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ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

5月5日は原発がゼロになる日 その3

2012年05月05日 | 原発

海道新聞が原発がゼロになる日に向けて社説を書いている。(カラー文字はひろせが行う)

クリック北海道新聞社説


社説


全原発の停止 安全な未来への出発点に(5月4日)

 東日本大震災まで日本の電力供給の3割を占めていた原発が送電を停止する日がやってくる。

 北海道電力泊原発(後志管内泊村)3号機があす定期検査に入り、国内の全原発50基が運転を止める。

 全原発の停止は、政府が議論を積み重ねた末に行った選択ではない。それどころか、政府はこの状況を避けようと、なりふり構わず再稼働を急いできた。

 政府の拙速な姿勢にブレーキをかけたのは、「できれば原発に頼りたくない」「再稼働は安易に認められない」という民意だろう。

 福島第1原発事故の惨状を目の当たりにした国民が、期せずして「原発ゼロの日」を実現させたと言える。

 私たちは、この日を原発のない未来に向けた真の意味での転換点としなければならない。

*脱依存の姿勢どこへ

 こうした民意を、政府は真摯(しんし)に受け止めているだろうか。

 枝野幸男経済産業相は「できるだけ早く恒久的に原発依存度をゼロにする」と強調するが、その言葉とは裏腹な事態が足元で進行している。

 エネルギー基本計画を見直す総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)で最近、2030年の電源構成について複数の選択肢が示された。この中には、原発比率が従来より高い35%の案も含まれている。

 こんなことが起きるのも、民主党政権の原発に対する姿勢が定まらないからだ。

 野田佳彦首相は就任時に脱原発依存の方向性を打ち出しただけで、目標達成に向けた具体的プロセスには一切ふれようとしない。むしろ姿勢が後退した印象さえ与える。

 最低でも、政府が示した寿命40年という新たな指針に沿って、危険で老朽化した原子炉から順次廃炉にしていく中長期の工程表が必要だ。

 併せて、再生可能エネルギーなどの代替電源を増強し、廃炉のスピードを早める努力が欠かせない。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が7月に導入される。

 事業者の背中を押し、普及を加速させるためにも、首相は脱原発に取り組む決意と展望をはっきり語るべきだ。

*拙速な再稼働は論外

 場合によっては、中長期の脱原発と、短期の電力需給を切り離して考える必要もあるだろう。

 あらゆる手を尽くしても電力が足りなければ、新たな規制機関が最新の知見を取り入れた基準で安全性を確認し、必要最低限の原発の再稼働を検討することになる。

 現状は、その段階ではない。電力各社は今夏の電力需給見通しを発表したが、あくまで「言い値」であり、じっくり検証する必要がある。

 何より福島の事故の原因も責任の所在も解明されていない。事故への責任を問われてしかるべき経産省原子力安全・保安院が再稼働の手続きを進めるのも論外だ。

 政府は手順を誤ってはならない。肝心な点をあいまいにしたまま、福島の事故の前と同様の甘い規制が再現されることには、強い危機感を持たざるを得ない。

 原発事故の取り返しのつかぬ被害を受けるのは周辺住民をはじめとする国民であり、途方もない損害賠償を税金や電気料金の形で負わされるのも国民なのだ。

*道の工程表も必要だ

 福島県は県内全10基の原発を廃炉にし、再生可能エネルギーを軸とした復興プランを描いている。

 北海道は風力、太陽光、地熱など再生可能エネルギーの宝庫だ。

 北電は、現在接続希望のある風力、太陽光発電の270万キロワット全量を受け入れるには、北海道と本州をつなぐ海底送電ケーブル「北本連系」などの送電網強化に7千億円かかるとの試算を公表した。

 風力、太陽光は天候によって出力が変動し、道内だけではその影響を吸収しきれない。北本連系を通じて、電力の大消費地である首都圏に変動分を送電することで不安定さを克服する。

