新機軸か-あらたにす/ニッポン放送に大和より拍手/これで冷え知らず-ためしてガッテン/MBS川柳

　ANY（朝日・日経・読売）による新サイト「あらたにす」始まる。社説、書評が一気に読めるのは有難い。こうした勝ち組？連合の一方、毎日・産経とも昨秋からサイトを拡充し、人気とか。そこで「あらたにす」に、お願い。

　朝日は、下がる一方らしい信頼感を取り戻し真の「天下の朝日」を。日経は、近年の社内スキャンダルを自ら解明して欲しい。読売は、販売面での訴訟について情報公開を。
　
　1月31日スタートというのは、なんとも中途半端。なにか原因が。新・大阪市長風に内部については、積極的に情報公開に務めて欲しい。

　▽「農薬と 疑惑を包む ギョーザかな」（MBSはやみみラジオ）　
昨年秋か、MBSはやみみラジオで紹介されたケース。神戸で惣菜屋さんが店を閉じた。原因はコスト高。材料として頼っていた中国産が、客に敬遠されるので国産に切り替えた。コストなんと3倍で、やっていけなかった。

　▽　ハンドBの決戦途中、ためしてガッテンに浮気。結論、冷え対策は蛋白質に限る。動物性に抵抗ある向きは、大豆で植物性蛋白を。納豆、豆腐…。番組では、極端な冷え性に悩む主婦が2-3日、蛋白質重視のメニューに変えただけで効果歴然という例が紹介されていた。（ハンドBは前日同様、音声をニッポン放送ではるか大和の地でキャッチ。ありがとうニッポン放送。

　＋＋＋という訳で、本日は英字新聞チェックなし。＋＋＋

低姿勢？中身なし？ブッシュ演説/ニッポン放送に拍手-ハンドボール/MBS川柳

　ブッシュ演説にはa　period　of　uncertainty　不安の時期、などと正直な表現があり「お茶の間でもconcern　about　our　economic　future」と、大言壮語は聞かれない。伝える外電もどこか、シラケている＝30日付DailyYomiuri・AP電など。

　経済面を除いて、断定口調はAl－Qaida is on the run in Iraq.アルカイダはイラクで逃亡中、くらいか。

　就任以来、多事多難だったというのには、こう言う。
our country has been tested in ways none of us could have imagined 「だれもが予期しなかったような事で試練に立たされた」。どこかの評論家風にも感じられる。

　AP電では、野党民主党で真っ先に議場に現れたのはあのオバマ議員。ケネディ議員を従えて。まもなくヒラリー議員が姿を見せ、ケネディ議員と握手した。このとき、オバマ議員はプイと横を向いた、と。

　余計なことをしでかして、難題ばかりだ。任期が来て、ハイサヨナラか。行間から伝わるのは、そんな雰囲気だ。

　▽　守れず、攻められず、ミスばかり。なんて言っちゃイカンか。スポーツは良き師、を再認識。中東の笛がなければ、ハンドボールそのものと、スポーツ界の真実を知ることがなかった。unfairなのは、スポーツ界も！それを証明するのに功績大なのは、DVDを広く提供した韓国勢らしい。音声はニッポン放送でenjoyした。同局の英断に拍手を送る。

　▽　時事川柳
「欲しいのは　道路でなくて　工事でしょ」　モメる国会の本性をズバリ（オーマイニュースから）
「病院に　行くたび違う　カゼもらう」(MBSから)

高給求人「フリーランス5000㌦」 仕事は？/ブッシュ最後の演説

webのfreelanceカテゴリーにある、漠然とした印象の広告に3人が応じた＝29日付DailyYomiuri・AFP時事。

＋＋＋ときに、ブッシュ演説、いつものように衛星放送副音声！で聞き（取れたかな）　印象はアジア不在ということ。勿論、Japan　passing。Japanは1回も聞こえなかった（と思う）。ペロシ下院議長、民主党席が手を叩かなかったのが目立つ。情勢にpositiveな点ゼロ、では当然か。そうした大統領と親密過ぎた、日本のトップや政治の責任を思う。演説ではcome,work,meetといった中学校レベルの動詞を多用する。多年感じている「中学英語は素晴らしい」を痛感。30日の紙面で詳しく見よう。＋＋＋

　本題に戻って。広告したのは米ミシガン州在住の女性Marie（46）。のち、応じた一人に、Marieは仕事の中身についてeradicateすること、と打ち明けた。

　targetはカリフォルニア在住の女性（56）で、その住所や年齢、職業を明かしたうえ、eradicateとは、と聞かれMarieはmurderのこと、と答えた。

　裁判資料では、狙われた女性はMarieのboyfriendの妻。つまり、邪魔者を殺して欲しいという趣旨の求人だった。

　被告が法廷になぜ引きずりだされたか、は不明。このニュース、他のメディアに見当たらず。5000㌦という額は、いまの米で高いか、安いか。広告に反応した一人は、freelanceでなにかを書く仕事と思い込んでいた、とか。

