ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

一般質問通告

2023年02月13日 | 学校給食

一般質問の通告をしました。任期最後の質問です。

通告の中の一つに、学校給食におけるアレルギー対応についてがあります。今回はアレルギー対応食についてのモノですが、私は以前アナフィラキシーの実態について一般質問しました。

その時の内容です。 ↓

 

令和 1年  6月 定例会(第2回)  06月25日

次に、件名3、学校給食におけるアナフィラキシーについてです。
 今、減ることはない、増え続けるアレルギーとかアナフィラキシーの問題ですね。要旨1、実態、細目1、市内小・中学校での実態把握。
 これ通告してありますので、アナフィラキシーの件数ですね。過去5年分、小学校、中学校を分けて答弁お願いいたします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) アナフィラキシーを起こした児童・生徒の過去5年の小・中学校別の件数です。
 小学校についてまず説明します。平成26年度、1件、平成27年度、1件、平成28年度、1件、平成30年度、6件の計9件となっています。中学校につきましては、平成26年度、1件、平成30年度、2件、計3件。合計12件となっています。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) 数字はわかりました。
 それでは、どういうときにこれは起きているのか。学校給食を食べた直後なのか、あるいは給食は関係なく、例えば運動直後、起きやすいとかいうデータがあるようなんですけれども、そこら辺は差し障りのない範囲で、どういうときに症状が出たのかお示しください。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 過去5年の事例で先ほど申し上げました12件ですけれども、給食を食べてアレルゲンが特定されている件数が3件、運動による誘発が3件、残り6件については原因が特定されておりません。
 以上です。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) わかりました。半分は特定ができないという、でも大変な症状が起きた。
 それで、次の要旨2なんですけれども、対策で、アナフィラキシーが起きて学校ではもう対応できなくて救急搬送された事例があると聞いているんですけれども、件数をお示しください。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) アナフィラキシーを起こした12件のうち救急搬送された内訳については、小学校については平成26年度の1件、平成27年度の1件、平成30年度の4件の計6件。中学校については、平成26年度1件、平成30年度2件、計3件、合計で9件です。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) 救急搬送された事例の生徒さんあるいは児童は、症状が起きた直後にエピペン投与というのはされたんですか。それとも、もうする間もなく救急搬送になっていったのか、どういう状況でしたか。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) エピペンを接種した児童・生徒数ですけれども、小学校の2件のみ。残りについては救急搬送したか、そのまま救急搬送しないで回復に向かったかどちらかになっております。
 以上です。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) わかりました。
 そうすると、今まで12件のうち実際学校現場でエピペンを投与、打ったのは2件であったということですね。小学校が2件であると。
 エピペンを打つか打たないか、これは、打った2事例も、どなたが、学校の養護教員なのか担任なのか、そこら辺は実態はどうなっているんでしょうか。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) エピペンの接種につきましては、医師の診断と処方を踏まえ、保護者と協議した上で養護教諭、教員、本人いずれかが接種することになっておりまして、2件については本人が接種したものが1件、養護教諭が接種したものが1件となっております。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) わかりました。
 事前に保護者とか医師といろいろな打合せをしていると思うんですけれども、そもそも学校で養護教員とかいわゆる担任の先生、普通のいわゆる養護教員ではない先生方、あるいは事務の方でもいいんですけれども、エピペンをどういうとき打つべきか、どういうふうに打つか、そういう教育というんですか、指導というのは浦安市はどのように行われているんですか。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 緊急時、エピペンの使用については、教職員を対象に、学校薬剤師を中心としまして講習会を行っております。また、そのほか「学校における食物アレルギー対応のガイドブック」を平成29年3月に発行していまして、その中で使用方法についても周知をしているところです。
 以上です。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) 学校の中等で薬剤師さんなどが中心になって講習を開いている。それで現場のところでは不満というか、意見というか、ないですか。というのは、いざとなったら、これは他市の事例なんですけれども、ホットラインで医者とつながっていて、何かそういう症状のお子さんが出たらもうすぐ電話1本で「今こうなっています。どうしましょう」というね、そういうホットラインを制度としてつくっているところがあるんですね。そういうものを浦安市もぜひ考えてほしいと思って提案的に今、発言しているんですけれども、そうすると本当に現場の先生方も物すごい安心。講習を受けただけではなくて、いざというときにすぐつながって指導を受けられるという。
 というのは、アナフィラキシーというのは一歩間違うと命にかかわるもので、非常に怖い部分があるので、対応を検討していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 今現在、この講習会を受けて何か教員のほうから申出があるということはありませんけれども、やはりアナフィラキシーへの対応、子どもたちがなった場合への対応というのは重要なことと考えますので、それについては検討してみたいというふうに思っております。
 以上です。

○議長(宝新君) 広瀬明子君。

◆(広瀬明子君) ぜひ検討して、実現していただきたいと思います。もし他市の事例、資料が必要であれば後でお持ちすることもできますので。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少し前進? | トップ | 施政方針 »
最新の画像もっと見る

学校給食」カテゴリの最新記事