虚名求めるメディア人間 ホワイトハウス侵入カップル

ネットの世論調査へ妨害が入り、急ぎ中止された件について書いた翌日…今度はホワイトハウスに侵入したカップル＝AP（30日DailyYomiuri）。

　夫婦側の representative (代理人)が、あるTVネットワークに接触したさい、インタビュー番組を持ちかけてきた。ギャラはいくらだったか。

　mid-six figures range を求めていた、という。6ケタ㌦の中ほど。50万㌦ということらしい。 つまり、5000万円ほど。相場を知らないので確たることは言えない。が、よほど世の中をみくびった二人だ。

　メディアによく登場するが、日ごろなにをしているのか。そんな人種は我が列島にも見られる。○姉妹、デ○夫人はじめ、ゴルファーと結ばれるらしい石○（NHKの元有名スポーツアナのジュニアとか）。

　それでも、虚名人は消えよう。元プロ野球監督夫人を見れば分かる。正義の鉄鎚はいずれ下るから。　jｕｓｔｉｃｅ　done 　少々時間がかかろうとも。

　

内閣支持率の世論調査が急ぎ中止 ネットで不正

　鳩山内閣を支持するか、をめぐる調査が中止になった、という。知り合いから連絡があって知った。調査は「きっこ」で知られるブログが主催。

　28日のブログ「緊急のお知らせ」によると…。

　前日始めた調査で、回答が1万を越したあたりから、「不支持」回答ばかりとなってしまった。それまでは、支持率が6割をキープしていたのに。

　現政権を支持しないブログや、掲示板で呼びかけられていたようだ。当方、ネット社会ではヨチヨチ歩き程度で、こうしたケースは初めて聞く。が、不正はネットの多様な場であるのでは。今回、仕組んだ側が、ヨーチックな手法をとっただけと、と思える。

　それにしても、大手の調査にギモンが出だして時が経つ。曰く、固定電話を対象にするのは不適切。曰く、誘導尋問めいてモノがある…。その割に支持率などでは大差ない。どなたか、解明してくれないだろうか。

　「きっこ」は確か、耐震問題がクローズアップされたさい一躍有名に。シコシコと続けていた様子。

　そう、調査の不正に関わった皆さんにお知らせ。ナントカのナントカが小さい。そんなことで世の大事を成し得ませんよ。首相交代はともかく、政権交代はムリ。ウソと思うなら河野太郎さん、山本一太さんに聞いてご覧。

カタカナ言葉の落とし穴 エスコートって/毎日が全国紙でない？

escort といえば、女性をエスコートする程度の知識が普通。でも、トンデモ意味もあることをベルルスコーニという伊首相が教えてくれる＝ロイター電(26日DailyYomiuri)。

　color（色）を好む73歳オジサンだから、scandalに絡む。この6月発覚したおハナシ。昨年秋、首相が多くのprostituteと時をともにした、という。その前後に親密だったという女性が体験をあからさまに著書で暴露した。

　その女性の職業に使われているのがescort。つまり、イベントなどで接待するコンパニオンといったおもむきながら、実際はprostituteとして機能！することもあるらしい。

　18歳という孫同様のgalとの関係がバレた直後でもあり、世間もあ然としたものだ。山拓、中川…と我が方も人材には事欠かないながら、首相クラスには多くはない、ようで。

▽毎日が共同再加入へ；朝日新聞が今朝報じているらしいが、いよいよ、かという感じ。毎日といえば、優れもの記者を輩出している。関心を持つ者として、多くを学んだ。経営がオソマツなのが痛い。思い出を含め、いずれまた。

米有力紙、国内支局を閉鎖/歴史とは忘れ去ること 京都・乃木神社にアゼン

ワシントン・ポストが支局閉鎖ー。見出しに久しぶりビックリ。シカゴ、ロス、NYと remaining　bureaus （つまり残党！）を廃止する、と＝ロイターなど。

　3支局のトップは今後ワシントンで勤務するが、他のstaffは　let　go（クビ）。同紙はweb　siteで数人をlay　offしたばかり。

　10年ほど前か、関西の大手各紙が大阪府下の出先を大胆リストラしたは良い。が、一旦重大なコトが起きた場合、地元に詳しい者がおらず、難渋したのだとか。損して得する、というのは、この世にもうないか。

