ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

うっかりミス?

2018年06月08日 | 液状化対策

まさか・・・、まさか・・・・。

現在は舞浜工事中止に関しての縦覧期間です。

市HP

舞浜三丁目地区市街地液状化対策事業計画の変更(廃止)の縦覧
ページID K1023178 更新日  平成30年5月30日  印刷
浦安市市街地液状化対策事業に関する条例(平成27年条例第2号)第8条において準用する同条例第6条第1項の規定により、市街地液状化対策事業計画の変更(廃止)について下記のとおり縦覧します。

事業計画の名称
舞浜三丁目地区市街地液状化対策事業計画
舞浜三丁目地区市街地液状化対策事業計画(その2)
舞浜三丁目地区市街地液状化対策事業計画(その3)
舞浜三丁目地区市街地液状化対策事業計画(その4)
縦覧場所
都市整備部復興事業課(市役所6階)

縦覧期間
平成30年5月31日(木曜日)から6月13日(水曜日)まで
注記:土曜日・日曜日を除く

縦覧時間
午前8時30分から午後5時まで

・・・・・・・・・・・・・・・・

「縦覧」ってどんな内容なのかを知りたくて、私も縦覧に行きました。
6月5日のことです。

名前・住所を書かされ、それほど厚くない四冊の冊子が渡されました。

一昨年、議会に提案された舞浜地区(4ケのブロックに分けて提案された。)の図面と工事面積や金額などが書かれた冊子です。
じっくり見るためにコピーが欲しかったのですが、コピーは✖。書き写すなら〇。

仕方なしに図面と経費等々の数字の転記を始めました。

う・・・、何かおかしい!
4ブロックに分かれた街区の中に工事個所が分かるようになっているのですが、ご丁寧に、工事個所は二種類が出ています。
一つは、大きめの図で、もう一つは地区全体が分かるように該当箇所は小さめになっています。
どちらの図も、街区は同じでなければいけないのに、4つの冊子の一つだけ街区が「ずれて」示されているのです!

まさか、こんな大事な書類でミスがあるとは思わないので、私の目の錯覚かと何度も見直したのですが、やはり「ずれて」います。

早速担当者に理由を尋ねたのですが、答えられるはずがありません。ミスなのですから。理由はないのです。単純なミスですから。

条例に則り、期間限定して縦覧している書類での記入ミスです。驚きました。

公文書の訂正方法に則り、訂正が一目瞭然で分かるように(問題書類を破棄などしないように!)きつく申し入れをしました。

その後家に帰り、転記した数字を見て、素朴な疑問が湧きました。

私が転記してきた数字  ↓ 

上記表の赤字数字429百万円が何故かしっくりしませんでした。
「分担金総額」とあります。この「分担金」とは、私がこれまで理解していた分担金(この工事に参加する場合の一宅地分の分担金、200万円を限度とし残額は国費と市費とで賄う。)とは違う意味で使っているのかもしれないと思い、一昨日また担当課に質問に行きました。
私が理解している意味であれば、こんな大きな数字にはならない、精々が1億強の筈ですから。

そこでまたまた驚く場面に遭遇しました。

「市側のミスです」と、担当者が言うのです。私の「分担金」の理解は間違っていませんでした。

え、またミス・・・・!

4億円であろうが1億円であろうが、ここに書かれているのはあくまでも書類上の数字です。実際に動くお金であれば4億円と1億円とでは大変な違いですが、これは市民に条例に基づいて書面上で示している数字です。
その数字が違うからと言って一々質問をするのは正直かったるいことです。

でも、私は全く納得できませんでした。何でこんなことが起きるのでしょうか?当然、この縦覧は一担当者だけで行っているわけではなく、市と言う組織での行いです。

偉~い方たちも当然に目を通して、チェックして、問題ナシと判断して市民に縦覧をさせているのです。
偉~い方たちは、今回のことをどのように感じているのでしょうか。責任を感じているのでしょうか。まさか、直接数字を書いた一職員に責任転嫁することなどないでしょうね。

外は急に暑くなってきています。私の頭も、カッカしてきました。

※たまたま、偶然に見つけてしまったミス、他にもこんな事例はあるのではないかと、ふと不安になりました。これは氷山の一角だったのではないだろうか・・・。これまで以上に、厳しい目で市を見て行かなければならないと決意を新たにした次第です。

 


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