 北海道を再生可能エネルギーの供給基地と位置づければ、公費による助成も可能だろう。

 送電網は文字通りの公共財となり、中立性を高めるため発送電分離を含む電力改革の重要性が増す。

 原発の廃炉と同じく、再生可能エネルギーの普及にも中長期の工程表がいる。道も交えた第三者機関をつくり、地産地消と道外への供給の両面から課題とコストを早急に検証しなければならない。

 脱原発の視点に立った条例を持つ自治体の首長として、高橋はるみ知事は工程表づくりを主導すべきだ。

 同時に、私たちは暮らしを見つめ直し、エネルギー消費のベースを下げる努力が欠かせない。原発ゼロ状態で節電と省エネに知恵を絞った経験は将来への財産となるはずだ。

 原発を他の電源に切り替える道のりは平たんではないだろう。全原発が停止する「こどもの日」を、将来世代に安全な環境を約束するための長い挑戦の出発点ととらえたい。

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5月5日は原発がゼロになる日 その2

2012年05月04日 | 原発
いよいよ明日で、国内の原発が全部止まります。
再稼働させてはいけない理由が見えない方もいらっしゃると思います。

反原発を一貫して貫いている小出裕章氏のユチューブの案内を、友人から送られて来ました。
原発の何が問題かを、大変分かり易くコミカルに描いています。
是非ご覧ください。

クリックスイシンジャー原発







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5月5日は原発ゼロになる日

2012年05月03日 | 原発
5月5日こどもの日は、日本中の全ての原子力発電所が停止します。
その日に、原発再稼働は許さない誓いをしませんか。
沈黙は再稼働を推し進めようとしている勢力の承認です。声を上げることが必要です。

クリックさよなら原発・5月5日は原発ゼロの日

◆5月5日(土)集会とデモ【原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会】
 13時からコンサート、13時半から集会、14時45分パレード出発、
 
◆場所・芝公園23号地、「さようなら原発鯉のぼり」をもって参加しよう!
◆主催:さようなら原発1000万人アクション


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セシウム基準超

2012年05月02日 | 原発
東京新聞一面トップで、セシウムが新基準値超が検査した食品の2.5%で起きていたことを報じている。
この記事は、自衛以外ないことを示している。

クリック東京新聞


―――――――――――――――――以下東京新聞記事

セシウム 9県52品目100ベクレル超 新基準1カ月

2012年5月1日 07時03分

 食品中の放射性セシウムの新基準値が適用されて一日で一カ月。一般食品で新基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超えたのは、岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、神奈川の九県の五十二品目・三百四十二件に上ることが四月二十七日時点の本紙の集計で分かった。検査数は一万三千五百七十三件で、新基準値超えは約2・5%だった。

 一〇〇ベクレル超えの食品のうち、三月までの暫定規制値(同五〇〇ベクレル)を超えたのは、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉の六県の十九品目・六十七件。

 新基準値になったことで、出荷停止の対象となる品目や地域が増えたことになる。

 一〇〇ベクレル超えの内訳は、水産物が三十七品目・百五十七件▽農産物が十一品目・百六十九件▽畜産物が一品目・二件▽加工品が三品目・十四件。

 新基準値の影響が最も表れたのは水産物で、暫定規制値では出荷停止の対象とならない魚種が相次いで一〇〇ベクレルを超えた。多くは福島の魚で、メイタガレイやサクラマス、アイナメなど。福島沿岸での漁は全面自粛になっている。

 茨城ではシロメバルやヒラメ、ギンブナなど六魚種が新基準値で出荷停止に。宮城はスズキやヤマメなど三魚種、群馬はヤマメが出荷停止になった。栃木、千葉の一部の淡水魚も超えた。

 農産物は原木シイタケやタケノコ、コゴミなどキノコや山菜が多い。露地栽培の原木シイタケの出荷停止は、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、栃木の八十市町村に及んでいる。

 畜産物で超えたのは山形のツキノワグマ。加工品は茨城の乾燥シイタケや宮城のヤーコン茶などだった。

 新基準値の適用により、水産物は品目・地域とも出荷停止の対象が拡大。農産物は出荷停止の品目は限られるが地域的な広がりが見られた。

 県別では、福島が三十七品目・百四十二件と最多。次いで茨城が十四品目・五十件、栃木が十一品目・六十一件、宮城が十品目・三十六件。千葉は三品目・十三件、群馬は二品目・二件、神奈川は一品目・一件だった。

