オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

希望も絶望も早い  若者を激励する新聞ほめる/奈良・佐保川の桜に酔う

2010-03-31 11:59:28 | Weblog
(たまに)ほめよう。全国773大学をすべて見て歩いた、青年・山内大地さん(32)の紹介=30日読売朝刊・顔。なにより驚く。定番の人事交代を扱っている訳でないから=英字新聞チェックはどうした、の声多し。あしからず。

 東洋大学に入学し、そのマンモスぶりを知ったのがきっかけ。出版社で働くなどで昨年末に踏破した。図書が全面開架の図書館、ディベート中心の授業に感動。ギター片手に歌いだす先生…。

 山内さんの結論。「無名ながら素晴らしい大学も。偏差値、就職率だけでない」。その通りだろう。ウン十年生きてきたオジサンも同感だ。有名どころのOBが母校をほめるのを聞いたためしがない。つまり、有名ではなく、虚名に過ぎない、と。

 それで今後は? 英語を通じて受験生と接するオジサンは言う。「長く付き合える先生一人、友達一人を作れば良し、としよう」。本日31日の朝日・天声人語は、この春新しい一歩を踏み出す人に勇気を与える。実例をあげ、人生、直線だけでない。曲線もある、と=山内さんは「こんな大学で学びたい!」を新潮社から出版。

 ▽団地のオジサン仲間と奈良・佐保川沿いで桜を楽しむ。地元で用意したチョウチンの絵、俳句など作品が楽しい。夜間、ロウソクが灯るらしい。町衆健在なり。そして散見される菜の花も印象深い。大勢が乱痴気騒ぎする雰囲気なぞいらぬ非ヤングに絶好。

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時効の忘れ物 大使職は老後の余生か 警察庁長官狙撃

2010-03-29 20:29:18 | Weblog
言いにくい。でも言おう。警察組織のトップが妙な組織(の一員らしい者)から狙撃される。なんと締まらぬ話だ。これが第一の感想 (英字新聞チェック再びどこへやら)。

 第二。警察を引退後、なんとスイス大使を3年間務める。ひん死の重傷を負っての復活。根性・体力や賞賛さるべきか。同時に、大使の職がそうした病み上がり(ゴメンね)の熟年にも出来ることを証明したことになる。

 我が外務省の皆さんは、なんら抵抗を覚えないのかなぁ。大使なんて、たいしたことはない職。テキトーにやれば時が過ぎていく…。任地について、書いた著書は値打ちがあるらしいが。

 キャリアの皆さんに大使、総領事などは、オイシイのは確かなようだ。品格なるタイトルで売った本の著者しかり。外務省のほか、彼女が他に所属した組織(厚労省、埼玉県)にどんな品格があるかどうか、語ってほしい。
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経費節減の犠牲 さらばテレ朝・田原 フィナーレ番組に中身なし

2010-03-28 18:34:42 | Weblog
(敬称略) 期待(しなかった)通リ、サンプロのフィナーレは中身の薄い番組に。総選挙前のNHKならともかく、民放に各政党トップが顔をそろえるというのは異例。それだけのステータスは確立していたのか。

 結局、存在感を見せたのは郵政問題で自説を言い張った亀だけ。番組前に田原はご本人について「良くも悪くも最後の政治家」と評したらしい(田中ヤッシー説)。谷垣など、妙に良識派ぶりを見せ、なにか哀れを催した。

 21年もの間、よくも番組をリードした。若くない者として比較の対象にするのが大宅壮一。大宅は政党との関係を最小限にした。そこが田原と違う。田原は今後、BS朝日で仕事を続ける。報道のTBSという言葉を死語にしたテレ朝が、なにをこれからウリにするのか。経費節減のあとに、なにが来る。
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新聞の大先輩を失う 元毎日・大森実氏 評価は分かれるが

2010-03-26 18:05:53 | Weblog
 えっ、とビックリそして、しばし沈黙。ベトナム戦争報道で、外電の毎日と名を高らしめた大森実氏。

 世の常でケナスのは簡単。曰く、センセショーナリズム。北ベトナムの一方的な宣伝に乗せられた(だから、ライシャワー大使からの抗議で、退社した or させられた)。民主党びいき(小沢党でない)。