学費稼ぎs○xで 仏学生の体験記に非難/新知事に1句-MBS時事川柳

　パリの学生Lauraさん、体験記My　Dear　Studiesを出版した。Uglyだと非難も上がったが「学費を払うには、やむを得なかった」と意に介さない＝27日付DailyYomiuri・ロンドンタイムズ面。

　電話セールスのバイトを週15時間やっても、hungryなのは解消せず、働く両親は援助する余裕がない。バス、電車はキセルでしのぐ。

　学生歓迎の文字につられ、その道に入った。最初の客50男は彼女をwatchするだけで、365㌦払った。収入は1回600㌦にもなった。

　が、いまはレストランで働く。たんなるmoney　relationshipでしかなく、difficult　to　rebuild　oneself　afterwardsだった。いまはdifficult with boys。だから、後戻りはしない。

　全国で彼女のようなケースはramnpant (spreading everywhere=はびこる)でなく、仏警察は2万くらい、と見ている。

　＋＋＋ところ変ってラスベガス。MissAmericaになったミシガン州の19歳Haglundさん。歌ったのはなつかしや「Over　the　Rainbow」。近ごろのギャルがこんなオールディーズを歌うとは＝28日付DY・AP電。＋＋＋

　▽MBS時事川柳＝はやみみラジオから。
「笑うのか　笑われるのか　大阪は」　
子供が笑う大阪をめざす新知事誕生。3人続けて落第知事はない、かなぁ。

新聞に（大きく見え）ないニュース 上海進出企業の移転 小さい？チャイナ（中国）リスク

　小さな記事にビックリ。26日・日経朝刊9面の一番下の段に「ハウス食品など　上海工場を移転」の26行。立ち退きを求められた10社には、進出直後の企業も含まれ、中国リスクの典型として注目されていた。

　嘉定区の問題の地区に進出していたのは53社（中国側の説明）。10社中、神戸製鋼、クレハも移転が決まった。という。

　日経の扱いは、「前文だけ」と見る。続いていたハズの長い本文がボツでは。他の7社の動向は触れられず、不明だから。3社のHPにも見当たらない。各社にとって取るに足らない、ささいな事か。

　この関連、他の我が列島メディアに見当たらない。五輪の影を感じるのは当方の誤解か。7月はサミット、8月は五輪。いずこも当たらず、触らず…。

　＋＋＋という訳で本日、英字新聞チェック休み。仏にs○x稼業で学費をまかなおうとした女子学生あり。その後の彼女は? 次回に予定（予定です）。＋＋＋

不況・不景気どんと来い 恐れるに足らず ビル・ゲイツも悩むけど/新語？「近居」とは

　大変だ、の世相。いまにも日本（地球か）が沈没するかのようだ。かのBillGatesは、capitalismのshortcomingsに我慢できなくなっている、とか。

　ただ、ご本人はbest　economic　systemとしてのcapitalismをあきらめたのではなさそう。南アで病気と貧困の現状を目にしてガク然、思いは貧富のgapを埋める法kinder　capitalismはないものか、と。

　石油ショックはじめ、各種の困難を乗り越えてきた（つもりの）者はいう。「案ずるより、前進が易し」。

　第一次石油ショックのさい、昭和ひとケタ生まれは、なんと言っていたか。「戦後の蓄積も、これでパーだ」。が、結果はパーどころかだ。成果の分配は大いに問題ありだが。

　いえるのは、大げさなモノの言い方はウソに近い、ということ。国債の問題で「タイヘン、タイヘン」とばかりに連発した書き手がいるが、日本の国債の場合、買手が日本人であることを軽視していた。暴落、即脱出というわけではないハズ。

　もうひとり、あるエコノミスト。円相場の見通しを聞かれ「110円が半年くらいで80円に」などとノー天気に。将来を確信ありげにいうおヒトには、マユになにかを付けよう。

　＋＋＋「近居」なる言葉を初めて見る。マンションの折込広告に「プライバシーを守り、いざとなったら助け合う…」とある。ナットク。複数世代が同居できるような住宅に住める訳なし。親子でも、うっとうしい事もある。Gooで見るとヒット7000件を越す。日ごろ注意を払ってみる折込広告。案外（失礼！）得るところがある。見直した。隣居とも言うらしい。+＋＋

知ってる？ ヒラリー大統領の夫 被害者らが語る/MBS川柳

　ホワイトハウス研修生とのスキャンダルで、かつて弾劾寸前まで追い込まれたクリントン氏。いま選挙応援に忙しいが、関係者（ほとんど女性！）の今は＝ロンドンタイムズ（20日付DailyYomiuri）。

