ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

学校給食食材料放射能検査

2012年05月21日 | 学校給食
浦安市の学校給食の放射能測定に対する認識が余りにも甘いのには驚きだが、さらに驚くことが発覚した。

昨年6月議会以来、幾人もの市議が食材料の放射能検査をするように提案してきたが、中々ガードが固く、不思議な自治体だな~といつも思ってきたのだが、今年3月議会でやっと千葉県の機関を利用して検査を始めたと言いました。
3月7日、美勢議員の一般質問「学校・保育園・老人給食の放射能汚染の測定を」に対しての市が答弁で、「3月から学校給食は県の方針が出たので行う」と答えたのです。
この答弁を受けて、私は3月7日の教育民政常任予算審査委員会で、県の方針について質疑しています。

その結果、以下の答弁を聞き出していました。
・検出限界値 ⇒ 40ベクレル/kg
・費用は県負担なので、持ち込む食品代だけ
・予定としては、2週間に1回ぐらいの割りあい
・1食分をまとめて検査

当然に、3月以来4月5月と検査は順調に進んでいるものと思い込んでいました。
しかし市のHP上にはその結果が出てこないので、おかしいな~と思い担当課に質問しました。
その結果、
4月5月は検査していない。理由は「県の体制が6月から」だからだそうです。(えっ、えっ、えっ・・・ですね。)
6月からは月2回の割で検査を行う。
単品を持ち込んで行うそうです。←これも、1食分をまとめて検査すると言ったのと異なります。

4月以来国の基準値が厳しくなったことも受けて、各地で基準値超えが出ています。
だからこそ、きちんとした検査体制が必要なのですが、県など任せずに、市独自の検査体制が急がれますね。

あ~、それにしても、消費者庁が無料貸し出しを募っていたのに、なぜ浦安市は名乗りを挙げなかったのでしょうか?
行政の不作為責任が問われてもおかしくないのではないでしょうか?
子ども達の健康を真剣に考えてほしいのですが・・・、浦安市に期待すること自体が無理?

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