める決議の提出について、若干の質疑を行わせていただきます。
 まず、特別養護老人ホーム施設をつくるとなると、介護保険料、一月1人260円ぐらいのアップになるということが6月議会での当局の答弁でありました。そういうことも当然了解した上での今回の発議になっているのかどうか、お聞かせください。
 次に、いつごろまでの整備を希望されているのか。この決議文面からだと、いつというのが入っておりません。そうすると、当局の、やります、検討しますで終わってしまう可能があるあるんですけれども、いつごろまでにということを文面に入れなかったのは、何か理由があったのでしょうか。それについて説明をお願いいたします。
 次に、大体何人ぐらいの規模のものを想定してこの決議は行われるものなのでしょうか、お示しください。
 あと、この文面の中に、「元町、中町地区に特別養護老人ホームを」と書いてあるんですけれども、これは元町、中町、それぞれの地区にという意味なのか、あるいは元町と中町ひっくるめてつくってほしいという要望なのか、教えてください。
 あともう1点、今回、私はこの趣旨そのものにはおおむね賛同はしているんですけれども、今言いましたような数点についてわからないことがあるので、あえて名前は連ねないで、本日この場で質疑という形をとらせていただいております。よくよく見ましたら、私以外に、小泉議員と同じ会派の平野議員が名前を連ねていないんですけれども、これは何か意味があったものなのでしょうか。普通、同じ会派ですと、会派で動いてはいないというのはわかるんですけれども、大体、同一会派の方は歩調を合わせているのが浦安市議会のあれだったと思います。

○議長(岡本善徳) 発議に対する内容で質疑していただきたいんですが。

◆(広瀬明子) そうですか。提案者については質疑はできないということですね。
 それでは、それ以外のことにいての説明をお願いいたします。

◆(小泉芳雄) それでは、広瀬明子議員の質疑に対し答弁をさせていただきます。
 1つ目については、施設ができると260円ぐらいの応分の負担がかかるということは承知の上でのことかということだと思いますけれども、当然、応分の負担は考えなきゃいけないものと私は思っております。
 それと、整備についていつごろまでか期日をということなんですけれども、この問題については、いついつまでという明記ができないものについては、ほとんど5年以内あるいは10年以内という長期にわたっての予定しか立てないわけです。と申しますのは、私が一般質問の中で話したとおり、元町・中町地域につくってほしいという、まず第1点目については、中町の私の指定した場所については、給食センターの移動等、あるいは支援センターの跡地利用ということを考えますと、それだけでも3年や4年かかるのではないかと思います。それと、元町については、土地の問題、あるいは今ありますいこい荘についても、先ほどの答弁では小規模のものはつくればつくれるというのは、恐らく地域の人の関係があるので、地域住民との調整がとれれば、その施設もできるのではないかと思いますので、いつごろまでという明記はしなかった現状でございます。
 3番目につきましては、何人ぐらいのというのは、これはあくまでも、これからの高齢化の問題等も併せた中で、これから市と、人口動態等を加味しながら何名程度ということもやっていかなきゃいけないものと思っておりますが、現状で何名ぐらい、要は待機が300人いるわけですから、少なくともその300人の待機が解消できるような施策でもよろしいかなと思っております。
 4つ目については、元町・中町地域にという、これはあくまでも広瀬議員のおっしゃるとおり、中町にもつくってほしい、元町にもそういう施設をつくってほしいということで、この決議案文をつくったところでございます。その点、ご理解願いたいと思います。
 以上です。

◆(広瀬明子) それでは、2回目の質疑を行わせていただきます。
 先ほどの小泉議員の一般質問の中で、副市長の答弁の中に、元町に特養をつくることを考えていきたいというのが出てきたと思うんです。ある意味では非常に驚くような、6月議会からは考えられないような市側のいい答弁を引き出していただいてよかったと思うんですけれども、そういう中で今回の決議というものがさらにあると。それで、こういう決議というのは、私も当然賛成するつもりではいるんですけれども、全会一致で決議はなされるだろうと。ただ、今まで議会で全会一致でなされたものがどれくらい拘束力があるとお考えなんでしょうか。そこら辺について、わかる範囲で結構ですので、提案者の小泉議員のほうでご説明をしていただきたいと思います。

◆(小泉芳雄) それでは、再質疑に答弁をしたいと思います。
 この決議については確かに拘束力はありません(高洲中央公園モニュウメントの請願を議会が否決した時の効力について、昨年9月議会で私はこれと同じ内容のことを発言したのですが、懲罰委員会にかけられました。)しかし、我々議会の一致をもって強く要望して、この計画を進めていただきたいというのがこの決議になったわけでございますので、拘束力がどうのこうのということではなくて、今、現市長がここにおりますけれども、来年は選挙になります。しかしながら、もし政権がかわっても、市長がかわっても、議会の決議ですよというところを残したいためにこの決議をつくったということでございますので、その点はご了解願いたいと思います。
 以上です。

◆(広瀬明子) わかりました。来年の市長選でかわるかもしれない、それでも議会の総意としてこういうのがあるということを残しておきたいと、そういうおつもりで今回のものが出てきたという、そこら辺の意味が余りわからないんですけれども、とにかく市長選ということがあっても、議会の意思はかたいんだということだろうと思います。
 わかりました。以上で結構です。

このやり取りの後に、起立満場で可決されました。

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