 毎日のチームリーダーとしてまとめた「泥と炎のインドネシア」は当時、若い世代にも受け入れられた。巨象がネズミを踏みつけるような、でも知られざるベトナム戦争を広く知らせた功は大きい。

 組織人が組織を離れると、輝きを失いがちだ。(NHKアナがフリーになる例で明白) 大森氏も東京オブザーバーなる独立紙を発行するが、短命に終わった。ジャーナリスト、経営者たり得ず。

 古巣が新聞協会賞の常連であることは別として、さぞ氏は歯がゆい思いだったろう。業界・後輩の現状が弱体なことに。彼らのうち、どれだけの数が氏の死に思いを致すか。言い方を変える。あすからの各紙で、大先輩の死にスペースをさくか、どうか。
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NHKさん、これ日本語? 「金を払って買い取る」 午後7時のニュース 

2010-03-24 20:44:27 | Weblog
手に持つ茶わんを、落としそうになった。24日午後7時のニュース。マジメな武田アナウンサーが平然と(冷静に?)、述べたから。

 ソーラーパワー電力を買い取るという話だった(ようだ)。金を払って買い取る、なんていう新語を堂々とヤラレたから。ニュースの内容なぞ、耳に入らなかった。昔からダブリ表現への戒めとして。こういう言い方がある。

 馬に乗った馬上の武士の侍が、馬から落ちて落馬した。天下のNHKニュース。若手の書いたニュースといえど、ベテランがチェックするのでは。Nスペ、クローズアップGなど、制作に時間をかける番組ではさすが(当たり前か)日本語モドキはないように思う。

 さては、看板番組以外では、テキト-に作るのか。視聴料を払おうという気がなくなった。この珍プレーの唯一つの貢献は、新入社員の研修テキストに使える、ということだ。
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年間乗客数151人 がら空き空港 わが国でな…/○○党が検察の裏金情報にソッポ

2010-03-23 20:17:11 | Weblog
中国貴州省南部に07年末、開港したLibo空港。スタッフ約50人ほどいるが、アクビに忙しそう=ロサンゼルス・タイムズ(22日DailyYomiuri)。

 チャーター便、格安便がたまに飛ぶ程度。なぜそんな寂しい結果に。GrandCanyonといわれる世界遺産があるから、とか。22万人ほどの利用を見込んで、Boeing737も使える滑走路もつくったのに。

 かの国で過去10年で40空港を作り、計166(米は503)になった。米の2倍ものジェット機を買い入れるだけある。

 このほか、アブナイ空港もある。チベットに昨年できた。標高3900㍍もの高地と、富士山の頂上より高い!冬の冷房はいかに。 public utility だから、prosperity は第一の問題ではない、なんていう声も現地にあるそうだ。

 ▽ ○○党とは、過去には世界中で輝いた。(どんなヒトか知らないが)三井という検察幹部から内部情報を提供してもらい、結局断固追及しなかった。大義より、目先の選挙。これには例外ない。皆さん、体制内。(掲示板・阿修羅でチラリ拝見)
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これって日本語? ゴキカブリ 誤植から生まれる 辞書作りに同情

2010-03-21 17:22:13 | Weblog
おなじみゴキブリ。元来ゴキカブリだった、と歌人・小池光がいう=日経21日・文化面。

 明治半ば、「生物学語彙」なる本の出版に際し「○○(ゴキブリ)」という漢字=ムズカシイので省略(笑)=にルビをふるさい、間違ってゴキブリとした。これが、定着したとか。

 へーぇ、そうなの。手持ちの国語辞書をチェック=○版×刷は略。

 ▽ 現代国語例解;御器かぶりの変(と断定)。
 ▽ 新明解;同様に断定。
 ▽新潮国語;御器齧り(ごきかぶり)の転という(たくみに断定を避ける)

 三省堂は触れず。では、国語辞典の先覚者「言海」=明治37年が初版=はゴキブリ、ゴキカブリともなし。代わりに「ごきあらひむし」と。では、庶民レベルでは「ごきあらひむし」だったのか。

 昭和7年から刊行された、言海の後継・大言海は「ごき(合器)かぶり」「ごきぶり」とも掲載。このあたり、後出しジャンケンか。おかげで久しぶりに辞書チェックが出来た。辞書編集者が苦心する様子がうかがえる。

