出た「英経済60年間の最低」 財務相が本音/美術ファン必見 孤高の画家・高島野十郎

U.K. economy worst in 60 yrs 　閣僚、それも財務相が率直に話す見出しに目を奪われる=ロイター（31日付DailyYomiuri）ほか。

arguably（異論もあろうが）と条件付きながら最低、と断じ、国民に納得してもらっておらず、今後もその点で四苦八苦 (struggle) しようという。その大臣、名はDarling。

　年内に失業者が゛200万人出る、とイングランド銀が見方を伝えたばかり。財務相は苦境が予想よりひどく、永く続くだろうとも。
　
　これは、ガーディアン紙　(労働党色)　に答えた。これから対策を立てる時期。なんということを、と各界で反発が多いようだ。発言の意図はともかく、状況を率直に語る。我が国では経験できないことだ。

▽ NHKたまには褒めよう。31日の新日曜美術館はオススメ。特に、少数派（ヘソ曲がり？）には。昭和50年、85歳で亡くなるまで師匠も友も持たず、無名のまま。孤高の人生と写実（NHKの番組タイトル）。法隆寺、川、からすうり…と画面の迫力に圧倒される。「俺の絵は千年持つ」とうそぶいただけある。当ブログ、これだけショックを受けたのはゴヤの「戦争の惨禍」以来。

セの火を消す原・巨人/オバマ敗れたり/泣けますMBS川柳

　首位対決というのに、先発は久しぶりの若手。シロウトでも試合前から「こりゃアカン」。ブルペンの台所事情は知らないが、意地もないのか。

　ノラリクラリの下柳にかなわない。（高給取りズラリの）打線がポーン、ポーンと打ち上げる。関本始め必死のトラの方が挑戦者だ。監督をOB以外から起用する。最低、この位をしないと。パ6球団中,OBは西武のみ。パの方が元気だ。

　▽マケインの選んだ副大統領候補にビックリ。元ミス、子供5人、と話題満載。オバマ・バイデンのオッサン同士より、よほど新鮮だ。この候補、もうチョット資料を見たいが、当ブログはマケインの勝ちと早々断言…したい。

　▽ MBS川柳今週の特選5句＝30日早朝のラジオから。

　常連の名前聞こえて元気知る=負けないゾ。　　　　　
　オリンピックすんで夫婦の会話無く=当方なぜか会話有るんです。
　蝉も蚊も孫も遠のき秋近し=さぁ充実の秋（とき）。　　
　どう秋を知るやら今朝の虫の声=気候と虫、ニワトリと卵。　
　ボツ酒場繁盛しすぎ立ち飲みに＝ママ見えない、どこにいるの？

オバマ演説、クリントンに敗れたり/特別求人（女性） 客の接待多し・食べ放題、刑事責任なし

（2人の演説をざっとヨコ、いやタテ読みした印象。歴史に残るあのI have a dreamのキング牧師に遠く及ばず。クリントンのメリハリに軍配上がる。選挙の今後は？）

ナゾのような職種！　我が国ではなく、かのネパール＝ロンドン・タイムズ（24日付DailyYomiuri）、ほか。

伝統のliving goddessで200年以上、王の交代を認める役割も。押し寄せる多数の巡礼者を接待する。

思春期になると地位を離れるため、後任を10月までに決める。現政権がこの制度に否定的なため、最後の将軍ならぬ、最後のliving goddessになりそう。

関門は高い。アヒルの声、完ぺきな肌などなど32項目の要件がある。年齢制限は2-4歳。給与、国籍条項などは不明。問い合わせは現地か大使館へ、どうぞ。

星野批判全開/尼僧のミスコン中止 アイデア神父さん挫折/清貧歌人「格差くたばれ」

　（文春、新潮に朝日までと各週刊誌が星野批判。星野礼賛は亀田兄弟をもちあげるほの不適切）ナポリ近郊の神父Rさんが提唱したミスコンは来月オンラインで始まる予定だった。

