ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

議員って・・・、何?

2012年08月27日 | 情報公開
今日は朝からばたばたしました。

午前中は修学旅行の経費について、保護者の方が疑問点を学校に訊きに行くのに同席させてもらうつもりで一緒に学校に行きましたら、校長から「議員はお断りしたい」と言われ、びっくり。

「私は何も言わない、質問しない、保護者の方の尤もな疑問についての説明をただ聞かせていただければいいのです」とお願いし、やっと校長室に入れさせてもらいました。

しかしその後、校長は私の立会いを教育委員会に問い合わせをしたようで、「やはりご遠慮願いたい」とのこと。
そこで私は以前議会で取り上げた林間学校の経費の問題の時の学校の対応は、こんなに閉鎖的ではなかったことを伝え、何とかOKが出ました。
 
 ※当時のことは、テレ朝が数回にわたり取り上げてくれまして、全国放映され、最終的には5000円以上(1人)の減額になりました。
関係していた旅行会社が法令違反を犯していたことも明らかになり、当時関係者が告発する事態にまで発展し、旅行会社は処分を受ける事件にまでなりました。

暫くしたら、また「教育委員会が・・・、」の話になり、何としてでも議員の同席を認めたくないようでした。

議員は、教育委員会を通して来て欲しいとのことです。

今回私は市民の方からの相談を受けて、学校に説明を受けに行くので同席することが目的で行ったのですが、それもイチイチ議会事務局⇒教育委員会を通して申し込まなければならないのでしょうか?
何と敷居の高い世界なのでしょうね。

最後には校長先生の「裁量」で同席を許可してもらいましたが、議員の身分があると、話がややこしくなるものです。

午後からは、先週お願いしていました「過誤調整」の説明を担当課長から受けました。

事前に過誤調整の事務的な流れの説明をお願いしておきましたので、担当課長は資料をみながら丁寧な説明をしてくれました。この点では感謝しているのですが、最後にこんなことを言われました。

「今後質問は窓口対応の職員に訊かないで、自分に訊いてほしい」とのことです。
でも、それって、無理難題を突き付けていますよ。
課長も生身の人間、仕事を休まざるを得ない時もあるわけで、課長がいない時どうすれば良いのですか?
私はそれは可笑しい、納得できないと言いましたが、中々課長は認めません。
また、課長が事務的なこと全て知っているわけでもなし、寧ろ窓口で日常的に事務に携わっている職員さんの方が余程細かいことは正確に答えてくれて来たので、課長一本に窓口を絞ることには全く同意できませんでした。
何のために課長のみが答えなければいけないのでしょうか?
例えば市民から緊急に相談を受けたとき、直接窓口に電話して聞くことだってあるわけで、「課長が不在で答えられません」なんてことを市民に言えますか?
市民からしたら、「何て役に立たない市なの」と思うでしょう。

そこで私は譲歩して、「次長でも良いですよ、課長がいない時は。次長は何のためにそのポストがあるのですか?課長不在時に課長に代わって仕事をするのですよね。課長一人に聞いて欲しいなんてことおかしいですよ。」と言って、課長不在時は次長にも質問出来ることになりました

でも、二人ともいない場合は、矢張り窓口の事務を良く知っている市職員さんに聞かざるを得ませんよ・・・。

議員には課長しか対応しないなんてことありえないでしょう?
市民にはまさか課長のみが対応するなんてことはしていないでしょう。
市民と議員となぜそんなに扱いを変えるのですか?

これまで職員さんから直接聞いたことで不都合なことが起きたことはありませんがね~・・・。
助かることばかりでしたがね~・・・。

※以下のこと、お詫びして訂正します。(8/29追記)
当日課長と同席した方は、次長ではなく課長補佐でした。
誤・次長 ⇒ 正・課長補佐 に訂正します。

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