ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

なんでもありの市議会

2009年06月14日 | 議会
今年3月議会で私の一般質問最中に宝新議員が議事進行をかけました。
議事進行の内容は特別おかしなものではありませんでした。
私が浦安事件(市内T小で起きた強制わいせつ事件)の民事裁判を市が控訴したことを批判して質問をしていた時の話です。
その時の模様を議事録から書き出します。
           ↓


秋葉議長は、「当局側と話し合って報告します」と説明をしました。

そして、その後、私の一般質問終了時に以下のように言いました。



個人情報に配慮(当たり前のことです)して、全議員に配布することに決定したのです。
当然、われわれ市議には高等裁判所2審判決全文が配布されなければならないのに、私の手元に配布されたのは1審判決、それも民事事件の判決です。
首を長~くして待っているのですが、未だに配布されません。

そんな中で、10日水曜日に議会選出監査委員の審査がありました。
何故か市長は秋葉議員を推薦して来ました。
そこで私は、上記の資料配布のあり方をどのように考えているのかを質疑しました。
議長の時に議会で高等裁判所の判決全文を配布すると議場で宣言したのに、民事判決を資料として出すような方が監査委員として相応しいのか私は大変疑問を抱いたからです。

この疑問に対する当局の答弁には度肝を抜かれました。



場外で議事進行をかけた宝議員と秋葉議長とで話し合いの結果、民事判決全文を資料として配布したというわけです。

議場で宣言したことは全く意味がなかったわけですが、こんなことが許されるのでしょうか?
議場で行った発言の変更を場外ですることが可能だとは、今の今まで知りませんでした。

しかし、わが市議会にも会議規則らしきものがあるのですがね~・・・・・・。
浦安市議会会議規則


会議規則上は発言の趣旨の変更はできないそうですよ・・・。
もしかしたら、会議規則よりも「場外の話し合いが優先する」とでも思っているのかもしれませんね・・・。
場外での話し合いには、この規則は適用されないのです!」なんてことを、宝議員と秋葉議員、そして中山総務部長に言われそうですが・・・。

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