中国の高度成長はウソ 民主主義なき国の統計、信頼出来ず 日経インタビュー

産経なら、こんな内容あたり前？ でも、だれも本気にしまい（失礼、永らくご無沙汰デス）。それが日経に堂々と＝1日付朝刊。
　
知名度の高い知識人がインタビューに答える「世界を語る」。1日は、米経済学者レスター・サロー（MIT名誉教授）。
　
見出しにある「米中心の秩序変わらず」はともかく。GDP統計を扱う者が指導者に首根っこを捕まえられる国の統計なぞ信用出来ぬ、と断言。しかも、これは、中国を念頭にしている。つまり。
　
年率10％という中国の経済成長は都市部だけ。地方に住む9億人にはゼロ成長。地方を含めると、3㌫程度という。
　
日経は、ボロカスに評された中国側の反論を掲載して欲しい。それは議論の進化を促進する、と期待する。ともかく、統計を扱う者が指導者に首根っこを捕まえられる国の統計なぞ信用出来ぬ、という常識的なことが、広く読者の前であからさまになるのは異例だ。

＜日経サン、お願い＞ 堂々と1㌻を費やす企画にインタビューを受けるオッサンのfull nameくらい明記して下さい。おかげで当経済オンチは、Lester C．Thurow と分かりましたが。