　P.Jonesさん（41）。アーカンソー州知事時代に、セクハラを受ける。3人の子。不動産会社に勤務。選挙でクリントンに一票は入れない。

　K.Willeyさん（61）。ホワイトHでセクハラ被害。先ごろ、回顧録を出版した。リベンジではない、スキャンダルに巻き込まれた体験を語りたい、と。

　L.Trippさん（58）。研修生の電話を盗聴。整形手術し、別人の名をかたることもあるらしい。

　その研修生M.Lewinskyさん（34）。ロンドンの大学で博士号を取ったが、公の場に一切出ない。友人によると、ヒラリーが落選すれば、ご本人にとってベスト、と言っている。

　名前の挙がるのはまだまだいるはず。夫人には欠けているpeople skill（人たらし？）のなせるわざか。ご本人、TVで見ると、グンとお年を召して別人の感。大丈夫か。

　▽MBS川柳（1月のベスト3）＝はやみみラジオから。
　「暫定の　意味は何かと　子に聞かれ」　
　三百代言というから、300年をさすのでは。
　「郵便局　いつまであるかなぁ　ふるさとは」　
　小泉・竹中組に聞こう。
　「ナショナルの　照らした時代　消えていく」　
　関西色またかすむ。

景気心配ない 某大統領が約束！/MBS川柳

国会議員らに断言　効き目ある十分な規模の対策出来る、と＝24日付DailyYomiuri・ロイター電。

悲観論ばかりの近ごろ、たまにはpositive(ノーテンキ?)なコメントを。ほかでもないBush大統領。

I believeと始め、we can find common ground to get something done 「対策を実行する、共通の基盤があろう」

　どんな基盤？　that’s big enough and effective enough so that an economy that is strong gets a boost (中略) 「強い経済がさらに向上するために、大きく効果のある基盤」

大統領はすでに、1500億㌦程度のプランを示しているが、それにはこだわらない、とか。Bush was not closing any doors on negotiations　「協議のためには、どんなドアも閉じない」　ドーンとデカい事あるかも。

▽MBS川柳＝はやみみラジオから。
　　「給料は　暫定のまま　上がらない」　経団連は早速けん制球
　　「KYの政治家 格差広げてる」　　　　総理はじめ、まるで他人事

不況は人間をヘルシーにする タバコ減り、運動増える／エネルギー自給論の虚実⑤/MBS川柳

　不況で心臓病が悪化したケースを戯曲にし、ピューリツアー賞に輝いた例がある。が、研究によると、不況は人間をヘルシーにする、という＝23日付DailyYomiuri・ワシントンポスト面。

　失業率が1％上がると、死者は年に14000人減る。これはノースカロライナ大での研究。

　生活習慣の変化がその原因として大きいが、活動がにぶくなるので事故が減り、病気をうつされることも少ない。

　主な死因トップ10のうち、増えるのは自殺のみ。他は、心臓病による死者さえかなり減る。不況バンザーイ！

　　▽エネルギー自給論の虚実⑤「米国内の供給を安定させる」?
　　　　　　＝ワシントンポスト紙（16日付DY紙）から。
　2005年のカトリーナを振り返る。直後、輸入原油は不足気味だったのに、あっという間に5割はね上がった。ベネズエラ、オランダはじめ、各地から届いたのだ。要するにglobalのエネルギー市場はglobal。この一語に尽きる。
We are woven in with the rest of the world-and going to stay that way.　世界じゅう互いに組み込まれている、という状態は変わらない（終わり）。

　　▽（久しぶり）MBS川柳＝はやみみラジオから。
　　　　いずれも註不要。
　　　「白鵬よ　安馬の研究　甘かった」
　　　「寒いぞー　外も株も　経済も」
　　　「見守って　また見守って　また先送り」

なんと機内 s○x 体験明かす大胆派も/エネルギー自給論の虚実④「イスラム圏の改革」?

仏大統領が、別れたばかりの女房にwoman-chaserとののしられる時代。でも、こんなデータとは。豪の旅行者は12％がin-flight で経験済み、50％が「経験したい」＝AFP、ロイターなど。

これは、豪の旅行社が約1100人（性別、年齢不明）に聞いた結果から。残り40％強はcramped and smelly toiletなんてstyleじゃない、と。ホットする数字。勿論、正直な回答ばかりなら、が前提。

昨年、豪カンタス航空のflight-attendantが英俳優とビジネスクラスのトイレで敢行しクビに。のち英メディアで大胆発言「サイコーだった」。

▽エネルギー自給論の虚実④＝ワシントンポスト（16日付DY）
「エネルギー自給でイスラム圏を改革」

　wall of energy independence を作れば、石油価格が下がり、イスラム諸国の経済、教育ともにオープンになる。これはN.Y.Timesのコラムニストの言い分。
残念、1986-2000と長い間、石油は1バレル11㌦と、安値が続いた。が、なんの効果もなかった。wall of…なんてtheoryはcompletely failed。