　水着ダメ、頭部を隠すかどうかは自由、という条件で写真を掲載する、と…＝AP電（28日付DailyYomiuri）ほか。

　inner beautyを重視し、宗教者の日常を紹介するのが狙いといい、多数の参加希望があった。ところが、過剰？な期待を寄せるメールなどが殺到するなど、大騒ぎ。

　地獄に落とすぞ、と脅しのメールまであり、Rさんは企画を断念したそうな。お堅い皆さんは、どこの社会にも多い、という教訓。

　▽「独楽吟」＝幕末福井の歌人・橘曙覧が「たのしみは」と日々の喜びを謳う。

　「たのしみは百日ひねれど成らぬうたのふとおもしろく出できたる時」
　＝締め切り間際にオモロイのが浮かぶ。川柳をひねるおじさん、よーく分かる。

記者リストラ、他人事ですか 米地域紙の場合

メイン州P紙ワシントン支局のK記者は6月、自分が必要でない、と社から見られているメールを偶然目にし、ガク然＝ワシントン・ポスト（27日付DailyYomiuri）。

その3日後、半世紀にわたる支局を閉鎖するとの決定。「荷物をまとめよ」という電話連絡だけで職を失った。議会専門紙を経て転職後、わずか半年だった。

議会を中心に5年取材した経験があり、地元出身の議員、知事とも付き合いが多い。500人余の読者しかない組織から、平日7万の読者の新聞に移ったプロ。

転職の面接では迫る大統領選について、熱く語り合ったし、リストラをうかがわせる雰囲気はゼロ。が、社はリストラを4回繰り返し、とうとう自分の番を迎えた。

　クリントン、オバマ両氏とも直接インタビューも出来たし、誇りを持っていた。失職はショックだった。

　割り切れない思いのまま、フリーで活動しているK記者。読者、地元選手の議員双方の欲求に誰が応えるのか、と疑問が消えない。K記者の健筆が今後見られるだろうか。

避妊ピル使用でマッチョ好きに 免疫へ影響も 英大で研究

　医学モノに欠かせぬ数字が不足なのは承知。が、マッチョ位ならともかく、免疫まで関係してくると＝ロンドン・タイムズ（24日付DailyYomiuri）。

　リバプール大が、女性97人（pill使用期間にバラつき）を調査した。ポイントは、男性がベッドで身につけたT－シャツのにおいを嗅ぐこと！

　すると、自分のgenes（正確にはMHC genes）と似た男性にひかれる傾向が見られた。これはネガティブな結果を生じかねない。

　異なるgenes持つ同士によってこそ、不妊・流産のリスクが低く、生まれる子供の免疫も病気に強い。が、pill使用者は、たくましい容貌の男性にひかれるようになり、ついには人間関係のbreak-down（破局）にもつながる。

　研究者の常で、同大のロバーツ氏は簡単に大胆な結論を出してはいないが、pillが使われだして半世紀近い。こうした芳しからぬ調査結果を軽視してよいものか。

　当方ピルを使用する環境にない！ので、実感は持てない。長期間の使用者には、なにがしかの感想はあるのでは。

NHK事実言おう もう一つの惨敗・室伏/星野監督まるで子供か

　NHKの閉会式中継であきれた。IOC委員に選ばれた海外のメンバーを紹介しながら、我が室伏選手が見事！落選したことを触れずじまい。

　（あきれ返り、本業の英字新聞チェック成らず。ゴメン。）

　非常識といえる扱いだ。受信料に値せず。（元）選手から委員になる選挙（改選4人）に立候補したのは29人。室伏は15番目の票数で惨敗だった。

　我が国として、松岡修造、荻原健司両氏に次ぐ挫折。トップ当選はなんと韓国テコンドー氏。ここでも韓国に敗れたり。「室伏選手は残念」と一言欠かせまい。NHKよ、なんのための機関か。受信料払わぬ。