(東京新聞)

――――――――――――――――――――――以上が東京新聞記事

※尚、同新聞は輸入ジャムからも検出されたことを報じている。
明治屋が4月にオーストリアから輸入しようとしたブルーベリージャム3ヶから、新基準値を超える(140~220ベクレル)ものが検出されたそうだ。
ブルーベリー原産国はポーランドだった。26年前のチェルノブイリ事故の影響が未だに出ているのだろうか?


ところで、浦安市は6月議会答弁で以下の発言をしている。

「◎教育総務部長(細田玲子君) まず、放射能対応の要旨1の測定の中、学校給食の食材についてどのように配慮しているのかというようなお尋ねです。
 まず、飲料水や食べ物に含まれる放射性物質については、原子力安全委員会が設定した指標に基づいて、厚生労働省において暫定規制値が定められ、これを上回る食品等については食用に供されることのないよう食品衛生法において規制がされ、これらの規制値を超えるものは流通されないよう取り組みがされております。ですので、現在、市場に流通している農作物等は安全が確認されていると理解しております。 」

基準が緩かった昨年6月でも、「安全が確認されている」と議場で答弁した。

子どもの口に入るものは、自主基準を決めて子供たちを守るのが自治体の義務ではないかと私は思うのだが、指示待ち症候群に陥っている市職員にはもう期待できない。

当時の国基準は甘すぎるからこそ私は慎重な対応をすべきだと言ったのだが、全く聞く耳なしだった。
当然に、子供たちの口に入るものは厳しい基準をクリアーしたものを提供すべきであった。コロコロ変わる国の基準に振り回されることなく、独自に安全基準を設ける必要があったはずなのに、何もしてこなかった市の姿勢は批判されて当たり前。
4月1日以降の厳しい基準でも2.5%も出ているのだから、これまでの期間子供たちが口にして生きたものは新基準でチェックしたらどれくらいのパーセンテージではじかれただろうか?

子どもたちの体は、4月1日以前と以降とでは放射能に対する抵抗力が変化したわけではない。大人の勝手な判断で基準を変えられている子ども達は被害者だ。

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原子力発電所に関する首長見解

2012年05月01日 | 原発
通販生活5月号で、各自治体の首長の原子力発電所への考え方一覧が公表されました。



浦安市の市長はEの立場でした。
「エネルギー問題は、国民生活をはじめ、経済活動全体にもかかわる国の根幹の問題であり、代替エネルギーなど広範な議論のうえで決定すべきもの。」とのご見解です。

クリック通販生活


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放射能測定 鎌ヶ谷市

2012年04月16日 | 原発
県内鎌ヶ谷市が市民持込み食品の放射能測定を無料で行っています。
なぜ浦安市ではしないのでしょうね?
まさか「市場に出回っているものは国の基準を満たしているから安全だ」なんてことは考えていないでしょうね?
同じ県内でも、何でこんなに違いが生じてくるのでしょうか?
市民の市政への関心度が違うのか?市長の姿勢が違うのか?

クリック食品・飲料物の放射性物質の簡易測定検査・鎌ヶ谷市

※消費者庁から消費者の食品等の安全・安心の確保のために簡易型放射性物質分析機器1台が鎌ケ谷市に貸与され、それを使用しての検査です。

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基準値

2012年04月09日 | 原発
4月からの放射線量の新基準値が示されている。
チェルノブイリ事故後のウクライナとベラルーシとの比較をしてみた。


(単位ベクレル/kg、フードウッチ参照)

