えっ、とビックリそして、しばし沈黙。ベトナム戦争報道で、外電の毎日と名を高らしめた大森実氏。
世の常でケナスのは簡単。曰く、センセショーナリズム。北ベトナムの一方的な宣伝に乗せられた(だから、ライシャワー大使からの抗議で、退社した or させられた)。民主党びいき(小沢党でない)。
毎日のチームリーダーとしてまとめた「泥と炎のインドネシア」は当時、若い世代にも受け入れられた。巨象がネズミを踏みつけるような、でも知られざるベトナム戦争を広く知らせた功は大きい。
組織人が組織を離れると、輝きを失いがちだ。(NHKアナがフリーになる例で明白) 大森氏も東京オブザーバーなる独立紙を発行するが、短命に終わった。ジャーナリスト、経営者たり得ず。
古巣が新聞協会賞の常連であることは別として、さぞ氏は歯がゆい思いだったろう。業界・後輩の現状が弱体なことに。彼らのうち、どれだけの数が氏の死に思いを致すか。言い方を変える。あすからの各紙で、大先輩の死にスペースをさくか、どうか。
世の常でケナスのは簡単。曰く、センセショーナリズム。北ベトナムの一方的な宣伝に乗せられた(だから、ライシャワー大使からの抗議で、退社した or させられた)。民主党びいき(小沢党でない)。
毎日のチームリーダーとしてまとめた「泥と炎のインドネシア」は当時、若い世代にも受け入れられた。巨象がネズミを踏みつけるような、でも知られざるベトナム戦争を広く知らせた功は大きい。
組織人が組織を離れると、輝きを失いがちだ。(NHKアナがフリーになる例で明白) 大森氏も東京オブザーバーなる独立紙を発行するが、短命に終わった。ジャーナリスト、経営者たり得ず。
古巣が新聞協会賞の常連であることは別として、さぞ氏は歯がゆい思いだったろう。業界・後輩の現状が弱体なことに。彼らのうち、どれだけの数が氏の死に思いを致すか。言い方を変える。あすからの各紙で、大先輩の死にスペースをさくか、どうか。