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試験に出る! もう一つのトヨタ問題 トップの英語力

2010-03-20 12:14:52 | Weblog
トヨタ騒動、今や深く静かに潜航中か。トップの“英語”が、モドキだとして英経済紙のヤリ玉に挙がったようだ。当ブログはこの点に絞る。

 社長は米大学でMBAを取った、らしい。ホンマかな。実物をご覧あれ。(原文にはブログによって、違いがある)

 “Believe me, Toyota’s car is safety. We are try to increase our product better. So, our, this kind of procedure is good for the customers. So please believe me, we always customer first is first priority.”

 car is safety をはじめ、各センテンスがあまりにヒドイ。中学レベルさえキッチリ習得していない。そう受け取られても、やむを得ない。疑問が浮かぶ。

 ▽ こうした文章を公の場で、発表するのに事前チェックを社内で受けなかった(に違いない)=さほどの長文でもない。暗記すれば済むことでは。

 ▽ というのは、トップにお任せ、という気風・文化がトヨタなのか。

 ▽ いずれにしても、世界中にこうしたシロモノをばら撒いた責任は、技術面の問題同様に大きい。

 若き日の社長を授業で教えた、英語教師の皆さん、そして米大学での恩師たち、さぞ赤面していることでしょう。同情します。当オジサンにも教え子がいるので、お気持ちよーく分かります。
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新聞を叱る だれが読むの読売・政治記事

2010-03-19 12:03:30 | Weblog
一目瞭然。読売新聞の辞書にない言葉らしい。民主党副幹事長が解任された件。購読する日経と比較すると、差は歴然だ。

 N紙は、党内の勢力をイラストで示す。なるほど、と思う。Y紙は工夫なく延々と、ん百行?だけを並べる。なにをかイワンヤ。まさか読まないでね、なんてサインじゃないでしょうね。

 ときに当の生方氏、若いころ数年ながら、他ならぬY紙に在籍した。関係ネェか。 (お断り;奈良県北部で見る紙面を対象にしています)

 <本業の英字新聞チェック忘れそう。あしからず。17日のアクセスは史上最高を記録。内容は2本立て。クリントン国務長官の組織操縦をホメ、日経編集委員氏の記事をケナス。前者、後者いずれが注目されたか不明ながら、皆さんに多謝。大手メディアに対して不信感が民に浸透している、とは言えそうです。>
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窓際族に望みあり 上司ぜひ あの元大統領夫人/新聞を叱る 日経・編集委員なのに

2010-03-17 20:43:38 | Weblog
米国務省で縁の下の力持ちだった女性Cさん、なんとトップのクリントン長官にブリーフするチャンス。が、二人の論点はかみ合わずだった=ワシントン・ポスト(13日DailyYomiuri)。

 問題になったのは、パキスタン政府とは距離を置いた勢力との関係。専門家のCさんは、従来没交渉だったのを改めるべきだ、と強く主張し、長官と意見は合わずじまい。

 が、2日もせずに、Cさんは政策を決定するグループに登用された。長官は、It is very important to debate like this.と。

 内部の風通しを現長官ほどよくした例はない、という。省内どこにでも抜き打ちに入り込むようだ。おかげで改善されたのは。

 ▽ シャワーを6か所に設置 (ジョギング派の職員の声を受け)
 ▽ 海外勤務者の不公平さを解消へ踏み出す
 ▽ 同性愛職員のパートナーへの諸手当を認める…というところ

 こうして見ると、かの元大統領よりよほど活躍している。現大統領の人選は
正しかったようだ。女はたくましい。ホンマです。

 ▽以前から、ご注目いただいている皆さんご承知の通リ、当ブログは(逆)宣伝とは無縁です、ハイ=新人研修には絶好のテキストか。同じ表現、例えばラーメンを取り上げる場合、「ラーメン」を何度も使うのでなく、少なくするのが本来。が、日弁連の新会長を取り上げた解説風記事=日経15日夕刊「ニュースの理由」。110行ほどで「弁護士」が20回も登場する。が、うち、6つ、もしくは9つは省略・言い換えが可能だ。筆者はS編集委員とある。とすれば、ベテランだろう。当ブログなど気が長くないので、途中で読み続ける忍耐心を失った。つまり、どういった主張の記事なのか。知ることにならず。イヤハヤ。定評ある書き手の多い日経としては実に稀有だ。
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