ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

西尾市の談合

2009年01月16日 | 入札・談合
昨年10月12日にお知らせした、愛知県西尾市の入札談合事件、昨日名古屋地方裁判所の判決が出ました。
執行猶予付き有罪判決です。

この事件の特徴は、入札に参加した直接の業者の談合ではなく、メーカー側が事前に落札者を決めていたことです。



被告らは、去年4月、西尾市役所新庁舎の机やイスなどの一般競争入札で、事前に落札業者を決めるなど、談合をした罪に問われていました。
名古屋地裁は「入札の公正な価格を乱し、社会に与えた影響は大きい」と述べ、主導的な役割をした被告に懲役1年(執行猶予3年)、残りの3人には懲役8ヶ月(執行猶予3年)の判決を言い渡しました。

これとおなじような事例は、わが市でも見受けられます。
と言うより、談合の実態はこのような形のものが多いのではないでしょうか。
入札に直接参加した業者だけではなく、その背後にいるメーカーなどが仕切っているのではないでしょうか?
昨年6月議会で私が取り上げた事例(議事録から主要部分は削除されてしまいましたが)も今回のものと酷似しています。

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