●飲料水の10ベクレルはあまりにも高い。 ちなみに飲料水の基準は米国0.111ベクレル、ドイツ0.5ベクレルだ。

●米、牛肉、大豆については、米、牛肉は2012年9月まで、大豆は12月まで暫定規制値500ベクレルの適用が続く。

●セシウムの基準値のみで、ストロンチウム90など他の核種の基準値が定められていない。ウクライナ、ベラルーシはストロンチウム値も定めている。
ストロンチウム90は、化学的性質がカルシウムに似ているので、カルシウムに置き換わり骨に蓄積され、造血器官、骨髄が被曝する。また半減期が長いのでセシウムよりも濃縮される。

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ぎょぎょぎょ・・・

2012年04月08日 | 原発
福島原発事故の収束とはどんな状態を言うのか、私には全く想像できません。
事故から1年が過ぎたというのに、未だ周辺線量は高く、私には異変とも思える自然界の現象が見られるからです。

家の前の道路街路樹草花の真下の線量(4/8午前7時計測)
ここは中学生・小学生が登下校時に通ります。


地上約50cmでの計測


年末に植えたチューリップがそろそろ咲き出すのですが何か変。
チューリップの葉は細長いものだとずうっと思ってきましたが、幅広のものが出ています。
まっすぐ上には伸びず、ダラントしています。


物差しで測ったら、10cmの横幅がありました。


まるっこいこんな葉も出ています。


こちらは11cmの横幅です。


やつでも「みつで」に変身?


こちらは「よつで」に変身>


ちなみにこの八つ手の真下の線量は





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お花見

2012年04月07日 | 原発
7日夕方、久しぶりに高島屋に行きました。
帰りは、徒歩で東京駅に向かったのですが、丸善の横の道路は歩行者天国となっていました。
道路はお花見客で一杯。
さすがビル街のお花見ですね。桜越しに見るビルも乙なものです。










空間線量(地上約1m)が気になりましたが・・・。







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基準値超え

2012年04月05日 | 原発
4月1日から適用された放射性セシウム残留基準を、もう超える事態が発生しています。


千葉県木更津市で生産されたタケノコからは、120ベクレル、
市原市のタケノコからは110ベクレル

宮城県村田町の原木を使って育てた露地栽培のシイタケからは350ベクレル

これらの食品は出荷が自粛されているため市場に流通することはないそうです。

検査のためにいわき市沖で採ったコモンカスベなど10種類の水産物からも最大で640ベクレル

(新しい基準値は、1キログラム当たり100ベクレル)



これらのものは、3/31までの基準値であれば何ら問題なく市場に出回っていたわけです。
今回基準値を超えたものが出たことも問題ですが、それ以上に、これまではこんなものは堂々と市場に出ていたことの方が怖いです。
また、4月1日を境にして、国の基準が一瞬で変わること自体が国への信頼を失うことになるのです。

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バンダジェフスキー氏講演

2012年04月04日 | 原発
元ゴメリ医科大学長バンダジェフスキー氏が先月来日し、講演をしています。

クリックバンダジェフスキー氏会見

博士は、日本国内で現在進められている震災がれきの広域処理に関して、「わずかな汚染であっても、セシウムを含んでいる汚染物質を、クリーンな地域に拡散することは理解できない」と日本政府の方針について強く否定。日本政府が十分の情報の公開を行っていないことについても、疑問を呈した。
 
博士は、1999年、賄賂収賄の容疑で逮捕され、無罪を主張したものの、2001年懲役8年の実刑判決を受けた。しかし、政治的意図による冤罪だとして、海外の多くの人権保護団体がベラルーシ政府に抗議。国際的な人権保護団体であるアムネスティ・インターナショナルなども声明を出して支援をし、刑期は5年間に短縮された。

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菅谷昭松本市長

2012年04月03日 | 原発
3月31日、カタログハウス主催で菅谷松本市長の講演会が行われました。




5年半に及ぶチェルノブイリ原発事故被災地での医療支援をされた医師であり、現松本市長でもある方のお話は、原子力研究者の方たちがされるものとは角度が異なり、とても身近に原子力の怖さを感じるものでした。

