ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

事務事業評価

2008年10月14日 | 議会
最近は多くの自治体でも「事務事業評価」を行なうようになってきています。事務事業評価、つまり事業カルテによる、行政の自己評価であり、わが市もここ数年、800近い事業で実施しています。

私は決算審査委員会に臨む時、自分の管轄の課の事務事業評価は必ず目を通すようにして来ました。
議員になりたての頃は、事務事業評価の言葉すら知らなかったのですが、ある時情報公開コーナーで一式を見つけ、全てコピーして家に持ち帰り目を通したものです。
最近は、市のホームページからダウンロードできることを知ったので、家のパソコンから一枚一枚ダウンロードして、目を通すようにしています。
(一枚一枚ダウンロードする作業は結構手間がかかりますが、昨年購入した裏表印刷できるプリンターが強力な助っ人となってくれています。)

事務事業評価を見ると、その課が一年間でどんな仕事をしたかが大方分るので、見ているだけも楽しいものですが、中にはマンネリ化したものも出てきます。
また、行政は結構同じような仕事をしていることが多いので、他の自治体の評価書と見比べると、より鮮明に浦安市の事業内容が見えてきます。

私は他市の評価書と比較するときに見るのは、東京の武蔵野市と兵庫県西宮市のものです。
武蔵野市は、わが市と自治体の規模が似ているので大変参考になります。
また、同市のものは、事業を項目別(達成度、効率性、必要性、公平性)に一時評価、二次評価をおこない、さらに総合評価もしています。
西宮市のものは、評価書内容の説明もなされ、また、事業内容も詳細に書かれていますので、こちらも参考になります。

自治体を見るとき、この事務事業評価を参考にされることをお薦めします。
武蔵野市、西宮市とも、ホームページから入れます。


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