▽忘れられた「乃木大将」
　
　（お断り；宣伝・逆宣伝にあらず）　過日、京都・伏見の乃木神社を初めて拝見。あの世の乃木さん、さぞかしボヤいていると思う。ほぼ無人状態（戸締りはしている）に近く、、資料館、旧司令部＝旅順から移築＝と、いずれもホコリをかぶっている。説明書など消えかかり読みにくい。1916年、関西の事業家が私財を投入した施設とか。

　戦後の民主教育！さらに京都で革新府政（こんな言い方ありました）が長く続いたことも、“幽霊屋敷”化に拍車をかけただろう。歴史に対し、どういう立場を取るにせよ、事実は事実。乃木さん抜きに明治は語れない。大先輩を粗末に扱っていいハズはない。

　ちなみに、神社奉賛会の顧問に野中、谷垣などという名が見えた。今さら乃木さんなんかに、構っておられまへんでしょうね。

　ホコリをかぶった資料館といえば、三重県玉城（たまき）町にある村山龍平記念館も同様だ。朝日新聞創業者で知られる。当方が訪ねた10余年前の経験だが、ひどい状態。村山家は無論、同社関係者も永らくご無沙汰とみえましたね。

食糧不足の解消へ決め手！ アフリカに企業殺到/愛される宮内庁を

アフリカのイメージが変わりそう。食料生産に企業が殺到するのはエチオピア。いまのところ、サウジ、インドなどが目立つ程度だが＝ワシントン・ポスト（25日DailyYomiuri）

　過去2年で外国企業の手で農地に化けたのは、ざっと米ネブラスカ州分くらい。進出する側には、肥沃で広大、水もあり、人件費が安いといいことずくめ＝栽培しているのは、cornだけ挙げられるだけで、こんな点はおおらかですね。

　現政府は他国から支持を得たくて、農地を出している、と批判もあるが、一方には国連FAOがよってたかって会議を続けてもなんにもならない、という声も。

　ただ、現地の人間は農地を所有出来ないよう。働く多くは子どもで、稼ぎは日にわずか70㌣ほど。中国系企業なら（ここでも中国系）、数倍の収入が見込まれ、その日をじっと待つ者も多い。

　食糧不足が一気に解決するはずもないが、こうした動きは国内メディアで報じられることは殆んどない。

　▽事業仕分け、宮内庁は？；疑問を持ったのは、京都・伏見の明治天皇陵、桓武天皇陵一帯を歩いたとき。案内の類が見当たらない。訪れる者は地図を複数抱える必要に迫られる。宮内庁は自ら管理するゾーンに門外漢が来るのを歓迎しないらしい。○○陵まで××㍍と明示すれば済む話。
　宮内庁で他の経費はどうなっているか。国民の殆んどに示されていない、などとここで言うのではありません。

MBSにお尋ね 出演料は誰が持つの

　タレントの出演料は誰が払う？こうした疑問を（関西で）超有名な浜村淳の「交遊抄」＝23日・日経文化面＝で持った。

　西川きよし元参院議員と続く40年余の交際を綴る。友情あふれる内容はともかく、最後の部分に？が。近年、毎土曜日に浜村主演！のMBSラジオに出演を欠かさない西川に対し「正式なギャラはない、薄謝で出てもらっている」という。

　MBSはギャラを払っておらず、薄謝は浜村個人の負担という意味か。ラジオの雄は関東のニッポン放送に対し、関西はMBSのハズ。なんともケチくさい話だ。
　
　そこで思い出す。参議院・山本一太議員の体験。東京であるTV（局不明）に出演後、タクシーで送ってもらった。目的地まで行くべきところ、途中に延々道草を食い、費用がかさんだ。局側にお詫びtelをしたところ、涼しい顔で「ドンマイ、ドンマイ」。ただ、今度から事前に断ってください、と。つまり、出演者がタクシーを我が物顔で利用するのは、ギョーカイでは当たり前らしい。かたや、自腹で出演料を払うおヒトもいるのに。近年の民放の窮状、さては原因ここに！