帰り際に
・子どもたちを放射能から守るために 
・これから100年放射能と付き合うために
・チェルノブイリ診療記

を購入しました。

どれもお薦めです。
原発賛成・反対をイデオロギーではなく現実の問題として考える上での必読書です。

●事故直後の安定ヨウ素剤の扱いについて講演でのお話がありましたが、「子どもたちを放射能から守るために」の中でも書かれてありますが、とても示唆に富んでいます。

「チェルノブイリ事故が起きた直後、ベラルーシの西隣にあるポーランド政府は、すばらしい対応をしました。
 事故翌日の4月27日夜に、大気の放射能汚染を確認。その80%が放射性ヨウ素であることがわかり、政府は非常事態体制を発動しました。そして事故から4日目には、すべての病院、保健所、学校、幼稚園にヨウ素剤を配布。人口の9割を超える1000万人以上の子供に薬を投与したのです。
 また、5月15日までは乳牛に新鮮な牧草を与えることを禁止。汚染されたミルクを子供が飲むことを禁止して、4歳以下の子供には粉ミルクを配りました。これら政府の迅速な対応が功を奏し、ポーランドでは子供の甲状腺がんの発症を避けられらのです。国の対応によって、ベラルーシとは雲泥の差がひらきました。」(41頁)

※3.11事故後、福島県は政府に言われてヨウ素剤を70万人分用意しましたが、飲ませることはしませんでした。国からの指示がなかったからです。(指示待ち症候群にここでも陥っていました。)三春町は独自の判断で投与したそうです。

●甲状腺がんについてはこのようにふれています。(32頁)
「たしかに甲状腺がんは、がんの中でもたちのよいがんです。手術をして腫瘍を取り除けば、元気で生きていくことができます。…途中略…
 ただ、チェルノブイリの小児の場合、6人に1人が肺に転移しています。
 福島原発事故の後、食品安全委員会に出席したとき、ある大学の委員がこんな発言をしました。
 『甲状腺がんは生存率が90%で、がんの中でもたちのよいがんですよ。大したことはありませんよ。』
 それを聞いて私は、ちょっと待って、といいました。
 『たしかに性質のよいがんですが、だからといって、がんになっても大丈夫だというのはおかしい。5歳や10歳のこどもが、がんの手術をすることをどう思いますか?あなたはお父さんお母さんの苦しみがわかりますか?』
 その先生は黙ってしまいました。現場を知らない人はこういうことを平気でいいます。すべて、数字で大きくとらえてしまうのです。がんは、一人ひとりの命の問題なのに。」

※昨年8月末、浦安市は中川恵一氏を講師に招き、市民向けの講演会を行いました。
その席上で同氏は「ある大学の委員」と全く同じ発言を会場で行い、私は驚いたことを覚えています。(「ある大学の委員」とは、まさか中川氏ではないと思いますが、確認はとれていません。)


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放射線測定

2012年04月01日 | 原発
葛西臨海公園内の水族館



















館内の放射線量は低い


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放射能測定/観覧車から

2012年03月31日 | 原発
3月30日、葛西臨海公園に行ってみました。
強風が吹いていました。
結構高い数値が出ていました。





日本最大と言われている観覧車に乗り、上空での数値を計測してみました。
地上117メートルの高さにまで登ります。
1回転するのに約17分。


上空からの眺め




観覧車内の数値がどのように変化するのかを実験しました。


上空に上がるにつれて数値が下がるのがよくわかります。







時々数値が上昇しますが、基本的には下降しています。





最上空(117メートル)では、ここまで下がりました。
測定をし始めて、こんなに低い数値を見るのは初めてでした。
関西方面に行った時でも、ここまでの数値は見たことがありません。



地上に近くなるにつれて、上昇していきます。




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サウンドパレード

2012年03月28日 | 原発
昨年11月以来、毎月一回の割で行ってきた脱原発パレード、一応今回が最後でした。
これまではハンドマイク片手に行ってきましたが、今回は音楽関係のプロの方が音響の器械を車に乗せて持ち込み、新街中をパレードしました。(3月18日)




日の出地区には東京電力支店があります。現在は閉店しているそうですが。
その前をに差し掛かった時は、しばし立ち止まりハンドマイクで訴えをしました。
手前の青いビルが東京電力浦安支店です。




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