　▽ 25日付日経35面、記者のコメントにビックリ。韓国戦に惨敗した日の会見で、星野監督について「スポーツマンシップに欠ける態度」と評している。ただならない表現だ。各紙のサイトで見る。韓国側から出た、不調の岩瀬をなぜ起用する、とした質問に答えたようだ。「おれのやり方。韓国が勝ったからいいだろう」と。子供以下の対応、といえよう。人間の真の姿は、ときに垣間見えるもの。「疾風に勁草を知る」（風が強くなると、強い草かどうか分かる）という言葉を思い出す。

　＜次回予定は「ピルまだ使いますか」　英大学でトンデモ研究結果＞

究極の誘拐防止 体内に“GPS” メキシコ/究極の清貧・幕末歌人

このGPSは米粒ほどのチップで、腕の皮膚と筋肉の間に”注入”する。お値段は?=22日付ロイター電ほか。

本体約40万円、ほかに年20万円の費用がいる。緊急のさい、信号を発して位置を知らせる仕組み。

メキシコはイラク、コロンビアと並ぶ誘拐多発国。昨年だけで6500人の被害者が出た。2004年から3年で40%も増えた。middle classの間でも広がっており、メーカーのXega社の売り上げ台数は今年13%増。

実業家の息子（14）が先ごろ誘拐のあと殺害されており、国民の間で政府に対策強化を求める声が強くなっている。もっと安く、命を守れる商品は出来ないか。我が国メーカーよ。

▽独楽吟＝幕末福井の清貧歌人、橘曙覧（たちばな・あけみ）が、たのしみは、と暮らしに喜びを見出す。

「たのしみは小豆の飯の冷えたるを茶漬てふ物になして食ふ時」＝立派な和食。 フレンチなんて○○食らえ。

持ち家の数知らぬマケイン/星野Jメダル無し妥当/泣けますMBS健康川柳

左の大砲いない、故障者ばかり、投打かみ合わず。これでメダルといってもムリ。

仲良し首脳トリオ、というのはまだしも。けが人だらけの陣容ではねぇ。打たれ続けの投手を連投させる事態にいたっては。

▽マケイン氏が持ち家の数を聞かれ、答えられず。だからといってオバマを、とはならない。けれど、そんなオッサンが大統領って！

　

▽MBS健康川柳・特選5句＝本日23日の早朝番組などから。

　余命知る友といつもの無駄話＝人間は1度しか死ねない。　
初投句ボツの扉が開かれる＝末永くどうぞ。　　　　
流れ雲トンボ見ながら歯の治療＝まな板のコイだから。
ボツ酒場かよい続けて二日酔い＝迎え酒いかが。　
夏休み宿題偽装親の作＝そんな宿題なんになる。　　　

番外　<着もしない水着を用意してた夏＞
　某番組関係者の作とか。どうぞご遠慮なく。
　ミズノさん。

ニッポン、強き者は女/米メディア、合理化の嵐 校閲外注や大量リストラ 我が方は?

カリフォルニア第三の部数を誇った新聞O紙、春に大量首切りしたほか、校閲の仕事をインドに移した。

（女性上位！ 事実そのまま。星野J、調子の出ない投手を起用し続け、打たれる。管理職の資格なし。選手、首脳ともにトップ級だけでないのが問題。メダルなしが相当）つい興奮、ゴメン。
　　
　在米の女性（女性です！）ジャーナリストによる「新米記者の奮闘日記」が、皆さん顔真っ青、とリポート。

　歴史のあるロサンゼルスタイムズが記者職150人をリストラする、と発表した直後、シカゴにマイノリティの記者なんと5000人が集合した。

　キング・オブ・リクルートの異名を持つG氏。デトロイトの新聞にリクルーターとして勤務の傍ら、多数の相談に乗ってきたが、早期退職者として社を去るハメに。ロサンゼルスタイムズを去ることになったキャリア豊富なエディターの姿もあった。

　反面、余裕のあるFOX・TVなどは、採用のビラを次々と。なんとも対照的な光景だったそうな。

　そういえば、朝日新聞の利益に不動産関連が大半を占め、メディアそのものはわずか。社長さんが言っていた、とか。我がメディアの皆さん、覚悟はよろしいか。