ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

首相の人気

2009年01月13日 | 議会
麻生総理大臣の人気が今一というよりも、下落続きという表現の方が当たっているといえるぐらいに低迷しています。
定額給付金を巡っては、国民の大半が「否」と言っているのに、強行しようとしており、ますます人気の低迷には拍車がかかるのでしょう。
このあたりは浦安市の市長と非常に似ているのではないでしょうか。

「定額給付金」を「新庁舎建設」に置き換えてみると面白いほどその構図が似ています。新庁舎建設を巡り、市民の大半は「否、凍結、待った!」と言っているのに、そんな声には耳を貸さずにひたすら進もうとしている構図です。

ただ国会と異なる点は、国会では民主党など半数に近い勢力が定額給付金には否定的で、その限りでは民意をそれなりに反映していまして、良い意味で勢力が「拮抗」しています。が、市議会では議員の殆どが新庁舎建設には肯定的で、残念ですが、この点では議会が民意を反映してないのが実情です。

新庁舎建設問題、このまま進めば、来年3月末には工事に着工です。
そして、来年10月には市長選です。
民意を無視して新庁舎建設を推し進めることが、現職市長にとって吉と出るのか、あるいは凶と出るのか神のみぞ知ることなのでしょう・・・。

前回の選挙で現職市長が得た票は(有効投票者数53、978)17、653票で、投票者数の32.7%しかありませんでした。投票した市民の三人に二人は「否」の意思表示をしているわけです。
また、この17,653票の全有権者数に占める割合は(当日の有権者数は11万9673人)14.6%にしかなりませんでした。
15%にも満たない有権者からしか支持されないで市長になったのですが、国政のように世論調査と言うものがないので、市長に当選後にその支持率がどのように変化したのかを知る事が出来ません。

この15%にも満たない支持率は、総理大臣であればその存続は「大変危険」領域に入ったと言えるでしょう。
そう言えば、前回の市長選の時にわざわざ麻生総理大臣(当時外務大臣だったと思います。)が応援に駆け付けたそうですが、来年の市長選にも応援に来るのでしょうか?

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