乳がん手術も安心！ 豊乳よ再び、英で治療へ/生まれ変わった近鉄難波駅

女性の夢実現へ、また一つ。乳がん手術後に豊かな胸が…。ロンドンの病院で来春から6人が治療を待つ＝ロンドン・タイムズ（22日DailyYomiuri）。

　豚、マウスの実験から成功が見込まれる。8か月後から効果が見られそうで、小さい胸に悩む人たちにも朗報にも。

　拡大といっても、従来のシリコンを埋め込むのでなく、皮膚の下に埋め込まれた乳房型のscaffold（足場）を脂肪組織をfillする。

　（詳細は、当方♂なので遠慮します＝記事に不明な点があるので言い訳？）

　London Breast Institute and St George's Hospitalでチームを組むのは豪の医師らで、倫理委員会のOKを取っている。

▽日本をほめよう！；21日、久しぶりに近鉄難波駅を通りかかると構内に駅ナカなどが目立つなど面目一新。阪神電車と、つまり神戸・三宮とも直結するという、画期的なことがあったのだから、当然か。タダで休憩できるスペースも2か所計30人分ほど見えた。わずかでも前進として拍手。パチパチ…。
　

友愛的？強行採決 支持率ガタ減りへ 鳩山さん、アノ元首相並み

　民主政権はともかく、鳩山政権は短命。そう思えるあっという間の強行採決だ。今週末、世論調査で支持率は急降下するのでは。

　（あまりの極端さに、本業の英字新聞チェックを忘れそう。スミマセン）

　就任直後に強行、というのはこれまでなかった（だろう）。オバマに見られるようにフィーバーは冷めるのが早い。有権者の多くは政策・公約に期待したのでない。「いいかげんにしろ、自民党よ」ということのはず。それが、こうした自民以上のエゲツなさ。

　丹後の田舎で、じいさん、ばあさん達当初から言っていた「金持ちのボンボンやからアカン」が、的を射そう。加藤紘一らの小沢隠し、鳩山隠しに過ぎない、という言い草、イヤ失礼、言い分が説得力を持とう。

　某有名ブログのクイズ。「私は誰でしょう」。

　大富豪一家生まれ、総理大臣を務めた偉大なおじいさん、留学経験、発言にぶれ、おいしいものを食べ歩く、などが特徴。

　答えはなんと「鳩山首相は、漢字が読める麻生前首相である」　絶句。

されど強し紙メディア ウーマンライフ奈良版に共感 ネットメディアに負けるか

田英夫氏の死亡を伝える各紙のオソマツ（毎日を除く）を嘆いたら、今朝の折り込みに我が意を得た。

　奈良に本社を置くウーマンライフのコラム。そう、年は取っても！紙に限る。イベントなどで集まる読者の行儀がベスト、とスポンサーにほめられるとか。

　コラム氏はいう。新聞に折り込むというのは、対象に健全な生活を送る読者が多いはず、と。パソコンに多くを頼る層では、そうはいかない。物騒な事件を起こすのはパソコン派だろう。

　そういってコラム氏は断言する。紙メディアにはまって犯罪に走る人間は少ないはずだ、と。当ブログ思い出した。メディアによって読者層は違う。求人広告でも、A紙、B紙。購読する新聞によって応募者の質が違う。皆さん、胸に手を当てて考え直しましょう。

合格は毎日新聞だけ キャスター草分け・田英夫死す

（敬称略）ジャーナリズムの大先輩、田英夫が亡くなった。各紙はどう書いたか。結論からいって合格は毎日だけ。

　なぜか。田がニュースキャスター（TBS）の草分けなのは周知のこと。それをやむなく辞したのは、1960年代、米の意向を汲んだであろう当局からの圧力が原因のハズ。ベトナム戦争を推進する米側に好ましくない報道をしたからだ。

　この点に触れたのは毎日だけ。触れなかった他紙はなにも書かないのに等しい。田の古巣・共同通信記事にも見えず。触れないのは「骨なし」だ。2010年にもなろうという今、田のそうした事情を心得ている現役スタッフはいまい。事情を知らない「青」につたえるのは「老」の責務だろう。

　田クラスなら、死亡記事の準備がもともと出来ている、のだという。ならば、各社の価値判断がハッキリ出る。社会党、社民党…いまや、影の薄い存在。少数派・田なんて…。まさか、そんなことを大先輩に向かって思ったのではないでしょうね。